前回、黒城に先にのたうつウンパスを出され絶体絶命に陥った所から再開です。
こいついつも絶体絶命になってから1話区切ってるな。
しかし、そこは主人公。
しっかりと返しにシヴ山のドラゴンをトップで引き、そのまま召喚します。
5/5と3/3ならドラゴンの方が圧倒的に有利だ!などとれく太が言っていますが、残りライフ4と5(勝舞君が4)の状態で黒死病内蔵のクリーチャーに何とぼけた事言ってんだこいつ。
ここでこの漫画史上最大級の迷シーン、黒城謎のウンパスでのアタック宣言が入ります。
当然ドラゴンでブロックする勝舞君。
れく太も”死ぬ気か!?”と大困惑。
読者も困惑。
ウンパスにパッチギするドラゴンの見開きと言う中々に気合の入ったシーンなのですが、ブロック宣言後に黒死病能力起動の描写が入り、このアタック宣言自体がうやむやにされ(!?)そのまま話が続いていくのでこのシーンが存在すること自体が非常にシュールです。
いやこの後の描写は全部戦闘ダメージ・ステップ解決前なんだろうけど、だったらウンパスでアタックするこの描写自体が要らないよなあ!?
全体ダメージ2発で相撃ち狙いならわかるんだけども。
本当にアタック宣言は何だったのか、そのターン中に黒死病で勝負をつけようと黒城は決心しているご様子。
ご丁寧に”できるもんならやってみろよ!!奴が使えるのは1マナと、手札1枚!!”とフラグを立てながら1発づつ能力を起動していきます。
事此処に到って相も変わらずれく太達は自分のライフポイントが減るのが怖くないのか!?とか奴は死ぬ気か!?とか的外れな事を言っていますが、当の黒城本人は”けっ!!安全な戦法なんてくそくらえ!!”とスーサイドブラック使いに相応しい開き直りで堂々としています。
いよいよ最後の1点を削りに能力起動をスタックに乗せてきた黒城に対して、勝舞君は最後の切り札、ショックで防がれたら負け、当たれば勝ちの一か八かの大勝負に出ます。
祈るように撃った一発が見事命中し、スーサイドブラックが火力呪文で負けるというある意味非常にmtgらしい決着のつき方でこの対決は幕を引きます。
のたうつウンパスが土地から出せたなら5マナあるだろうし、ショックにスタックで黒死病能力あと1回起動できたよね?と思うかもしれませんが、たぶん土地が1枚不毛の大地あたりの無色地形だったのでしょう。
ところでこのマッチ、切り札のシヴ山のドラゴンは具体的に何の活躍をしたんですかね…?
ただの壁だったような?
なんだかシヴ山の扱いにもやもやしたものが残りますが、このままこの漫画は次戦の白凰戦からデュエルマスターズに移行するのでここでこの企画は終了です。
今迄ご拝読頂きありがとうございました!
ここからは君の目で確かめてみてくれ!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想30
前回、何故かざくろ石のヒルを召喚して黒城がイキッていた所からこの回は始まります。
火傷による熱の方も限界の勝舞君は”必殺のコンボを食らえ”と虚勢を張り続けます。
コンボの内容とは有角カヴーの開門能力でクウィーリオンのドライアドをサイズアップし続けるという古典的ながら強力な戦法でした。
これを連続で行うのですが、途中何故か1マナでサイズアップさせていたような描写も…。
カヴーって確か2マナだよね?
しかも、そのコマだとなんか土地がまだたくさん立っているようにも見えます。
なんでもっと大きくしないんだ…。
案の定、返しに黒城に暴露でハンデスされてしまいコンボを途切れさせられてしまいます。
”くそっ…、逆転された!!”とか言ってますが、ハンドに荊景学院の戦闘魔道士もあるしまだ有利だと思うんですけど…。
ここで黒城は不利を承知でハンドに除去か何かがあると思わせるためにあえてヒルで攻撃するというブラフを掛けます。
次にヒルに殴られると敗北してしまう勝舞君は警戒し、クリーチャーを立たせるために殴る事ができないままターンを返しています。
まんまとブラフが成功した黒城。
ミミに手札を見せながらブラフだったことを明かす黒城にギャラリーからは”相手に絶望を与えるために、手の内を晒すなんて。なんて奴や!!”と割と不評ですが、戦法自体はかなり主人公っぽいような?
”ばーか。決まってんだろ。聞きたいからさ。お前らの悲鳴をな!!!”とか”絶望と憎しみこそがわが喜び!!”とか悪役ロールな言動してるせいだと思うけど。
一方、ブラフを掛けられた本人である勝舞君はこれを素直に称賛、それに何故かキレた黒城はヒルで攻撃しますが、ドライアドと戦闘魔道士で相撃ちを取ります。
除去が無いのを明かしたのが明らかに尾を引いてるじゃねーか。
奇しくも前回と同じトップ勝負に持ち込みます。
土地を求める黒城と切札(おそらくシヴ山のドラゴン)を求める勝舞君。
当然先に来たのは土地を引けばいいだけの黒城の方でした。
のたうつウンパスを召喚され、再び窮地に立たされたところでこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
前回、ダリチューからファイレクシアの盾持ちを高速召喚される当時の黒の理不尽なプレイをされ、不利に追い込まれた勝舞君。
勝舞君は盾持ちが居る筈なのになぜかラノエルで攻撃、なぜか黒城もこれをブロックせずに受け、お返しとばかりに盾持ちで勝舞君のライフを削ってきます。
プレミかな?
5点のダメージに動揺しまくる外野に対して黒城は、”そうさ、くくく…。あと3ターンで、おまえは消えちまうのさ!!”と基地笑いをしますが、3tもかかるのにドヤるのはなんかマヌケですね…。
ブロックや除去されるとか…考えないんですか…?
速攻を得意とする勝舞君が黒城に速攻勝負で負けていることに動揺するれく太ですが、勝舞君の方は勝負をあきらめません。
続けてラノエルで殴っていきます。
今回は盾持ちがタップしているのでブロックしないのはプレミでは無いです。
クウィーリオンのドライアドも召喚し、場を整えていく勝舞君ですが、再び返しに5点ダメージを食らってしまいます。
スーサイドブラック特有の速攻戦術にこのままでは勝てないと判断した勝舞君は何かを決意し、カヴータンを召喚、黒城の攻撃はここまでだと宣言します。
エルフによるチャンプで凌ぎながら殴り返せば勝てると踏む金太郎達外野ですが、勝舞君はカヴータンとラノエルで盾持ちと相打ちを狙い、実際に相打ちにさせます。
除去が有ったら一方的にやられてたのに何故!?と正論を言う金太郎にそれを承知の上で、それでも倒さなければ次の手で自軍クリーチャーは壊滅させられていただろうと語る勝舞君。
そりゃ盾持ち出して以降何もしてないからね黒城。
逆に何も持ってない方がおかしいような。
勝舞君の戦術眼を称える、完全にヨイショ係と化した外野の中、ミミは勝舞君が火傷によって限界なのをれく太達に明かします。
口止めされてたのに、口軽いっすね…。
当然のように黒城は次なるクリーチャー、ざくろ石のヒルを召喚してきます。
そろそろ火傷が限界に近付いてきた勝舞君は、”いまにも負けそうなのに、勝つ手が全くないのに、父ちゃんから貰ったドラゴン(外伝の話を持ってくるのか…読んでない人置いてけぼりである。単行本なら関係ないけど)で勝つところを想像しちまってる”とかなり蒙昧な様子。
いまにも負けそう…?
ざくろ石過大評価され過ぎてて笑えますね…。
有角カヴーを召喚(余談ですが、有角”の”カヴーと誤植されています。)する勝舞君に”また雑魚かよ”、”それで何ができるって言うんだ!?”と煽る黒城ですが、勝舞君はその雑魚でヒルを倒すことを宣言してこの回は終わります。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想28
前回、黒城を煽って扉から引きずり出したところから再開です。
黒城が倒した少年デュエリストからカードを奪い、目の前でそれを焼き捨て”俺は全ての決闘者を消してやるんだ!”と高笑いしているヤバげな回想からこの回は始まります。
前回の配線を引きずっている勝舞君はそんな黒城を前にして若干ビビっています。
なんかやたら発汗しながらゲッター線の真理に触れたみたいなグルグル目をしてるやつなんか目の前に来たらビビるに決まってるからね。
しかし、仲間たちの応援で立ち直り、逆に黒城を煽り返してしまいます。
これには黒城も”てめえ・・・。殺してやるっっ!!”とデッキを取り出しながら激昂しますが、mtgでどうやって殺すんですかね…?
見かねたゴブリンに”おまえらはここになにをしに来たんじゃ!!けんかか!?”と諭され、一旦デッキを作ってから試合をする流れに。
30分後に試合を行う運びになっていましたが、勝舞君は愛善を助けた時の足のやけどが原因で高熱を出し倒れてしまいます。
皆に知らせようとするミミに”おれは足の痛みはがまんできても…、決闘ができない心の痛みだけはがまんできないんだ…。”と語り、負傷を隠して決闘に赴くことになります。
直前まで死にそうな顔をしていたにも関わらず、余裕の表情を装い黒城のあおりを受け流しながら遂にデュエルは開始します。
先行の勝舞君は森からラノワールのエルフを召喚。
ステロイドの定番行動に黒城は”あいもかわらず、マナの色は…、速攻の赤・緑か…。”と沼をセットしながら語り掛けます。
勝舞君も”そういうおまえも…、黒。前と同じだな!!”と返しますが、前回ゴルガリカラーだったような…?
デュエルマスターズ時代のクロスギア初登場の試合でも緑黒になっていた黒城に”緑…?”と反応していたので彼の中では初陣での緑タッチは無かった事になっているのでしょう。
前回同様にビートをしながらカヴーのタイタンを召喚する速攻戦術をとる勝舞君に対して、今回の黒城は暗黒の儀式からファイレクシアの盾持ちを早期着地させる黒お得意の戦法をゴリ押してきます。
どうやら今回はスーサイドブラックみたいですね。
2t目に5/5を着地させられる中々に厳しい展開になった所でこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
前回噛ませホモ愛善が突如現れた黒城に敗北し、ズタボロになった所からこの回はスタートです。
黒城は勝舞君に”真以外の四天衆を倒したのはお前か?”と何故か愛善を馴れ馴れしく下の名前で呼びながら問い、”そうだ”と返答されると”四天衆も落ちたもんだな。こんな、ざこに負けるとは…。”と笑い出します。
お前前回割と辛勝だっただろ。
どうやら黒城の目的は白凰らしく、勝舞君や愛善たちを無視して扉に向かいますが、愛善が何故か扉の前に立ちふさがります。
”負けたんだから神殿の掟に従って通せ”と正論を吐く黒城に愛善は”黒い死神などと言う怪しい奴を白凰様の所には死んでも行かせるか!!”とこれまた正論で返します。ヤバげなコスプレ野郎だからね。
しかし、いつも通り割とフットワークの軽い白凰本人がこの場に現れ、愛善を即解雇します。
即落ち2コマかよ。
そしていつも通り黒城をスカウトし始め、周りを唖然とさせます。
ここで呆然とする愛善にファイヤーデスマッチで負けたものを焼き殺す”裁きのドラゴン”が炎を吐こうと動作し始めます。
こんな装置導入する組織のトップがまともなわけないんだよなあ。
ぶっちゃけ普通にオラつきながらデュエルしてるだけの黒城よりも神殿側の方が悪質だし決闘者の(というか法治国家の)敵だと思った。
死を受け入れようとする愛善を咄嗟に庇い、足にやけどを負いながらも助け出した勝舞君は”何が白い騎士団だ!目を覚ましやがれ!”と自暴自棄になった愛善を叱責します。
流石にこのイカレた神殿に我慢が出来なくなった勝舞君はこの場で白凰に勝負を挑みますが、”より強い黒城が居るのでもうその必要はない(要約)”と扉の向こうに引っ込んでしまいます。
これには流石の勝舞君も唖然、散々場をひっかきまわしてこれは無いよなあ。
放っておかれた勝舞君たちを尻目に白凰と黒城はデュエル場へと続く”栄光の階段”を通りながら雑談をはじめます。
やっぱり黒城中2病なだけで割とフレンドリーだよね。
置いて行かれた勝舞君は扉を殴りつけながら黒城を挑発し、引きずり出すことに成功した所でこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
前回、文字通り怒髪天を突いたヤンホモ愛善。
どうやら漫画的な表現だけではなく、実際に髪が炎のように逆立っていた様子で、周囲に”ま、まさか・・・あなたは・・・”と驚かれます。
サイア人か何か?
意味深な現象ですが、結局この後も原理究明とかは一切されません。
なんか愛善だけ扱いが雑じゃないですか…?
ここで場面転換。
神殿の外は豪雨&雷が鳴り響いているらしく、ミミは珍しく雷に怯えるという弱弱しい(?)一面を見せます。
金太郎とれく太は呆れ顔ですが、デッキ作りに夢中な勝舞君はミミにも、外の様子にすら気付いていなかった模様。
ここでれく太が急に”勝ちゃんはいままで雨の日は大敗する”というジンクスがある等と不吉な話をし始め、縁起でもないと殴られてしまいます。
特撮番組みたいなジンクスですね…。
一方、愛善は勝手に盛り上がっており、ファイアーデスマッチなる死の危険性を孕んだルールでデュエルするつもり満々の様子。
今迄ポータルやらハイランダーやら構築側のルールを押し付けて来たのに、急に物理的な物を取り出しましたね。
特に描写は無いものの、内容自体は普通のスタンダード構築だったと思われます。
どうも、文字通り火をつけたデュエル場で戦うようです。
それカード燃えない?
ファイアーコロッセオに入っていく愛善ですが、既に先客がいる模様。
あれ~おかしいね、勝舞君は今地上に居るのにね?
デュエル開始から10分後、勝舞君一行がコロッセオに立ち寄ったことで、ようやく中に居るのが勝舞君以外のだれかだという事が神殿側にも伝わります。
そして唐突にすさまじい爆発でコロッセオの扉が吹っ飛び、中には追い詰められ巨大クリーチャーに捕まれた愛善の姿が確認されます。
これクリーチャーのせいじゃなくてバックドラフトだろ。
一方的に追い込まれる愛善に、対戦相手の黒単使いで長髪の男は”弱えぇ…。これが四天衆かよ…。”とかなりの実力差を伺わせるセリフを吐きます。
実際(おそらく)赤単使いの癖に黒単に手も足も出てない所からこういう辛辣な評価をされても仕方ない気はします。
地震でなんとか一時的に凌いだ愛善ですが、謎の対戦相手はリアニメイトで戦場を立て直し愛善を蹂躙し勝利します。
ここでこの謎の男の顔がアップになり、その正体がかつて勝舞君を負かした相手である黒城凶史郎であることが判明。
ここでこの回は終了になります。
今回もありがとうございました!
前回牛次郎を遂に下したところから。
勝利を喜ぶ勝舞君たちですが、突然牛次郎が号泣を始めたことで空気が凍り付いてしまいます。
今迄の卑劣漢そのものと言った態度から一変。
彼による回想が始まります。
寿命1年の大病を患った妹がおり、彼女をアメリカに連れて行き手術を受けさせる為にmtgで身を立てる必要があった事、しかし当時の牛次郎には全くと言っていいほどmtgの才能が無かった事、それ故勝利するために相手のデッキを盗み見る等の汚い手段に手を染めていった事を語ります。相手のデッキが事前に分かっただけで今迄一勝も出来なかった人が簡単に勝てるようになるとは思えないんですが。
妹のまる子の為になら何でもすると号泣しながら叫ぶ牛次郎を思わず許してしまいそうになる勝舞君ですが、その時いきなりミミが牛次郎を蹴飛ばし彼の話はすべてがペテンだという事を暴露します。
この漫画の登場人物たちは小学生向けの漫画なんだからmtgのルール違反がどうだとかホラを吹くだとかよりも、まずは日本国の法律に則って暴力は控えた方が良いと思いました。
デュエルの神殿は相撲協会の直轄だった…?
ウソがばれた牛次郎は”自転車のタイヤの空気、毎日ぬいてやっからな”、”イタ電102回掛けてやるからな”、”学校の上履き片方だけ捨ててやるからな”など微妙にせこい報復を口にしながらロボットで逃亡。
その場にいた全員に”牛次郎ってやっぱ…、最悪。”と言わしめました。
そして次はいよいよ、最後の四天衆戦です。
最後の対戦相手がどんな人なのか気になる金太郎はミミにその人柄を聞こうとします。
今迄が今迄だけにどんな奇人変人が来るのかと思いきや、ミミ曰く”とても素敵で優しい愛の決闘者”と最後の四天衆、愛善真の素行は非常に良い事が語られます。
ここで愛染視点にシフト。
トイレ掃除のような雑用を自ら率先して行う人格者っぷりや白凰への心酔っぷり、mtgを初めて1年で現在の地位にまで上り詰める凄まじい才能などが描写されています。
そんな彼の元に挑戦者が現れた警報が鳴り響き、他の四天衆が倒されたことを悟らせます。
他の四天衆の血の滲むような努力を知っている愛善は、それを打倒した相手である勝舞君をひどく恐れている様子です。
もし自身が負けてしまえば、白凰唯一の”練習台”の座を勝舞君に奪われてしまうという事を危惧している模様。ええ…
コロコロの漫画で病んホモ(にしか見えない)が出て来るのはある意味斬新な気もしますが、カードゲーム漫画ではよくある事。
愛善が正気を失ったような鬼気迫る表情で”わたさない、あいつなんかに!!ぼくの、白凰さまを!!”とモノローグで語っている図でこの回は終わりです。
なんか最後にしては色々と足らない人だなあ・・・。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想24
前回、まんまと牛次郎の挑発に乗って切り札であるウルザの激怒をキッカーなしで撃ってしまった勝舞君。
それに対して牛次郎は”ほんとばかだぜ。ちょっとつつけば熱くなりやがって。”と打ち消されない呪文であるウルザの激怒さえも止められてしまいます。
致死ダメージではないはずのキッカーなしウルザの激怒ですが、どうも牛次郎は熱血野郎が嫌いらしく、”この自分の炎に焼き尽くされて、決闘やめちまえ!!!!あばよ!!ばか決闘者!!!!”と明らかに正気ではない様子で誤った指図により対象を勝舞君に変更してきます。
勝舞君は別にライフ減ってないし、これを食らっても焼き尽くされたり(その場で負けたり)はしないと思うんですが…
まあすんなりと激怒を受けて”次の打開策引くまで坊主捲りするか~”っていうムードになるのは漫画の展開的によろしくないのでしょうが。
しかし、何故かお互いにここが最後の攻防というような雰囲気です。どっちも死なんちゅーに。もしかして描写的に激怒ピン挿しなのか?
手札2枚では何をしても反撃してくる牛次郎を倒すのは無理なのか?と自問自答する勝舞君。
その中でこれまでの卑劣な行いと勝利パパへの暴言を思い出し、再度激昂する勝舞君ですが、ここでようやく”いろんな言葉でおれをまどわす、やつのプレイング!”と牛次郎の作戦に気付きます。おそい
プレイングじゃなくて非紳士的行為の領域だと思うんですが…
ジャッジが全く機能してないから仕方ないね。
そのことに気付き冷静になった勝舞君は、牛次郎がこのターンすでにマナを使い切っている事にも思い至ります。
そこに勝機を見出し、ミリーの能力でこちらもカウンター呪文である対抗呪文を唱え、誤った指図を打ち消そうとします。
が、それも勝舞君がミリーを選んだ時点で予測していた牛次郎。
”マナが無くても使えるカードはあるんだよ!!”と撃退で打ち消そうとしてきます。
余談ですが、ここで牛次郎はコストとして”手札1枚と島1枚を捨て!”と言っています。
分かりにくいから島カードって言え。
一応絵の方では手札から捨ててはいますが、このせいで撃退は場の島をコストにすると勘違いした子供もいたとかなんとか。
しかし”捨てると思ったぜ。鉄壁の手札を!”とマナと手札の両方が無くなるのを待っていたと宣言する勝舞君。
”てめーこそ手札1枚で何ができる?”と反論する牛次郎ですが”どうする?この1枚が、俺の最後の切り札だとしたら…”と先ほどまでとはまるで別人のようなクールな態度を崩しません。
カードゲーム主人公特有の勝確煽り
”最後の1枚が切り札なわけね~だろ~~~!!”と特大のフラグを立てながら大笑いする牛次郎ですが、次のページで即ライフルーズさせられる回収の速さを見せます。
そう、勝舞君最後の切り札は蝕み。
蝕みの症状が”とぐろを巻いているアレ”なのはどこから来た発想なのか未だに謎です。
ライフを3点失わせつつ打ち消しを行うこのカードで撃退を打ち消せば、丁度ウルザの激怒合わせて6点分のライフを削れる計算になります。
ここで名台詞”天才のおまえならわかるな。3ひく3の答えが。”、”3-3=0べらら~~~!!”が飛び出し牛次郎戦も終了です。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想23
前回の続き。
攻撃を全て躱された勝舞君ですが、負けじとカヴーのタイタンを召喚し攻撃を再開します。
しかし、牛次郎にクリーチャーを全てバウンスされてしまい、またしても後手に回る勝舞君。
次ターンにタイタンとカメレオンを召喚しなおしますが、目くらましでタイタンを打ち消されてしまいます。
なお、何故かこの時牛次郎は”目くらましでタイタンを破壊”と言っています。
子供が目くらましを除去と勘違いするから止めて欲しいと思いました。
ここで一旦牛次郎が"いい加減気づけよ、天才と馬鹿の違いにな~"などと言いながら煽りフェイズに入りますが、珍しく勝舞君は冷静な様子を崩しませんでした。
煽りフェイズが終わったのと同時に牛次郎はスリヴァークイーンの能力を起動、フィニッシャーであるスリヴァートークンを生み出し始めます。
ここで今迄冷静だった勝舞君が何故か動揺を見せます。
それを見たれく太は、”スリヴァーは勝ちゃんにとって最高のパートナーだったから攻撃できないんじゃあ”などと妙な事を宣います。
どうやらそれも含めて牛次郎の戦法だったようですが、この漫画の登場人物クリーチャーに執着し過ぎじゃないですかね…?
はあはあ言いながらスリヴァーを殺し続ける勝舞君ですが、動揺を全く隠せていない様子です。
メンタル的にはもう負け確といった所ですが、金太郎曰く、デッキに入っているウルザの激怒をキッカーで撃てればまだ勝機はあるとの事。
そして次のドローでそれを引く勝舞君。フラグ回収早すぎだろ…。
しかも明らかに表情が変わったので(よし!よし!よし!とまで言ってしまっています)牛次郎に察せられてしまっています。
ポーカー弱そう。
ここで牛次郎、再び煽りフェイズに入ることで希望の目を潰す作戦に。
お次は失踪した勝舞君の父、勝利さんを腰抜け呼ばわりし、”今頃トランプでもしてんじゃねーの?”と煽りに煽ります。デュエマしてるんだよなあ…。
激昂して完全に乱心した勝舞君は、なんとキッカーなしでウルザの激怒を撃ってしまいます。
まんまと牛次郎の思惑に乗せられてしまった所でこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想22
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想22
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想22
前回の続き。
勝舞君のヴァンガードがミリーだと言い当て、自身のスリヴァークイーンブルードマザーを見せつけデュエルも始まっていないのに調子づく牛次郎。
意外にも勝舞君に先制を譲りデュエルが始まります。
ここで”基本地形から好きなマナが出るようになる”ミリーの能力で平地から緑マナを出し、ラノエルを唱えます。
どうやらミリーの能力を利用したグッドスタッフの模様。
”なぜ平地?比較的対策カードの少ない山か沼にすればいいのに”と思いましたが、牛次郎が青単使いなのを考えればAcid Rainでやられる森以外なら何でもいいというのに気づきました。
一方牛次郎はヴァンガードの恩恵でLP28でスタート、カードを盗み見たことに対する謝罪の体で煽りを入れていきますがラノエルに殴られ”べらっ”と情けない声を上げます。
何故かマナクリで殴っていった勝舞君は続いてリバー・ボアを召喚。
牛次郎も牛次郎だけど勝舞君、結構、えげつない対策するじゃん。
相手の弱点しってて勝っても嬉しくないだろ?ってどの口で言ってたんですかね?
その後もドローゴーに徹する牛次郎に燃え立つ死霊をぶつけようとしますが、デイズで打ち消され熱くなる勝舞君。
さらにさらに、カヴーのカメレオンを唱えながら殴りを入れていきます。
今回勝舞君サイドのカードの殺意が高すぎませんか…?
一方、ここまで徹底してドローゴーしていた牛次郎とハンドの差が広がっていることがギャラリーに指摘されます。
”手札の全部が妨害カードなわけじゃないでしょ、クリーチャーもいるだろうし(要約)”と楽観するれく太たちに牛次郎のデッキは完全にノンクリーチャーのパーミッションであるとミミは明かします。今更…?
一方、デュエルの方はライフの方は残り6まで追い詰め、止めを刺そうとします。
しかし、威圧でリバー・ボアのコントロールを奪われブロックに使われてしまいます。
動揺しながらもハルマゲドンで勝負を決めようとする勝舞君ですが、当然これは対抗呪文で打ち消されてしまいます。ここまで個人メタするなら開き直って沸騰とか津波とか使おうよ。
”ここからが本番だぜ”と牛次郎が反撃の狼煙を上げたところで今回は終了です。
ありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想21
前回の続き。
牛次郎から送られてきたルールはなんとヴァンガード。
牛次郎はヴァンガードで一度も負けたことが無いらしく、れく太は”そんなのずるいよ!!自分の得意なルールを押し付けるなんて!”と非難しますが、何を今更。
ヴァンガードのルールを知らない勝舞くんはゴブリンに”ストーリー上のキャラクターの力を借りるルール”と説明を受けます。
早速ヴァンガード・カードの中からヴァンガードを選ぼうとする勝舞くんですが、ミミがそれを制止します。
急に金太郎を殴ったと思いきや、命中した壁から監視カメラが発見されます。
どうも牛次郎が仕掛けたらしく、激昂するミミは”身内だったので弱点を知っている。牛次郎に有利なヴァンガードを私が選ぶ。”というようなことを提案しますが、勝舞くんは”相手の弱点を知っていて勝っても嬉しくないから自分で選ぶ”と言い返します。
一方別室の牛次郎はカメラを壊されたことに怒り心頭でしたが、白凰からモニター通信が入ったので態度を一変、美辞麗句を並べ立てますが通信が終わったとたん鼻をほじりながら”待っていろ、次は貴様だからな”とつぶやき叛意を明らかにします。
その白凰はNACと同レベルのマシーン(凄すぎる)相手のトレーニングを”つまらないから2倍強くしろ”などと言っているのでたぶん無理だと思うんですけど。
牛次郎の野心も知りながら大した問題ではないと放置しているだけの模様。
・・・やっぱりデュエマに転向する前の方が圧倒的に強かったんじゃ。
閑話休題、お互いに準備完了しいよいよ始まった牛次郎戦ですが、対戦開始前に”お前の選んだヴァンガードを当ててやるよ。ミリーだろ?”と勝舞くんのヴァンガードを言い当てて見せる牛次郎。
監視カメラを壊したのに何故!?と驚く一行に対してもう一台カメラを隠していたことを明かす牛次郎。
これには流石に神殿側の人間であるゴブリンにすら”もっともしてはならないことをした”と苦言を呈されますが勿論無視。
自分が選んだヴァンガード、スリヴァークイーンブラッドマザー(なぜかこの漫画ではスリヴァークイーンではなくシルヴァークイーンと書いてある)を見せつけ開幕勝利宣言をしたところで今回は終わりです。
ありがとうございました。
前回敗北したミミに次の四天衆が口止めに来た所から再開。
何故か彼に対して異常に怯えるミミ。今考えると色々あり得ないですね…。
慇懃無礼に警告していましたが、金太郎の貴様という呼び方に急にキレて正体を明かします。
その正体はIQ200の天才児で、後のデュエマーランドでも再登場する超人気キャラ(当時の人気投票は本人票の1しか入っていなかったですが)の邪藩 牛次郎でした。
後にIQは400に上昇しますが、この時点では割と現実的な数値ですね。
仮面ライダー1号とかIQ600と明らかに現行の物理学者より賢い設定だったし…。
ギレン・ザビの240くらいまでが現実的な数値な気がする…。最も、彼らそこまで賢い描写あんまり無いけど。
閑話休題。牛次郎のおやじ面と低身長を見てすごい勢いで馬鹿にし出すれく太と勝舞君。
それに機嫌を悪くした牛次郎はデュエルを中止して帰ってしまおうとします。
必死に止めようとする勝舞君ですが、取り合ってもらえません。
そこに勝舞君に感化されたミミが割って入り、神殿のルールを盾に牛次郎にデュエルするよう迫ります。
しかし、そこは牛次郎。
素直に従う訳もなく、ミミが土下座すればデュエルしてやると言い放ちます。
プライドの高いミミが土下座するはずも無し、”帰ってお勉強でもしよーっと”などと考えていた牛次郎ですが、まさかのまさか、本当に土下座するミミを見て大笑いします。
しかし、ミミの”ほんとうはこわいんでしょ。負けるのが・・・。”の一言で激昂。
乗っているロボットの足でミミのデッキを”てめーはすでにデュエルに負けてんだ!!これはもうごみなんだよ!!”と踏む付け破壊します。
これにマジギレした勝舞君に怯え、次の間に撤退する牛次郎。
そしてデッキ作りが始まります。
前回とは一転、速攻でデッキが完成したことで周りから”相手は今まで戦ったことのない青使いだけど大丈夫?”と心配されますが(この漫画の青使いは主に当の勝舞君だったから仕方ないと言えば仕方ないですが、戦ったことなかったのか…。)、未知の相手を全く恐れていない様子を見せます。
そこに牛次郎から今回のルールが送られてくるところで今回は終了です。
ルールも送られてきてないのにデッキ作ってたのか…。
今回もありがとうございました!
前回、自然の類似で土地が全てクリーチャー化して襲い掛かってきたところからこの回は始まります。
さらに、攻撃クリーチャー指定ステップに陥穽を撃ち、総攻撃しながらも勝舞君の土地だけをフルタップさせるという児童誌にあるまじき技巧を駆使してきます。
NACさんの監修が珍しく働いてますねこれは・・・。
さしもの勝舞君もなすすべなしかと思われましたが、温存していた断層を唱え窮地を脱します。
ミミは”あのカードを使う場面は何度もあったはず…。何故残しておいたの!?”とモノローグでうろたえますが、勝舞君は”当然だろ!最強のカードは最後に登場するのさ!!”とドヤ顔で返答します。
モノローグに返答するとかエスパーか何か?
そして断層によりジョーヴァル以外の全てのクリーチャーと土地が全滅。
強がるミミに対して”強がるなよ!場に土地が無くて…何ができる…”ととどめの一言を掛けます。
フォーマットが違うとはいえ、1話で自分がNACさんにしたことを忘れたんですかね?
ここでミミの白い騎士団へ憧れていた時の回想が入りますが、別にそこから逆転できるはずもなく、八つ当たりで机を真っ二つにしながらサレンダーします。
ぶりっ子を再開し、負けたことをおちゃらけで自己正当化しようとするミミに対して”そんなに強いのになぜ最初から本気でやらなかった!”とキレる勝舞君。
ここでまた回想に入ります。
今度は入団後しばらくの回想。
毎日楽しく憧れの白凰とマジック出来て幸せの日々の中、偶然自分がただの練習台に過ぎないという事を聞いてしまうという場面が回想されます。
なんかこの時期のミミちゃんやたらナイーヴですね。
遂には泣いてしまい、デュエルの神殿の真の姿について言及しようとしたところで後ろから現れた3人目の四天衆に妨害され、この回は終了です。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想18
まさかのマスティコアというガチクリーチャーが登場した所からこの回は始まります。
再生能力のせいで火力で除去できない絶体絶命の状況。
しかし、勝舞君は鼻で笑いながら特に何もせずにターンエンドしてしまいます。
この時、胸中では”神の怒りは時を選んで使え”という透の言葉を反芻していたので、どうやらラスゴを握っているらしいというのが読み手側には伺えます。
勿論、そんな事は登場人物たちに伝わるはずもなく、慌てに慌てまくるギャラリーたち。
マスティコアの除去能力でクリーチャーを一掃されてしまいさらにパニックに陥ってしまいます。
あまりにも動揺が激しかったのか”これじゃあもうクリーチャーを出すことも出来ないの!?”と頓珍漢なことまで言い出す始末。
もうナックさんの”外野がデュエルに干渉してはいけない”という教えは完全に形骸化していますね…。
ここで満を持してラスゴを使用する勝舞君。
前ターンで何もしなかったのはマスティコアの維持コストを払わせ、アドバンテージ差を作るためだったと説明します。
(透に教えてもらった戦法なのに)”自分には最小、相手には最大のダメージを。これがおれのプレイングだ。”と、どやる勝舞君ですが、勿論これで終わるはずもなく草陰の待ち伏せ(作中表記は草かげのまちぶせ 小学生には難しい漢字が多かったための配慮でしょう。この漫画では珍しいパターンですね)でトークンを生成してきます。
しかし、これまた久々の切札、地震で一掃しジョーヴァルの女王を着地させます。リベリオンでもないのに何故ジョーヴァル…?
このデュエルは最初以外常に冷静で、珍しく上手を行っている勝舞君ですが、ミミは逆に”切札を使い切らせた”とほくそ笑み、占いを唱えデッキ操作を始めます。
案の定ミミはトップに自然の類似を積み込み、全ての土地をクリーチャー化して襲い掛かってきます。
2枚の切札を切ってしまった勝舞君はいったいどうやってこの状況を乗り切るのでしょうか!?といった所でこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想17
前回の続き、ビーブルとホムンクルスを召喚してウキウキのミミはそのまま全軍攻撃してきます。
勝舞君は動揺しながらも、雷音でビーブルを焼こうとしますが、巨大化で守られてしまったうえに6点もダメージを受けてしまいます。
ここでようやくスタック(時期的に連鎖とかと入れ替わる前かも)の説明(らしきもの)が入るのか…
大ダメージにマジギレする勝舞君ですが、”悪気はなかったの!!ただビーブルちゃんを守りたくて…信じて、お願い”と哀願され勢いを殺されてしまいます。
そんな事してる間に猫族の戦士(可愛い・・・?)も召喚され、状況は徐々に悪くなっていきます。
ぶりっ子作戦のせいか不利な状況なのにイマイチ緊迫感が無いことを金太郎に(モノローグで)心配されてしまいます。
しかし、今までの経験が生きたのか、三国戦で自分のペースをかき回された時のことを思い出し、気合を入れ直します。
冷静さを取り戻し、泣き落とししてくるミミを無視して弧状の稲妻でビーブル&ホムンクルスを纏めて除去しますが、ミミの態度が一変。
”このクソガキ、よくもやりやがったな”と本性を現し猫族にブランチウッドの鎧を付けて全力パンチしてきます。今どっちのターンなのだよ。
カードゲームなのに吹っ飛ばされた勝舞君、飛ばされた先にある机も真っ二つになってしまうすごい衝撃です。
豹変したミミは数ターンの内に殺してあげる宣言をします。
ミミの空手が20段であることもついでに明かされます。
20段ってどこの流派なんだ…?
5/5の猫族でイキるミミですが、勝舞君は復仇で除去しクリーチャーを並べだします。
除去デッキだと判断したミミはクリーチャーを出すプランからマナ加速を始めるプランに変更。
不気味さを覚える勝舞君たち。
案の定貯めたマナから当時の最強クリーチャー、マスティコアを召喚されてしまいます。
急にガチカードを使われてしまった所で今回は終わりです。
ありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想16
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想16
前回の続き。
2人目の四天衆、黄昏ミミと対面した所からです。
ぶりっ子キャラで猫を被るミミちゃんですが、元同僚の金太郎にはその本性を知られています。
そのことを口外されないために金太郎をハンマーで殴打したりと中々にエキセントリックな行動を見せますが、れく太と勝舞君はキャラ作りに騙されたままハイランダーのデッキ構築に移ります。
特にれく太の骨抜きっぷりはヤバく、非常に気持ち悪いニヤケ顔も披露してしまっています。
れく太がデレデレしている一方、勝舞君は慣れないハイランダーの構築に苦戦中。
気絶から目を覚ました金太郎に”ハイランダーは頼りになるクリーチャーでデッキを固めるのが一般的。クリーチャー戦は得意やろ?”と提言されます。
しかし、勝舞君は”一般的な手じゃダメだ。ここは裏をかいて対クリーチャーデッキを組む”と結構リスキーな構築をすることにしたようです。
一方、ミミは速攻でデッキを完成させ、あまりの速さからゴブリンに”手を抜いているのでは?”と苦言を頂きます。
ミミ側はあらかじめハイランダーをやるってわかってるんだからある程度用意していただけだと思うんですけど。
そんなミミとは対照的に勝舞君は一応のデッキの完成はしたものの、念入りなチェックを続ける思慮深さを見せます。
今迄とあまりに違う態度に訝しがる金太郎に勝舞君は”三国戦でデッキを適当に作ったことを叱ったのはお前だろ”と言い過去からの成長を見せます。
れく太はこれを見て”この素直さが勝ちゃんの強さの秘訣なんだろうな”とモノローグで語りますが、今まで素直だったっけ?
神の怒りに何十連敗もするまでデッキを変えないのは素直とは言い難いと思うんですけど。
デッキのテストプレイに”どっかでハイランダーの対戦をやってるだろう”と(ハイランダーなんてマイナーフォーマット当時の熱帯で絶対やってねーよ)ネットを使おうとする勝舞陣営ですが、ここで偶然透と通信が繋がりデッキのテストを手伝ってもらう事に。
当然、結局デッキの完成は日が暮れてからに。
あまりの遅さに業腹のミミでしたが、勝舞君たちが現れたため態度が一変。
ネコを被ったそのままデュエルスタートすることに。
まずはミミから始動しますが、なんと初手は”こそこそするホムンクルス”。
知らない人に説明すると、こいつはクリーチャーインフレの進んでいない当時ですら何体か上位互換のいる雑魚中の雑魚です。
これにはれく太も勝舞君も”超雑魚クリーチャー!?”とドン引きします。
しかし、今回は一味違う勝舞君。
冷静に様子見を続けます。
しかし、続けて”活発なビーブル”を召喚するミミに”また雑魚!?”と動揺。
活発なビーブルの方は雑魚ではないと思った。
すっかりミミの作戦にはまり、動揺をさせられてしまった所で今回は終了です。
今回もありがとうございました!
前回四天衆を倒すことを決意した所から再開。
早速扉を開き四天衆の部屋へ踏み出しますが、最初の部屋は既に敗れ去った三国の部屋だったのでここは素通り。
四天衆リストラが早そうな制度なのに部屋の内装がばっちり三国仕様だ。
しかも高そう。
どこからこんな資金が…。
ここで金太郎が何故あそこまで白凰が冷酷なのかと疑問を口にします。
そこに”そのわけが知りたいか…。”とゴブリンが再登場。
しれっと説明文で”マスターに仕える神官”とオーナーと呼ばれていた過去を消し去っています。
1巻のあのコマは白凰の笑顔のアップで隠されていただけその後ろに本当のオーナーが居たのでしょう。
そしてこのゴブリン、知りたいか?などと登場したくせに問い詰められれば”何も言えん。知りたければ白凰の間に行け。”と気のない返事。
何しに来た。
ここで場面は変わって白凰サイドに。
顔を隠した謎の人物が白凰に”このまま勝舞くんが四天衆を全滅させればようやく白凰の練習台になる相手が出来上がる(要約)”と語りかけています。
NACさん、練習台にもならないと遠回しにディスられる…。
相変わらずアドバイザーの扱い悪いですね。
これを盗み聞きしていたNACさん(久しぶりの登場ですね。神殿に居たのは描写されていましたが長い事ほったらかしでした。)、日本のデュエル界全体の向上を目的としていたはずの神殿の私物化を糾弾しますが、オーナーの怖い顔に気圧されてしまいます。
ここで神殿の真の目的が白凰の練習台を探し出す事のみにあることが明かされます。
この事実を勝舞くんに伝えようとするNACさんですが、その先にある目的がGARDE打倒だという事を聞かされ、何故か立ち止まってしまいます。
また場面転換して勝舞くんサイドに。
第2の間ではハイランダー(同じ種類のカードは1枚しか入れられない特殊構築)での対決が言い渡されます。
いいから修行したデッキを使わせてあげて…。
そこにローブを被った第2の四天衆が現れ、”四天衆の真の強さ…。見せてやるぞ…。”と強敵のオーラを醸し出します。
勝舞くんは”言いたいことあんなら顔を見せろ!”とローブを剥ぎますが、出て来たのは女の子でした。
いきなりノリが一変し”デュエルっ娘ミミちゃん♡って呼んでね♡”と自己紹介してきます。
これが後のレギュラーキャラとのなれそめになりますね。
そんなところで今回は終了です。
ありがとうございました!
前回、ピンチのはずの三国が勝利宣言をしたところからこの回は始まります。
どうみても不利な三国ですが、間間で貯めていたマナを使い火矢の弓兵を召喚。
火矢の弓兵の生贄能力と火力呪文の火攻めでライフを削り逆転を狙いに来ます。
これに対して余りに動揺が大きかったのか”陸遜でブロックだ!”と頓珍漢なアドバイスを始めるれく太くん。
ナックさんの決闘中のアドバイスはNGというお達しは既に完全に形骸化してますね…。
これに対して三国は直接ダメージなのでブロックできないとギャラリーの戯言にも回答してくれる律義さを見せてくれます。
やさしい。
直接火力を食らい、負けてしまったかに見えた勝舞君ですが、煙の中から生還。
ポータル特有の変な文章(だった)のカウンター”消力”で難を逃れていたことを明かします。
仕留め損ねた三国は”次ターンの全軍攻撃で止めを刺す”と諦めない姿勢を見せますが、当然荊州占拠でターンを飛ばされ、決着が付いてしまいます。
主人公らしからぬ戦法での勝利ですが、非常にmtgらしく、終始面白くこの漫画(のmtg時代)全体で見てもベストバウトの一つだったのではないでしょうか。
敗北した三国は勝舞君に”最低な決闘者などと言ったりしてすまなかった”と非礼を詫びます。
あの無様なプレイを見ればそう言っても割としょうがないと思うのですが、再戦に応じてくれたりとても紳士的ですね。
握手で和解した二人ですが、三国の手は震えており、どうも深く動揺している様子。
それもそのはず、金太郎同様彼も神殿の掟によって尊敬していた白凰自身の手でリストラされてしまいます。
当然今回も激昂し追いすがる勝舞君ですが、扉の向こうに消える白凰に追いつけず、その挑発的な瞳に一人憤る事しかできませんでした。
ここで金太郎により白凰は”白凰の間”に鎮座しており、四天衆を倒さねば挑戦できないというポケモンそのままなシステムの説明を受けます。
四天衆を全滅させ、白凰を討つ事を決意した所でこの回は終了です。
今回もありがとうございました!
前回から引き続き三国戦。
この回から3巻の収録分になります。
表紙は三国とミミに立ち向かう勝舞君。
どうでもいいですけど扉絵のミミがデビルマンやバイオレンスジャックみたいな画風の顔をしていて面白いです。
前回、三国に追い詰められた(?)勝舞君ですが、目はまだ死んでいなかったところからこの回は始まります。
”絶体絶命のピンチ”、”負けるかどうかって時”とか言われてますが、ライフは14で三国が並べたクリーチャーの打点もそんなに高くないので不利は不利だけどそこまで言われるほどではない気はしますが、追い詰められているらしいです。
ピンチを脱するため巧みな軍略でライブラリー操作をし、切札を探す勝舞君。
どうやら目当てのカードが来たようで、守りを固めるために壁を用意しターンエンド。
三国は当然全軍攻撃してくるので、壁でブロックしようとする勝舞君ですが除去されてしまいます。
ブロック指定後に除去撃つくらいは今更なので割愛。
敢え無く全軍攻撃を食らいライフ10に。
返しに陸遜を召喚しますが、堕落した宦官のCIPで2点くらいそのターンは壁として使えなくなってしまいます。
しかし、(後述の能力は別にしてステータスだけ見ても)継続して壁になる陸遜をこのターンで殺さないためブロックしないのは当然だと思うのですが、何故か周りは?な反応を示します。
そして返しのターンで陸遜で殴っていきますが”だめだよ!!そんな大軍につっこんだらブロックされるどころか、返りうちにされちゃうよ!!”とか言われてしまいます。
今は宦官以外フルタップじゃないの?返り討ちにはされないと思うけど(重箱の隅)
ここで馬術の説明が入り、陸遜のカササギ能力でドロー。
しかし、このままでは返しで死んでしまうのは変わりません。
そこは勝舞君、”それはどうかな・・・?”と言えるデュエル哲学と疲労困憊を使い三国を縛り、生き残ります。
宦官の攻撃だけは受けてしまいますが、次のターンも陸遜でドローしながら荊州占拠で追加ターン、またしても延命します。
そう、今回のデッキはなんとエターナルブルー。
やっぱり青使いじゃないか!
ここに賢人の知識の墓地回収も加わり、エクストラターンと疲労困憊で三国をサンドバッグにする勝舞君。
ただ、三国もサンドバッグにされるだけではありません。
疲労困憊時にマナを伸ばしながら、次ターンが帰ってくるのを虎視眈々と待ちます。
そして疲労困憊を撃った勝舞君に勝利宣言をしたところでこの回は終了。
この回に限らず、勝舞君が青使ってる時が一番漫画が盛り上がる気がしますね…。
今回もありがとうございました!
漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想12
前回、三国に完敗し神殿から帰宅したところからスタート。
敗北から挫けてしまった勝舞君を励ますれく太ですが、勝舞君は聞き耳持たず。
”もういいんだ・・・。マジックはもうやめだ・・・。”と引退宣言までしてしまいます。(こいつら何かあると直ぐに引退しようとするな。実際辞めるんだけども)
そこに金太郎が現れそれに同調、前回の最低の決闘を見ていたことを明かします。
金太郎に当たる勝舞君ですが、金太郎に”ポータル三国志の特徴を知ろうともしなかった”、”まともにデッキも作らなかった”、”そんな適当でマジックは勝てるほど甘くない”、”それで落ち込むなんて自惚れ”と説教されてしまいます。(召喚酔いのルール忘れはそれ以前の問題だと思うんですけど)
ここで金太郎の名言”基本に帰るんや…。”≪基本に帰れ/Back to Basics≫が飛び出します。
説教を終えた金太郎は勝舞君にポータル三国志のカードを大量に渡し、かっこよく去ろうとします。(が、れく太に捕まり家事の手伝いをさせられることに)
どこからこんなカードを、貧乏なんじゃなかったのか…?
それと庭に直接カードを置いてくのは止めてね。土まみれになるでしょ。
流石に奮起した勝舞君は早速デッキを作り、三国に再戦を持ち掛けます。
当然断られますが、土下座で何とか乗り切り(!?)デュエルへ。
しかし、デュエルは前回と同じく三国優勢のまま勝舞君は追い詰められてしまいます。
追い詰められた勝舞君ですが、金太郎曰く、”あの目はおいつめられた人間の目やない!獲物を見つけた・・・、トラの目や!!!”と前回とは違う事を言及されます。
というところで今回は終わり。
今回もありがとうございました!

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