緑単ランデス
緑単ランデス
緑単ランデス
さて、前回の犯行予告通り緑単ランデスを構築します。

緑という色も赤に負けず劣らずのランデスの色です。
mtg最初のランデスカードはアルファの≪Sinkhole≫(注:現在は陥没孔という日本語訳がつきました)、≪石の雨≫、そして緑の≪石の雨≫こと≪Ice Storm≫。
残念ながら黒は現在ランデスの役割を降りていますが、赤・緑はmtgの歴史の始まりから現在に至るまでランデスの色だったのです。
それほどまでに(意外にも)緑のランデスの歴史は長いのですね。はい。

さて、前置きはこのくらいで早速レシピを見ていきましょう。

土地 24枚
≪荒地/Wastes≫ 8
≪森/Forest≫ 12
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4

クリーチャー 16枚
≪世界を壊すもの/World Breaker≫ 4
≪絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger≫ 2
≪不屈の追跡者/Tireless Tracker≫ 1
≪ジャディの横枝/Jaddi Offshoot≫ 4
≪ウルヴェンワルドに囚われしもの/Ulvenwald Captive≫ 2
≪死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator≫ 3

ソーサリー 12枚
≪忍び寄るカビ/Creeping Mold≫ 4
≪回収蔦/Reclaiming Vines≫ 4
≪残された廃墟/Ruin in Their Wake≫ 4

アーティファクト 4枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4

エンチャント 4枚
≪彼方より/From Beyond≫ 4

デッキの内容は少し前のスタンダードを遊ばれていた方には一目瞭然、マナクリやファクトで加速して≪世界を壊すもの≫、≪絶え間ない飢餓、ウラモグ≫で相手のマナ基盤をボロボロにするおなじみの構築ですね。
この2種はCIPだけで仕事をする上に本体も無視できないサイズなのが非常にいやらしいです。

≪世界を壊すもの/World Breaker≫ (6)(緑)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたが世界を壊すものを唱えたとき、アーティファクト1つかエンチャント1つか土地1つを対象とし、それを追放する。
到達
(2)(◇),土地を1つ生け贄に捧げる:あなたの墓地から世界を壊すものをあなたの手札に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
5/7

このクリーチャーは≪酸のスライム≫に似たCIP能力を持ち、なおかつ自力で墓地から回収できる非常に凶悪なカードです。
エルドラージであるという点も後述する理由で優秀な要素。

実は現環境は≪忍び寄るカビ≫≪回収蔦≫の同型カード2種が共存しています。
この系統のカードが2種もあるスタン環境は非常に珍しいので、折角だから(というか他にないから)採用しましょう。

≪彼方より/From Beyond≫ (3)(緑)
エンチャント
欠色(このカードは無色である。)
あなたのアップキープの開始時に、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(◇)を加える。」を持つ。
(1)(緑),彼方よりを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからエルドラージ・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

凄く強くなった≪目覚めの領域≫。
マナ加速としては重めではあるものの、末裔トークンの毎ターン生成はかなり強力な能力ですね。
このカード最大の特徴はエルドラージサーチ。≪目覚めの領域≫との最大の差異でもあります。
十分にマナが貯まった後には相手のエンドに≪世界を壊すもの≫、≪絶え間ない飢餓、ウラモグ≫をサーチしましょう。

あなたも今週のフライデーはランデスに染まってみては?
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
赤単ランデス
赤単ランデス
赤単ランデス
mtg史上最もいやらしく忌み嫌われる戦法の一つランデス。
土地事故を起こした相手をなぶるだけという性質上公式にも嫌われ、(条件付きの物ですら)テーロス以降3マナ以下のランデススペルを与えられていません。

3マナの≪石の雨≫を起源としたカード群が大量に必要なこのデッキを組む機会はスタンでは長らく与えられませんでした。
しかしながら現環境では≪火山の隆起≫≪構造のひずみ≫≪塵への崩壊≫≪破砕≫の計16枚のランデススペルが(幸か不幸か)揃っております。

数を数えてしまった以上は組まざるを得ないでしょう。
それではいつも通りレシピをどうぞ!

土地 24枚
≪霊気拠点/Aether Hub≫ 4
≪山/Mountain≫ 20

クリーチャー 4枚
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4

ソーサリー 16枚
≪構造のひずみ/Structural Distortion≫ 4
≪塵への崩壊/Crumble to Dust≫ 4
≪破砕/Demolish≫ 4
≪正気の欠片/Shreds of Sanity≫ 4

インスタント 12枚
≪火山の隆起/Volcanic Upheaval≫ 4
≪ショック/Shock≫ 4
≪蓄霊稲妻/Harnessed Lightning≫ 4

プレインズウォーカー 4枚
≪反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance≫ 4

戦ゼンのランデススペルといえば≪塩まき≫のほぼ上位互換の≪塵への崩壊≫ですが、
≪火山の隆起≫もランデススペル史上非常に珍しいカードです。
このカードは基本土地も対象に取れる4マナのランデスで、かつ"インスタント"という非常にまれなケース。
丁度現環境には≪進化する未開地≫というフェッチがあるのでそれの起動後を狙える唯一のカードと言えます。(正確には≪存在の一掃≫も存在しますがこちらは7マナ、ランプならいざ知らず、通常のランデスデッキで気軽に打てるマナ域ではありません)

≪正気の欠片≫という墓地のスペル回収が存在することも後押しになりました。
≪正気の欠片≫は≪火山の隆起≫+それ以外のランデスカードの計2枚を回収できる凄いカード。
足りないランデスの枠を補ってくれます。

フィニッシャー枠には≪反逆の先導者、チャンドラ≫を採用。
除去、フィニッシャー、マナ加速、[+1]能力による(運次第ではありますが)ランデスとすべての能力がデッキに欠かすことができないカード(というよりこのカードがないと成り立ちません)。

一応除去枠にはフェリダーコンボ対策に≪ショック≫を採用しています。このカードはプレインズウォーカーに火力を飛ばせる点を買っての採用。

どうですか?ランデスの性質上非常に歪んだマナカーブにはなってしまいましたが、近年ではかなり強力な部類のランデスデッキにはなったと思います(ランデスの中ではというだけで決して強いわけではありません)。

しかし、ここまで読まれた方は「近年最強のランデスは≪世界を壊すもの≫採用型のランプでは?」と思われていることでしょう。
今回の型は赤単だったので残念ながら避けることにはなってしまいました。が、やはりランデスを語る上で避けられないカードなのも事実。
よって、次回は緑単ランデスを考察したいと思います。今回もご拝読ありがとうございました。
青単ライブラリーアウト
青単ライブラリーアウト
青単ライブラリーアウト
以前≪連結デックウィン≫(http://lotuspetal.diarynote.jp/201701130154185422/)の記事でも書きましたが、mtgに勝利する方法はなにも対戦相手のライフを0にするだけではありません。

今回の勝利方法はライブラリーアウト。
mtgではライブラリーが0の時にドローをしたプレイヤーはゲームに敗北します。

当然デッキのほとんどは相手のライブラリーを削るカードで構築。

えっ、こんなにLO用のカードがスタンダードにあったんだとなること請け合いです!
それではレシピをどうぞ!

土地 24枚
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪霊気拠点/Aether Hub≫ 2
≪島/Island≫ 18

クリーチャー 12枚
≪躁の書記官/Manic Scribe≫ 4
≪査問長官/Minister of Inquiries≫ 4
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 4

インスタント 9枚
≪不許可/Disallow≫ 1
≪岸の飲み込み/Engulf the Shore≫ 4
≪天才の片鱗/Glimmer of Genius≫ 4

ソーサリー 8枚
≪驚恐の目覚め/Startled Awake≫ 4
≪バラルの巧技/Baral’s Expertise≫ 4

エンチャント 4枚
≪健忘の器/Vessel of Paramnesia≫ 4

アーティファクト 3枚
≪改革派の地図/Renegade Map≫ 3

≪驚恐の目覚め≫はスタンにおいて驚異の13枚削り。しかも条件を満たせば再利用ができるこのデッキ最大のLO用カードです。

≪健忘の器≫はデッキにおいて単なるLO用を超えて重要なカードです。一見貧弱な性能のこのカードは、昂揚の達成兼デッキ圧縮の役割を担っています。超重要!

≪躁の書記官≫もこのデッキにおける最重要カードの1枚。このカードにしかない昂揚を達成するためにデッキを構築するほどの必須カード。
≪査問長官≫のために≪霊気拠点≫≪天才の片鱗≫を採用しています。
≪査問長官≫は近年のLOクリーチャーの中では最強クラスでパウパーのドレッジでも4枚採用されているほどです。
よく≪面晶体のカニ≫と比較をされますが、逆に言えば≪面晶体のカニ≫と比較できるほどのクリーチャーは彼だけ。
≪査問長官≫と≪躁の書記官≫はバウンスによる使いまわしが可能です。
≪バラルの巧技≫と≪岸の飲み込み≫で盤面をリセットしながら上記のLOクリーチャーを回収できるのが強みと言えます。(クリーチャー化している≪驚恐の目覚め≫も回収して唱えられます!)

1枚だけ入っている≪不許可≫はLO使いにとっての憎いあんちくしょう≪終わりなき時計≫への対策。≪即時却下≫≪否認≫と共にサイドボードから増やすことも検討するべきです。

≪歩行バリスタ≫や多めの≪進化する未開地≫は昂揚の達成用に採用。

LOの宿命で相手の昂揚を加速させてしまう点だけご注意を。それでは次回もよろしくお願いします!
テゼレット使いはコントロールの夢を見るか
霊気紛争で新登場した新しい≪テゼレット≫。
今までの≪テゼレット≫2種は強力なアーティファクト関連の能力で常にスタンダード環境で活躍してきました。

最初の≪求道者テゼレット≫は[+1]と[-X]能力を生かして≪時の篩≫を利用したエターナルブルーで採用されていました。

≪ボーラスの工作員、テゼレット≫はそのまま青黒テゼレットという名前のデッキが組まれるほどでした。


今回の≪テゼレット≫は前評判の時点では、前2種程は世間からあまり高く評価はされていません。
ですが、腐っても≪テゼレット≫。
今回はこの≪策謀家テゼレット≫を中核に据えたコントロールデッキを考察していきましょう!

土地 24枚
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey≫ 1
≪島/Island≫ 6
≪詰まった河口/Choked Estuary≫ 4
≪沼/Swamp≫ 5
≪窪み渓谷/Sunken Hollow≫ 4

クリーチャー 9枚
≪奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk≫ 2
≪商人の荷運び/Merchant’s Dockhand≫ 4
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 3

スペル 17枚
≪不許可/Disallow≫ 4
≪金属の叱責/Metallic Rebuke≫ 4
≪餌食/To the Slaughter≫ 2
≪革命的拒絶/Revolutionary Rebuff≫ 1
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 3
≪否認/Negate≫ 1
≪バラルの巧技/Baral’s Expertise≫ 1

アーティファクト 7枚
≪予言のプリズム/Prophetic Prism≫ 4
≪金属紡績工の組細工/Metalspinner’s Puzzleknot≫ 3

プレインズウォーカー 4枚
≪策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer≫ 4

まずは新テゼレットの能力からみていきましょう。

≪策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer≫ (2)(青)(黒)
プレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:《エーテリウム電池/Etherium Cell》という名前のアーティファクト・トークンを1つ生成する。それは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい。
[-7]:あなたは「あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールするアーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。」を持つ紋章を得る。
5

[+1]
スタンダードで禁止カードにまでなり、あのヴィンテージでさえ制限に指定された≪水蓮の花びら≫を生成する能力。忠誠度を上げながら毎ターン≪水蓮の花びら≫を作る、強い?
現代の青黒という色の役割を考えると非常に珍しい能力です。
[-2]
除去としてもパンプとしても使用できる汎用性の高い能力です。
本人の初期忠誠度5という高さにより素で2回まで撃てるという点を考えると、状況さえ整えてあげられるなら一番強い能力と言えます。
[-7]
紋章の性質上一度盤面をリセットされた後にも継続して打点を出せる点がうれしいですね!霊気紛争からは特にアーティファクトへの全除去≪領事府の弾圧≫が登場するので意外に強いかも?

≪テゼレット≫との相性のいいキャントリップ付きのアーティファクト達も採用しています。
キャントリップのおかげで出しただけでも最低限の仕事をする点が[-2]への布石として優秀ですね。

また、≪テゼレット≫を守るためのカードも満載です。
≪不許可≫はスタンダードのコントロールプレイヤーにとっては、まさに待ち望んだ1枚でした。
長らく優秀なカウンター呪文の不足に悩まされてきたコントロールにとっては久々の豊作。
当然今回のデッキでも採用です。
≪金属の叱責≫はこのデッキでは多くの場合≪マナリーク≫の上位互換として働きます。
こちらの先手5ターン目に≪テゼレット≫を出し、返しにカウンターを構えられるというのは非常に強い動きです。

≪金属紡績工の組細工≫の生贄やフェッチ、≪歩行バリスタ≫も採用しているので≪致命的な一押し≫も討ち漏らした相手への除去として十全に機能します。
≪餌食≫と併せて対処できない相手は少ないでしょう。

今回の≪テゼレット≫デッキはどうだったでしょうか?決して弱い面ばかりではないので、前評判を覆して意外な活躍をしてくれるかも?今回もお付き合いいただきありがとうございました。
エイトグ再び
エイトグ再び
エイトグ再び
ドミナリアではゴミあさり。ミラディンでは猛獣。

かつての(あの悪名高い)ミラディン期に再録された≪エイトグ≫は、豊富なアーティファクトを餌に≪グレ神話≫で大暴れをしました。

同じアーティファクト次元のカラデシュブロックには世界観の都合か、残念ながらエイトグは再録されませんでした。
しかし、≪貪欲な侵入者≫という世界観に合わせた同型再版が収録されました!
今回のデッキはこの≪貪欲な侵入者≫を中心に組んでいきたいと思います。

土地 22枚
≪山/Mountain≫ 22

クリーチャー 15枚
≪貪欲な侵入者/Ravenous Intruder≫ 4
≪屑鉄さらい/Scrap Trawler≫ 4
≪怒れる巨人/Enraged Giant≫ 3
≪無謀な炎織り/Reckless Fireweaver≫ 4

スペル 3枚
≪アドレナリン作用/Rush of Adrenaline≫ 3

エンチャント 4枚
≪ピアの革命/Pia’s Revolution≫ 4

アーティファクト 16枚
≪改良器具/Implement of Improvement≫ 4
≪獰猛器具/Implement of Ferocity≫ 3
≪発火器具/Implement of Combustion≫ 4
≪霊気装置の設計図/Servo Schematic≫ 1
≪テラリオン/Terrarion≫ 4

このデッキはとにかくアーティファクトを墓地と手札でループさせて勝利を目指す構築になっています。
そのため採用しているアーティファクトはすべて戦場から墓地へ落ちた時に何がしかの誘発をするものです。
このアーティファクト達を≪貪欲な侵入者≫で食べて≪屑鉄さらい≫、≪ピアの革命≫で回収します。

≪ピアの革命≫は相手に選択権を与えるカードではありますが、かつての≪怒鳴りつけ≫のように強い部類の懲罰者なのでかなりのダメージソースにもなります。
≪無謀な炎織り≫によるダメージも併せて馬鹿にならない火力をたたき出します!

アーティファクトをサクレない時は≪怒れる巨人≫の即席のコストに使ってしまいましょう!

≪アドレナリン作用≫での≪貪欲な侵入者≫ワンショットキルも可能なのでロマンを追求してみるのもどうでしょうか!

今回もお付き合いいただきありがとうございました。
備蓄品トークンズ
今回紹介するデッキはトークンデッキ。
霊気紛争で≪秘密の備蓄品≫という良質なトークン生成カードを手に入れたので作成しました!

≪秘密の備蓄品≫は紛争(戦場からパーマネントが離れていた時に効果を発揮するキーワード能力)によってトークンを生成するエンチャントです。
すぐに死亡するトークンと紛争はとても相性がいいです。しかも、≪秘密の備蓄品≫はサクリ台としての効果も持っています。

それではレシピをどうぞ!

土地 25枚
≪秘密の中庭/Concealed Courtyard≫ 4
≪乱脈な気孔/Shambling Vent≫ 4
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪沼/Swamp≫ 6
≪平地/Plains≫ 7

クリーチャー 14枚
≪スレイベンの検査官/Thraben Inspector≫ 4
≪武器作り狂/Weaponcraft Enthusiast≫ 4
≪守護フェリダー/Felidar Guardian≫ 2
≪発明の天使/Angel of Invention≫ 4

スペル 6枚
≪スラムの巧技/Sram’s Expertise≫ 4
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 2

エンチャント 8枚
≪秘密の備蓄品/Hidden Stockpile≫ 4
≪ギデオンの誓い/Oath of Gideon≫ 2
≪吸血の儀式/Vampiric Rites≫ 1
≪停滞の罠/Stasis Snare≫ 1

プレインズウォーカー 7枚
≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar≫ 4
≪最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope≫ 2
≪灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited≫ 1

基本はトークンを横に並べての≪ギデオン≫等のアンセムによる強化という定番のやり方です。
≪秘密の備蓄品≫のトークンの生成方法は普通に死亡する以外に
1.≪スレイベンの検査官≫による手掛かりをサクる
2.≪進化する未開地≫の起動
3.≪守護フェリダー≫によるブリンク
4.≪ギデオンの誓い≫の貼り直し
等を用意しております

≪吸血の儀式≫も≪秘密の備蓄品≫のトークン戦術と嚙み合っているので採用しました。1枚以上来ても無駄なタイプのカードなので、今回は1枚のみの採用です。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。
連結デックウィン
連結デックウィン
唐突ですがマジックで勝つ条件とは何でしょうか?
運?プレイスキル?デッキ構築力?環境理解?
いえいえ、ここで言う勝つ条件とはもっと根本的なものです。

マジックで勝つ条件とは
1.対戦相手が敗北(ライフが0以下になる。毒カウンターが10以上貯まる。ライブラリーアウトする。「カードの効果により」敗北する。投了する。)
2.勝利する効果が適応される
以上がマジックで勝つ条件です。

今回のデッキはまさしく「2.勝利する効果が適応される」を目標にしたデッキです。
「勝利する」とテキストに書かれているカードは古今東西様々な物があります。≪機知の戦い≫≪先端生物学者≫≪研究室の偏執狂≫≪合同勝利≫etc・・・
今回使用する勝利条件カードはこちら

≪面晶体の連結/Hedron Alignment≫ (2)(青)
エンチャント
呪禁
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの手札を公開してもよい。そうしたなら、あなたがオーナーである《面晶体の連結/Hedron Alignment》という名前のカードが追放領域とあなたの手札とあなたの墓地と戦場のいずれにもあるなら、あなたはこのゲームに勝利する。
(1)(青):占術1を行う。

戦乱のゼンディカーで登場したこのカードは霊気紛争で一体何を得たのでしょうか?
それではレシピをどうぞ!

土地 24枚
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey≫ 1
≪島/Island≫ 6
≪詰まった河口/Choked Estuary≫ 4
≪沼/Swamp≫ 5
≪窪み渓谷/Sunken Hollow≫ 4

クリーチャー 4枚
≪遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance≫ 4

スペル 25枚
≪不許可/Disallow≫ 2
≪破滅の道/Ruinous Path≫ 1
≪精神背信/Transgress the Mind≫ 3
≪ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise≫ 2
≪秘密の回収/Secret Salvage≫ 4
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 3
≪否認/Negate≫ 2
≪目録/Catalog≫ 4
≪熟読/Pore Over the Pages≫ 4

エンチャント 4枚
≪面晶体の連結/Hedron Alignment≫ 4

アーティファクト 4枚
≪崩れた墓石/Corrupted Grafstone≫ 4

このデッキが霊気紛争で得た最大のカードは間違いなく≪秘密の回収≫でしょう。

≪秘密の回収/Secret Salvage≫(3)(黒)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地から土地でないカード1枚を対象とし、それを追放する。あなたのライブラリーからそのカードと同じ名前を持つ望む枚数のカードを探し、それらを公開してあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。

そうです、このカードで墓地の≪面晶体の連結≫を対象にとって唱えることに成功すれば追放領域に1、ハンドに3というほぼ勝利目前の状況にまで持っていくことができるのです!
≪ヤヘンニの巧技≫も全体除去を撃ちながら場に≪面晶体の連結≫を出すことができる良いカードですね。

≪熟読≫、≪目録≫(余り起こりえないでしょうが場合によっては)≪遵法長、バラル≫により墓地へ送る手段もばっちりです!

普段は前方確認に使いますが、追放領域以外が揃った時には≪精神背信≫を自分に撃つというプレーも覚えておきましょう。

「ライフの削り合いに飽きた」という方は特殊な勝ち方を体験してみては?今回もお付き合いいただきありがとうございました。
マルドゥジャイアニズム
マルドゥジャイアニズム
マルドゥジャイアニズム
「いつおれが返さないと言った?永久に借りておくだけだぞ!」
 ---ドラえもん8巻「とうめい人間目薬」の一節より

今回のデッキのコンセプトは借りパクジャイアニズム。
まずはレシピをどうぞ!

土地 26枚
≪秘密の中庭/Concealed Courtyard≫ 4
≪乱脈な気孔/Shambling Vent≫ 4
≪感動的な眺望所/Inspiring Vantage≫ 4
≪山/Mountain≫ 6
≪沼/Swamp≫ 2
≪平地/Plains≫ 2
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4

クリーチャー 9枚
≪不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan≫ 4
≪永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim≫ 4
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 1

スペル 21枚
≪カーリ・ゼヴの巧技/Kari Zev’s Expertise≫ 4
≪世話/Wrangle≫ 4
≪乗っ取り/Hijack≫ 4
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 4
≪ショック/Shock≫ 3
≪ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise≫ 2

プレインズウォーカー 5枚
≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar≫ 3
≪反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance≫ 2

定番のコントロール奪取デッキですね!
一時的なコントロール奪取呪文を唱えてクリーチャーを奪い、≪ヤヘンニ≫と≪アイリ≫の起動型能力で生贄にしてしまいましょう!
成功すればハンド1枚で多大なアドバンテージを稼ぐことができます。

コントロール奪取呪文はすべてソーサリーなので機体対策に≪致命的な一押し≫を4枚採用しています。(そのつもりでしたがこのレシピを書いてすぐにヘリコプターがBANされました・・・4枚から減らしてみてもいいかもしれません)

現環境にはほとんど居ないものの、ほぼノンクリのコントロールデッキに当たってしまった場合は何としてでも≪ギデオン≫を通し、守り切りましょう。不本意ながらそのために≪ギデオン≫を3枚採用しました。
サイドからコントロール奪取呪文をまるっきり入れ替えるアグレッシブサイドボードを用意しておくのも一興です。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。
禁止制限2017年1月9日版
今回の禁止カード

スタンダード

《約束された終末、エムラクール》禁止

《密輸人の回転翼機》禁止

《反射魔道士》禁止

モダン

《ギタクシア派の調査》禁止

《ゴルガリの墓トロール》禁止

感想
《約束された終末、エムラクール》
トップメタデッキの霊気池の驚異と緑黒昂揚に採用されていた一枚。
特に霊気池の驚異デッキで最速4ターン目に戦場に出る(≒ゲームに勝利する)のは余りにも強すぎたのでしょう。
強さそのものもありますが、緑黒昂揚デッキで使う際に昂揚と違って墓地のカードタイプを4種類以上数える必要があるという面倒な側面がありました。
また、以前公式記事でも触れられていましたが(http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018208/# こちらの記事です)、「キャストのたびに精神隷属機」というのはたまに使われるにはいいけれど日常的に使われるのは余りにつまらないということも大きかったのでしょう。
総じてあまりの強さ、かつプレイ上面倒で面白みが少ないパターンが増えすぎた結果という解釈ができますね。

《密輸人の回転翼機》
恐らく新カードタイプ機体をプッシュするために生まれたであろうカード。
新しいカードタイプのカードは失敗の歴史があるので(特に頭蓋骨締めは登場したミラディンがアーティファクト次元なことも今回の件と共通のカードですね)他のカードに比べると失敗も仕方がない気もします。
デザインの基本として「唱え辛い=強い、唱え易い=弱い」の図式が本来のはずですが、時折こういった色拘束が緩いのに同マナ域の他のカードよりも強力というものが現れては規制されます。死儀礼しかり…
無色2マナという余りの軽さに対して序盤中盤終盤何時来ても一定以上の働きをするという点でも≪死儀礼のシャーマン≫等の壊れカードと同じような雰囲気が登場当初からしていました。
複数枚引いても腐らない、雑に積むだけでデッキの安定性を底上げしてしまう、強さと色を選ばない性質上好む好まざるとに関わらずデッキに入れざるを得ない事が多かった、ルーティングによるプレイヤーの技術差が大きく出てしまうがために結果的に初心者と上級者の実力差をさらに広げてしまったetc箇条書きでもいくらでも悪い点が挙げられます。(禁止理由の推察であって嫌いなわけではないですよ?念のため)
個人的には機体を作る上での必要悪ではあったから役割を終えただけかなあという感想です。

《反射魔道士》
青白フラッシュが強すぎたの一言(https://www.mtggoldfish.com/metagame/standard#paper こちらの記事によると環境の支配率驚異の21.43% )。「いまさら?」という人も多いでしょうが遅すぎるということはなかったと思います。
過去のバウンス内蔵のCIPクリーチャーと比較しても「あなたの次のターンまで、そのクリーチャーのオーナーはそれと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。」の一文はやり過ぎの一言でした。
バウンスされたクリーチャーと同じクリーチャーを複数枚ハンドに抱えていた際のプレイヤーの不快指数は測り知れません。
キャストするだけでクリーチャーを採用するあらゆるデッキに対して有効に働くという点は見過ごせない性質の悪さがありました。
霊気紛争スタン参入後での活躍を期待されている≪サヒーリ守護フェリダーコンボ≫デッキでも採用が見込まれていました。≪守護フェリダー≫≪サヒーリ≫両者とのシナジーを利用した簡易ロックでこのコンボデッキを序盤から守る定番カードになってしまいそうだった点も宜しくなかったのでしょうね。
上記の2種に比べても情緒酌量の余地のないカードだったと思います。(個人の感想です)


《ギタクシア派の調査》
「ここで動かなければ負けてしまう(不利になってしまう)、でも相手の手札に○○があったら失敗する」という状況でこのカードがあると「とりあえず」撃って解決できてしまうことが最大の問題点でした。
通常ピーピングをするにはマナも手札も減らなければならないはずなのにもかかわらず、このカードは2点ライフというあまりに少ないリソースでそれを補ってしまいました。(人によってはピーピングに加えてデッキ圧縮さえできていると言うでしょう)
ワンキル率にこそ影響しなかったもののキル率そのものの安定に非常に貢献してしまっていたという点は悪質に感じました。
纏めるとオールインの難易度を下げ過ぎたことにより、駆け引きの部分でゲームをつまらなくさせていた元凶、禁止も当然納得の一枚ですね。

《ゴルガリの墓トロール》
このカードというよりも、むしろ発掘というキーワード自体の方が(フレーバー的にさえも)面白くない、その上強すぎる(良くも悪くも別のゲームをしてしまう)という問題点を孕んでいました。
発掘そのものの問題点として「本体のマナコストなど無関係に暴れるため、デザイン上発掘と付けただけでどれだけ重くしたところで悪用される、重要なのは発掘の数値だけ」という点があり、そこに最高にマッチしてしまっていたカードでした。
解禁当初はあまり環境への影響はありませんでしたが、新イニストブロックで大幅に強化され日の目を見たカードでした。が、《安堵の再会》が決定的でしたね。
https://www.mtggoldfish.com/metagame/modern#paper こちらの記事にもある通り多様なデッキが存在するモダンで環境支配率7.95%はあまりにも強すぎますね。また、環境TOPのデッキとしては理不尽に相手を圧殺するというデッキの性質も悪かったというところでしょうか。
公式でも「《安堵の再会》と《秘蔵の縫合体》が印刷され、このデッキはこのフォーマットを再び不健全なものにしてしまいました。」とされていましたが、遅かれ早かれ墓地を利用するカードが今後も増えていくのならばこうなる事は仕方がなかったのでしょう。

スタンダードは今後今回で禁止のハードルが下げられたままで禁止改定をしていく方針なんでしょうか?運営側が積極的に環境に手を加えていくのは個人的には英断だと思いますが、方針転換による愛用者の反発も懸念されますね。
モダンは《ギタクシア派の調査》は納得の禁止ですが《ゴルガリの墓トロール》には同情を禁じ得ないです。
レガシー・ヴィンテージに関しては今回は何もありませんでした。個人的にはヴィンテージでメンターデッキが現状あまりにも強いこと、青ベルチャーのキル率安定等の元凶≪逆説的な結果≫が制限に行くものと予想していました。

以上が今回の感想です。
禁止でお気に入りのカードが使えなくなってしまうのはさみしいですが、この改定で何かしらの環境へのいい影響があるといいですね!
ゲートウォッチ配備に祈りを
皆さんはプレインズウォーカーはお好きですか?ジェイス、アジャニ、チャンドラ、ニッサetc・・・今回はそんなPW好きのためのデッキをご紹介いたします!

土地 25枚
≪霊気拠点/Aether Hub≫ 4
≪島/Island≫ 1
≪平地/Plains≫ 4
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪沼/Swamp≫ 2
≪植物の聖域/Botanical Sanctum≫ 1
≪山/Mountain≫ 2
≪森/Forest≫ 1
≪感動的な眺望所/Inspiring Vantage≫ 2
≪梢の眺望/Canopy Vista≫ 4

クリーチャー 3枚
≪導路の召使い/Servant of the Conduit≫ 3

ソーサリー 4枚
≪ゲートウォッチ配備/Deploy the Gatewatch≫ 4

エンチャント 11枚
≪ニッサの誓い/Oath of Nissa≫ 4
≪アジャニの誓い/Oath of Ajani≫ 4
≪発生の器/Vessel of Nascency≫ 3

プレインズウォーカー 18枚
≪秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets≫ 1
≪サヒーリ・ライ/Saheeli Rai≫ 1
≪深海の主、キオーラ/Kiora, Master of the Depths≫ 1
≪最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope≫ 2
≪策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer≫ 1
≪不撓のアジャニ/Ajani Unyielding≫ 1
≪実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher≫ 1
≪灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited≫ 1
≪ドビン・バーン/Dovin Baan≫ 1
≪アーリン・コード/Arlinn Kord≫ 1
≪死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis≫ 1
≪ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar≫ 1
≪先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger≫ 1
≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar≫ 2
≪反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance≫ 2

今回は≪ゲートウォッチ配備≫に祈りをの一言につきます。マナを貯めて≪ゲートウォッチ配備≫、どんなプレインズウォーカーが出るのかはお楽しみ!
デッキの内訳が61枚中18枚PWなので大体≪ゲートウォッチ配備≫一回に付き2枚くらいの期待値です。
実は(これでも)細かい調整もしていて単体だと弱い≪サヒーリ≫を不採用にするか悩んだり(結局PWのタイプ数の問題で採用しました)、単体で強力な≪ギデオン≫、≪チャンドラ≫、≪リリアナ≫、を多く採ったりも。

このデッキでプレインズウォーカーを素で唱えるためには≪ニッサの誓い≫がほぼ必須、また、≪アジャニの誓い≫と≪ゲートウォッチ配備≫も唱える必要があります。
従って土地基盤の主軸は白緑を据えました。

そのうち今日の占い代わりに≪ゲートウォッチ配備≫を撃つのがトレンドになるかも?今回もお付き合いいただきありがとうございました!
+1/+1カウンター緑単
+1/+1カウンター緑単
+1/+1カウンター緑単
皆さんは硬化した鱗デッキを覚えていますか?
名前の通りタルキール覇王譚初出のエンチャント≪硬化した鱗≫をキーカードに添えたデッキです。
このデッキはmtgの歴史でも珍しく主に+1/+1カウンターに関係するシナジーを持つカードで構成されていました。
≪ドロモカの命令≫や≪搭載歩行機械≫のような単体でも優秀なパーツを複数組み込み、スタンダードで幾度か結果を残したのは記憶に新しいですが、残念ながら2016年4月8日、ちょうど1年ほど前にスタンダードのローテーションで核の≪硬化した鱗≫を失い環境から去っていきました。

今回紹介するデッキも硬化した鱗デッキと同じ+1/+1カウンターをシナジーにしたデッキ。
霊気紛争で新たに獲得した≪歩行バリスタ≫を中心にしたビートダウンです。
それではデッキレシピをどうぞ!

土地 24枚
≪進化する未開地/Evolving Wilds≫ 4
≪森/Forest≫ 20

クリーチャー 32枚
≪緑輪地区の解放者/Greenwheel Liberator≫ 4
≪ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade≫ 4
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 4
≪エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic≫ 4
≪果てしなきもの/Endless One≫ 4
≪ラムホルトの平和主義者/Lambholt Pacifist≫ 4
≪隠れた薬草医/Hidden Herbalists≫ 4
≪狼の試作機/Lupine Prototype≫ 2
≪首絞め/Noose Constrictor≫ 2

アーティファクト 4枚
≪テラリオン/Terrarion≫ 4

こちらのレシピは≪歩行バリスタ≫≪ピーマの改革派、リシュカー≫を中心にシナジーを形成しています。
≪歩行バリスタ≫と≪ピーマの改革派、リシュカー≫の相性の良さは素晴らしく、リシュカーの能力で+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーをマナクリ化し、そこから生み出した大量のマナでバリスタからダメージを稼ぐこともできるようになっています。
また、他のクリーチャーもリシュカーとのシナジーで+1/+1カウンター関係の物を採用していますが、基本性能が高いものを多く採っているのでリシュカーが来ない場合でも十分に戦えるようになっています。

かなり速度域を速めに設定しているのでワンテンポ送らせて≪ゼンディカーの代弁者、ニッサ≫等を採用したりしてみるのもいいかもしれませんね!

今回もご拝読いただきありがとうございました。

今回は「mtgやってみたいけど、どんなデッキを使っていいかわからない」という初心者の方へ向けての入門編として次期スタンダード環境での赤単バーンのサンプルレシピを紹介いたします。

それでは早速ですがレシピをどうぞ!

土地 24枚
≪山/Mountain≫ 24

クリーチャー 10枚
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 4
≪熱錬金術師/Thermo-Alchemist≫ 4
≪騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler≫ 2

スペル 24枚
≪ショック/Shock≫ 4
≪癇しゃく/Fiery Temper≫ 4
≪アヴァシンの裁き/Avacyn’s Judgment≫ 2
≪焼夷流/Incendiary Flow≫ 4
≪集団的抵抗/Collective Defiance≫ 4
≪安堵の再会/Cathartic Reunion≫ 4
≪炎の鞭打ち/Flame Lash≫ 2

プレインズウォーカー 2枚
≪反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance≫ 2


今回の赤単バーンはシンプルながらマッドネスのシナジーを取り入れているので初心者にも使いやすく、かつ経験を積めるようになっております。
(そもそもバーンとは何?と思われる初心者の方への解説をさせていただきますと、直接対戦相手にダメージを与えるカードでライフを削って勝利することを目的としたデッキの事です。実際にこのレシピでは約半数が火力カードです。)

バーンの基本は
・絆魂でのライフ回復やこちらのクリーチャーの攻撃の邪魔になるクリーチャー以外は基本的に無視、本体の焼き殺しを優先
・インスタントで打てる火力は相手のエンドに撃つ
の2つくらいなので最低それだけを覚えておけばある程度は戦えます。

マッドネスとはそれを持つカードが手札から墓地に落ちるとき(初心者の方が良く勘違いをされるのですが、通常のコストで唱えた後に墓地に行くのは一旦スタックに置かれているのでマッドネスにはなりません)に代わりにマッドネス・コストで唱えられるキーワード能力です。
例えとして≪癇しゃく≫のテキストを見ていきましょう。

≪癇しゃく/Fiery Temper≫ (1)(赤)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。癇しゃくはそれに3点のダメージを与える。
マッドネス(赤)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)

上記の場合は≪癇しゃく≫が手札から墓地へ落ちる場合に赤1マナを支払うことで3点ダメージを飛ばすことができる呪文というわけですね。
大抵マッドネスは本来のコストよりも安く設定されていますので、マナコストで見ればマッドネス・コストで支払う方がお得というわけですね。
マッドネス呪文はソーサリーやクリーチャーのような本来インスタントタイミングで唱えられない呪文でも、マッドネス・コストで支払う場合は唱えることができるので覚えておきましょう。


このデッキは上述のようにマッドネスを持った火力呪文を採用しています。
しかしマッドネスで唱えるためには何某かのカードを捨てるための手段が必要です。
今回の場合は以下の手段を用意したのでこれらの手段を用いてマッドネスを活用していきましょう!

≪安堵の再会/Cathartic Reunion≫ (1)(赤)
ソーサリー
安堵の再会を唱えるための追加コストとして、カード2枚を捨てる。
カードを3枚引く。


≪騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler≫ (6)(赤)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil) ホラー(Horror)
騒乱の歓楽者を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚とソーサリー・カード1枚につき(1)少なくなる。
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
騒乱の歓楽者が戦場に出たとき、あなたの手札を捨て、その後カードを3枚引く。
3/4


≪集団的抵抗/Collective Defiance≫ (1)(赤)(赤)
ソーサリー
増呪(1)(2つ目以降に選ぶモード1つにつき、このコストを1回支払う。)
以下から1つ以上を選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札からカードをすべて捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
・クリーチャー1体を対象とする。集団的抵抗はそれに4点のダメージを与える。
・対戦相手1人を対象とする。集団的抵抗はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。

これらのカードでマッドネス呪文や不要になった土地カードなど(mtgでは基本的に土地が伸び切った後の土地カードは無駄な牌とされています)を捨てていきましょう。
例えば3マナある状態で≪安堵の再会≫(1)(赤)を撃って≪癇しゃく≫(1)(赤)(赤)(マッドネス(赤))を捨てれば本来3マナの≪癇しゃく≫にドローがついたようなものです。捨てる用のカード+マッドネス分のマナを用意してから撃ちましょう。
どのカードをどのタイミングで捨てるべきかが分かるようになれば初心者脱出です!

例にもれずお安く仕上がっているのでこのデッキを組んで初めての店舗大会に参加してみては?
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
今回でいよいよネタ切れ最終回になった≪Paradox Engine≫改め≪パラドックス装置≫デッキ考察。最後の色は赤。

前回の黒と同様に赤にもデメリット付のドロー呪文がいくつか存在します。(ちなみにデメリットのないドローは全くと言っていいほどありません。白や無色の方がまだ得意と言っていいレベルかもしれない)

幸いにも現スタンダードには≪苦しめる声≫、≪安堵の再会≫という2つの優秀なドロースペルがあります。
今回はこれを使ってデッキを掘り下げるものになりましょう。

土地 22枚
≪発明博覧会/Inventors’ Fair≫ 4
≪山/Mountain≫ 18

クリーチャー 14枚
≪コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler≫ 4
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4
≪大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion≫ 4
≪速製職人の反逆者/Quicksmith Rebel≫ 2

スペル 8枚
≪安堵の再会/Cathartic Reunion≫ 4
≪苦しめる声/Tormenting Voice≫ 4

アーティファクト 17枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4
≪拡大鏡/Magnifying Glass≫ 1
≪耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan≫ 4
≪予言のプリズム/Prophetic Prism≫ 4
≪パラドックス装置/Paradox Engine≫ 4

≪速製職人の反逆者≫という新手のフィニッシャーも搭載しています。青編で登場した≪速製職人のスパイ≫と同じサイクルのカードですね。
≪速製職人のスパイ≫と違いそのまま相手を焼き殺せるのが特徴ですね。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回以降はまたようやく別のデッキの考察をすると思いますのでよろしくお願いします。
≪Paradox Engine≫デッキ 黒編
≪Paradox Engine≫デッキ 黒編
突然ですが皆さん、色の役割上一番ドローの得意な色はご存知ですよね?「なにをいまさら、青に決まってるだろ?」と思われたあなた、ある意味ではそれは間違いといえます。
マジック史上最強のドローカードは何でしょう?≪Ancestral Recall≫?≪Timetwister≫?いえいえ、どちらも間違いです。

正解はこちら


≪Contract from Below≫ (黒)
ソーサリー
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前にContract from Belowをあなたのデッキから取り除く。
あなたの手札を捨て、あなたのライブラリーの一番上のカードをアンティにする。その後カードを7枚引く。

そう、ある種のデメリットを設けることで黒は(部分的にとはいえ)青よりも強力なドローをすることがあります。
もちろん、今回の場合もね。


土地 22枚
≪発明博覧会/Inventors’ Fair≫ 4
≪沼/Swanp≫ 18

クリーチャー 8枚
≪コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler≫ 4
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4

スペル 6枚
≪病的な好奇心/Morbid Curiosity≫ 4
≪放埒/Live Fast≫ 2

アーティファクト 24枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4
≪金属紡績工の組細工/Metalspinner’s Puzzleknot≫ 4
≪耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan≫ 4
≪霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir≫ 2
≪予言のプリズム/Prophetic Prism≫ 4
≪ボーマットのバザール船/Bomat Bazaar Barge≫ 2
≪Paradox Engine≫ 4


≪病的な好奇心≫も上記の≪Contract from Below≫をはじめとする黒のデメリットを有した強力なドローの一種です。
そのテキストはこちら。


≪病的な好奇心/Morbid Curiosity≫ (1)(黒)(黒)
ソーサリー
病的な好奇心を唱えるための追加コストとして、アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
その生け贄に捧げたパーマネントの点数で見たマナ・コストに等しい枚数のカードを引く。

どうです?確かにこれ自体はとてもじゃないけれど青のドローより強いとは言えません。ですがマナコストが大きくなりがちな≪Paradox Engine≫デッキなら話は違います。
≪コジレックの媒介者≫(5マナ)や≪面晶体の記録庫≫、≪ボーマットのバザール船≫(4マナ)を餌にしてどんどんデッキを回しましょう。
マナが余って仕方がない時には≪Paradox Engine≫自体を餌にしてしまうのも手です。

黒特有のデメリット付の呪文、あなたも体験してみては?

今回もお付き合いいただきありがとうございました。
今回で3回目の≪Paradox Engine≫構築、今回は白編です。
正直に白状をするとどれだけ考えても白だけは採用する理由が(ほとんどこじ付けでも)見つかりませんでした。そう、あのカードが発表されるまでは。
そのカードとは先日記事で書いたカード、≪上級建設官、スラム≫。
今回はこのカードを使ってドローをしていく型になります。

土地 22枚
≪発明博覧会/Inventors’ Fair≫ 4
≪平地/Plains≫ 18

クリーチャー 12枚
≪コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler≫ 4
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4
≪上級建設官、スラム≫ 4

アーティファクト 22枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4
≪耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan≫ 4
≪予言のプリズム/Prophetic Prism≫ 4
≪霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir≫ 2
≪Paradox Engine≫ 4
≪ボーマットのバザール船/Bomat Bazaar Barge≫ 4

エンチャント4枚
≪天使の贈り物/Angelic Gift≫ 4

青編のそれに比べると随分すっきりしたレシピになりましたね。
もちろんここから他の色をタッチしてもいいですし(例えば青をタッチして≪逆説的な結果≫の採用)、クリーチャーを増やして≪密輸人の回転翼機≫を採用してもいいでしょうね。
兎にも角にも≪上級建設官、スラム≫が強いのでいくらでも発展をさせていけると思えますね!

それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。
偽ボブ
http://www.mtgsalvation.com/forums/the-game/the-cube-forum/cube-card-and-archetype/cube-new-card-discussion/766894-aer-cube-glint-sleeve-siphoner

真偽不明ですが、mtgsalvationより、≪闇の腹心≫の亜種が紹介されています。

回避能力があり攻撃に参加しやすく、カラデシュのテーマであるエネルギーと連携してるので他のエネルギーカードと一緒にも使いやすいですね。ドローが強制ではなくなってる点もプラス。総じて≪闇の腹心≫からカードパワー自体は抑えつつも、自滅を避けられるので横に並べたりライフを気にせずに展開できる期待の新カードですね。
前回に引き続き今回も(懲りずに)≪Paradox Engine≫について考察していきます。
今回の色は緑!緑と言えばマナ加速、大体どんなデッキか大方の予想は付いたという方もいらっしゃるのでは?

核戦争が起きようが白ウィニーとゴキKitchen Finksは絶滅しないとよく言われますが、緑のランプもそれは同じ。
それでは、レシピをどうぞ!

土地 22枚
≪発明博覧会/Inventors’ Fair≫ 2
≪ウギンの聖域/Sanctum of Ugin≫ 4
≪森/Forest≫ 16

クリーチャー 22枚
≪コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler≫ 4
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4
≪大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion≫ 4
≪死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator≫ 4
≪不屈の追跡者/Tireless Tracker≫ 4
≪州民を滅ぼすもの/Decimator of the Provinces≫ 2

スペル 1枚
≪過去との取り組み/Grapple with the Past≫ 1

アーティファクト 15枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4
≪耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan≫ 2
≪タミヨウの日誌/Tamiyo’s Journal≫ 2
≪謎の石の断片/Cryptolith Fragment≫ 2
≪拡大鏡/Magnifying Glass≫ 1
≪Paradox Engine≫ 4

えっ「前回と変わらねーじゃねーか」ですって?いえいえとんでもない。
前回との差異は一目瞭然、不屈の追跡者のせいで値段が高い今回のレシピではマナランプと≪Paradox Engine≫から≪ウギンの聖域≫や調査トークンによるドローで≪コジレック≫までつなぎ豪快にハンドを整えて次の≪コジレック≫へ、または≪州民を滅ぼすもの≫を引いてオーバーラン!(もしくはその両方をサーチ出来る≪ウギンの聖域≫でも可)という形にシフトしています。
流石緑、前回よりもさらに勝ち筋が派手になっています。コジレックは緑みたいな物ですし…

前回と違いコンボが決まらなくても運が良ければクリーチャーがゲームを決めてくれるので差別化は出来ているはず。
あなたも今年の頭にお好みの≪Paradox Engine≫デッキを考えてみては如何でしょうか。

お付き合いいただきありがとうございました。
上級建設官、スラム
白の歴史でも類稀なる大雑把なドロー能力。
2マナという軽さと言い2/2というサイズと言い白優遇が過ぎますよ、ウィザーズさん。
部族ドワーフなのも好印象。
こんにちは(おはようございます?はたまたこんばんわ?)、みなさん!
今回から不定期でmtgのデッキ考察を行っていきますのでよろしければお付き合いください。

かなりカジュアル向けかつメタゲームをあまり考慮しない内容が多めなので、ガチデッキよりもむしろ所謂「電波デッキ」が三度の飯よりも好きという方にどうぞ!

今回考察するカードは≪Paradox Engine≫
マスターピースの新規枠で収録されたストーリー上(でだけ)重要なアーティファクトですね!
レガシー以下の環境では≪厳かなモノリス≫等との相性がワンチャンスあるのではと一部で注目されているカードですが、今回はスタンダードでの利用方法を考察していきます。

今回を青編として各色のバージョンを計5回に分けて考察していきます。

カードの効果は以下の通り

≪Paradox Engine≫(5)
伝説のアーティファクト [神話レア(MS版)]

あなたが呪文を1つ唱えるたび、あなたのコントロールする土地でないパーマネントをすべてアンタップする。

うーむ、重い
スタンダードの基準で見ても5マナというのは標準的なプレインズウォーカーや全体除去、フィニッシャー級のクリーチャー呪文が唱えられるマナ域です。
それらに対してこのカードが5マナ支払ってやる事といえば次のターンの前準備。
2度言うことになりますが「5マナというのは勝負自体を決してしまうような呪文」を唱えることができるマナ域です。やっぱり重い。

しかし、そのアメリカンなマナコスト嘆いていたところでスタンダードに
≪Mishra’s Workshop≫や≪厳かなモノリス≫が再録禁止の壁を破って帰ってきてくれるわけではないので何とか気を確かに持って現実を見つめ直しましょう。
5マナ払ってそのターン何もしないという点はもうどうにもすることができないので、せめて次のターンには何某かのコンボや≪エムラクール≫、≪コジレック≫等の超大型クリーチャーの召喚まで繋げられるように構築したいですね。

このカードを活用するために必要な前提条件は「マナクリーチャーorマナファクトを並べる」事です。
今回は事前に用意したマナ加速から一気にドローやサーチ呪文のキャスト→≪Paradox Engine≫の誘発で使用したマナクリ等のアンタップ→引いてきたドロー→以下ループというコンボデッキの要素を含んだランプデッキとして組んでいきます。


このデッキを構成するうえで必須要素は以下
・メタボな≪Paradox Engine≫を唱えるため&コンボ始動後のビッグマナ用に土地以外のマナソース
・生み出したビッグマナを使ってコンボが途切れないようにするためのドローorサーチカード
・コンボの〆、いわゆるフィニッシャー、できるだけ派手な方が気持ちがいい(これがなければどれだけデッキが回ったとしても例えるならお年玉のないお正月、ローストチキンのないクリスマスパーティでしょう!)
以上の要素を踏まえたうえで今回構築したデッキはこちら

土地 23枚
≪発明博覧会/Inventors’ Fair≫ 4
≪島/island≫ 19

クリーチャー 9枚
≪コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler≫ 4
≪面晶体の這行器/Hedron Crawler≫ 4
≪速製職人のスパイ/Quicksmith Spy≫ 1

ソーサリー 4枚
≪ウギンの洞察力/Ugin’s Insight≫ 4

インスタント 4枚
≪逆説的な結果/Paradoxical Outcome≫ 4

アーティファクト 20枚
≪面晶体の記録庫/Hedron Archive≫ 4
≪拡大鏡/Magnifying Glass≫ 1
≪謎の石の断片/Cryptolith Fragment≫ 1
≪耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan≫ 4
≪霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir≫ 2
≪予言のプリズム/Prophetic Prism≫ 4
≪Paradox Engine≫ 4

いかかでしょうか?前述の必須項目の視点からデッキを見てみましょう。

まずはマナソース。
今回のレシピでは≪謎の石の儀式≫のようなクリーチャー主体のランプを不採用にして、代わりにマナファクトをかなり多めに採用しました。
クリーチャーは除去の的になるのはmtgの常、やっぱりマナファクトが丸い(安い)

サーチ&ドローとフィニッシャーについては纏めてお話ししましょう。
派手なフィニッシャー(かつ安い)として採用したのは≪霊気貯蔵器≫。異論のない派手で電波なカード!それに合わせてサーチとして採用したのは≪発明博覧会≫、マナの出る土地がそのままサーチもできるとは大いに時代を感じます。

シナジーは新カードの≪Quicksmith Spy≫と≪逆説的な結果≫を採用してみました。
回り始めたらほぼ無限ドローになるのでロマン枠に。


基本的に100円以上のカードが必要のないレシピに仕上げてみたので(島はグルランドやサマーだから何万円もする、などと言うのはひねくれ者です)、お試しに霊気紛争が発売さ
れた週のフライデーにこのデッキで乗り込んでみてはいかがでしょうか?

お付き合いいただきありがとうございました。

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