漫画版デュエルマスターズ(mtg時代)感想11
前回の続き。
白い騎士団と敵対する事となった勝舞君。
強さのみを追い求める白凰に対して”人の心をふみにじってつかむ勝利なんて、ぜったいまちがってる!”と言い放ちます。
しかし、”人をふみ超えない勝利なんてあったんだ…。なら・・・、見せてみろ。今すぐ!!”と言い返されてしまいます。
オーソドックスですが結構熱い対立関係ですね。
ここでこの口論に四天衆の一人が乱入。
白凰に挑みたければ四天衆を全員倒せと提案してきます。
まずは一人目、速攻の三国とその場で戦う事に。
勝負の内容は三国君の容姿や名前通りポータル三国志限定構築での戦いを持ち掛けられます。今まで散々修行して作ったデッキは…?それにこの人ポータル三国志が販売終了したら普段何で挑戦者を相手するんだろう?と疑念は尽きません。
デッキ構築の時間を与えられますが、頭に血が上った勝舞君はその場で適当に作ってしまいます。
そしてデュエル開始。
まずは三国君からターンを始めます。
山から山賊を召喚し殴ってくる三国君に”!!こいつもおれと同じ速攻系か・・・!!”と反応する勝舞君。速攻の三国って名乗ってただろ!どうやら彼は他人の自己紹介は適当に聞き流す性格らしい。
”なら、おれは!!”と低マナ域で仕掛けてくる三国に対して、マナは掛かるものの1体が強力なクリーチャーで潰すと独白する勝舞君ですが、出したのは≪森の熊≫。
熊じゃねーか!?2マナだし別に強力でもねーよ!?
しかもここでまさかの召喚酔いのルール忘れのミスプをします。
これには森の熊よろしく読者もお手上げ。
一応フォローするとこれはコロコロ側の”この漫画ルールが良く分からない”という読者の声に配慮してのテコ入れなので松本先生の本意ではないと推察されます・・・と思いたい。
飛びかかるジャガーの反動が最悪の形で回ってきましたね…。
the deck回を1話にぶち込むくらいなら最初からこれを1話でやっとけよ…。
案の定周りに呆れられボコボコにやられます。
しかし、またしても召喚酔いを忘れると”この回だけレミィと脳みそをトレードしたのか?”と言いたくなるような大ポカを再度やらかします。
当然そのまま1点も与えられないまま大敗。
神殿から文字通り投げ返されてしまいます。ついでにれく太も。かわいそう。
まさかまさかの情けない敗北でこの回は終了します。
今回もありがとうございました!
前回白い騎士団への入団を認められた勝舞君ですが、つるむのはがらじゃないと難色を示します。
しかし、世界大会への近道になると聞いて態度が一変、入団を即決。
早速金太郎に白凰の元に案内してもらう事に。
道中で白凰の来歴を金太郎に教えてもらう勝舞君ですが、この来歴が”数年前突然現れ、現在デュエルで無敗”という滅茶苦茶な物。
デュエマではこの時点で既に敗北を経験しているはずなので、ここで言うデュエルとは恐らくmtgの事でしょう。すげえ。デュエマに転向せずにmtgやってればよかったんじゃ
相手のあまりの強さに逆に燃え上がり、白凰を倒すと豪語する勝舞君。
それを見た金太郎は何故か唐突に過去の回想を始めます。フラグ
貧乏な家の生まれだった彼は、朝から晩まで働く大横綱先生みたいな見た目の母親にmtgのカードなどとてもねだれませんでした。
が、それを察していた母にデッキを買ってもらいそれで勝ち上がって来たという来歴と世界大会の賞金で母に恩返しすることが夢だと語ります。
話が終わりいよいよ白凰に対面する勝舞君たち。
白い騎士団の特典として全てのカードが置いてあるカード館(1996 World Championとかどうしたんですかね)やあらゆるデュエルをシミュレーションできるコンピュータールームの使用が提示され喜ぶ勝舞君。
しかし、敗者は用済みとばかりに金太郎をクビにする白凰をみて和やかな空気は一変。
号泣しながら神殿を去ろうとする金太郎の姿に激昂した勝舞君は、思わず白凰へ殴りかかろうとします。
この漫画非紳士的行為等ゲーム外の行動でジャッジキルされそうなキャラばっかりですね…。
しかし、その拳は白凰へ届く前に彼の部下である白い騎士団四天衆なる新キャラ達によって阻まれてしまいます。
1度もデュエルをしないまま、ここでこの回は終了。
今回もありがとうございました!
前回の続き、役畜を戦場に出した金太郎は更に蛇かごを唱え、役畜のサイズを上昇させるコンボを決めてきます。
ここで”リバーボアは不死身なのでそれで防げばいい”と透が解説。
れく太も”リバーボアにそんな能力があったのか!!”と驚きます。
再生についての解説が無く、すごい大雑把な解説だったことに読者も驚きます。
とりあえずできることもなくなったのでドローする勝舞君ですが、”よし!いいカードが来た!”とは言うものの、何も唱えずにターンエンド。
金太郎に”ついに切り札もつきたか!”と煽られます。
金太郎は予定通りに金属細工師にマナを生みださせ(余談ですが、この金属細工師、マナを生み出すよう命令された際にイーッ‼とショッカー戦闘員のような受け答えをしています。かわいい)、蛇かごから蛇(漫画の登場人物は全員蛇蛇言っていますが、実は当時はオラクル更新前で正確にはコブラでした)を生み出し始め、役畜のサイズが8/8に。
リバーボアでブロックしようとする勝舞君ですが、転換で邪魔され残りライフ4に。
”わいは、つねに先の先を読んどるんや。あんたより一枚上手ってわけやね…。”と兎に角煽る金太郎君。
転換を撃った際の表情も少年とは思えない悪人面で、後の彼からは想像もできない悪役っぷりを遺憾無く発揮しています。
ところで先を読んでるならもう1ターン待ってから殴って止めを刺してもよかったのでは?
転換撃つマナがあるならそっちの方が良さそう。
ピンチの勝舞君ですが、こいつ一体に全てのクリーチャーでブロックを強制させる能力持ちの嘲るエルフを繰り出し一気に優勢へ。
次ターンの攻撃で相手のライフを1にする事ができ、怨恨などを使い打点を上げればそのまま勝てることが解説されます。
焦る金太郎は自ターンに天才のひらめきでドロー、そのままターンエンド。
”でも無駄だぜ、いまさら何を引こうと俺には切り札があるからな”とほくそ笑む勝舞君。
そして再び来る勝舞君のターン。
怨恨を唱え、勝てると思った矢先、先ほどのドローで引いていたらしいカウンタースペルで打ち消されてしまいます。
しかし、どうやらこの回の序盤で引き、温存していた切札は怨恨ではなく、ヴィーアシーノの殺し屋だったようで、これを唱え勝利します。
そりゃ怨恨だったらもっと早く撃ってるよね。
”確か、おまえ先の先を読んでるとか言ってたな…。だがおれは…、先の先の先を読んでたんだぜ!”と名言を放ちながら金太郎を討ち倒します。
金太郎を倒したところで彼がデュエルの神殿最後の審査官だったことが判明。
この勝負で試験に合格したことにより、白凰率いる日本最強のチーム、白い騎士団への入門を認められたところでこの回は終わります。
今回もありがとうございました!
前回デッキの弱点を補完した勝舞君。
今回はその続きで修行を卒業するところからスタートです。
修行が一旦終わったので仲良くお家へ帰ろうとしていた透たちの前へ、なんと白凰らしき人物が現れデュエルを挑みます。
忘れ物を取りに神殿に戻っていた勝舞君が駅に戻った時、そこには(何故か)地面に転がった透とモブの姿が…。
犯人は白凰、ではなく彼のコスプレをしたファン難波金太郎なるデュエリストでした。
正体判明前後で体系が違いすぎる。
彼はJOJO4部の間田ばりに顔と体系が変化していくキャラクターでもあります。
早速得意の速攻デッキで金太郎を殴っていく勝舞君。
対する金太郎は”金属細工師”を召喚。
勝舞君は弱そうな金属細工師を”弱そー!!それになんかれく太に似てるし…。”と馬鹿にします。
それを見た透は”気付いてくれ、そのクリーチャーはとんでもない力を秘めているんだ!”とモノローグで金太郎と金属細工師がただものではないことを解説します。
お前らテキスト見ろよ。
金属細工師を無視して飛びかかるジャガーに怨恨をエンチャントしてさらに猛攻を加える勝舞君ですが、金属細工師でブロックしなかったことを”おかしい、何故ブロックしなかった”と訝しみます。
トランプル持ちをブロックするわけないし無くてもこれだけライフがあって相打ち取れないならブロックしないのが普通だと思うんですけど。
案の定金属細工師がバニラであるはずもなく、能力のマナ加速からファイレクシアの巨像を召喚され8点パンチを受けてしまいます。
しかし、巨像のデメリットでもうアンタップはできないと踏んだ勝舞君はビートを再開。
対する金太郎は転換で巨像をアンタップし返り討ちにしようとしてきますが、逆に樫の力で討ち取り形勢逆転。
しかし、金太郎は更なる切札、”役畜”を召喚し不敵な笑みを浮かべます。
といった所で今回のお話は終了します。
今回もありがとうございました!
今回から2巻に突入します。
表紙は白凰と勝舞君の2ショット。
前回の連敗を受け、反省する勝舞君。
いよいよデッキ改造に向けカードショップに向かいます。
どうもある2枚のカードをご所望の模様。
しかし、3つの町を回ってもどこにも置いていないと不運に見舞われます。
最後に立ち寄ったカードショップタカハシにてお目当てのガイアズクレイドルと樫の力を発見しますが、財布を神殿に忘れてしまい泣き出します。
優しい店員さんに”お金が無いならトレードでいいよ”とトレードを提案されますが、”う~ん・・・。とは言ったものの・・・、ざこカードばっか・・・。しかもきたないな…。”(原文ママ)とボロカスに言われます。
この世界の住民はナチュラルに口汚い奴ばかりですね…。
しかし、2枚の地震のカードを発見、これとガイアズクレイドルと樫の力の交換を提案されます(!?)
当時の価格の正確なデータが無いので何とも言えませんが、そこまでシャークではなかったのかも?提案したの店員側だし。
一部で地震がαβ版だったから(現代基準でも)シャークじゃない説がありますが、地震のイラストを見る限りポータル版なのでこれは間違い。
このトレードを飲むかどうか迷う勝舞君。
何かを覚悟したような表情のアップから場面は神殿に移ります。
50勝目を控えた透の前に現れた勝舞君はリベンジマッチを挑みます。
しかし、召喚したのは相も変わらず飛びかかるジャガー。
ギャラリーに呆れられる勝舞君ですが、負けじと怨恨を付けて殴りかかっていきます。
しかし、”どうやら神様は俺の味方のようだ”と透は神の怒りを引いたような言動を見せます。
どうやら情報アド等という概念はこの世界にはない模様。
しかし構わずクリーチャーを展開する勝舞君。
次のターン4マナに届けば俺の勝ちだと謎の勝利宣言をする透に対し、勝舞君はこのターンで決着をつけると宣言返しをします。
どうやら肝心の彼の神の怒り対策とはガイアズクレイドルでマナブースト、樫の力でゴリ押しして4t目前に相手を倒す事だったようです。なんじゃそりゃ。
ガイアズクレイドルと樫の力より怨恨の方が全除去には効いてそう
なにはともあれ、連敗から脱した所でこの回は終わります。
今回もありがとうございました!
前回デッキばれした勝舞君。
今回はそれにより、デュエルの神殿の門下生たちの神の怒りデッキにフルボッコにされるところから始まります。
NACはこの弱い者いじめを見て”はたしてこれで修行とよべるのか”とここ数話を全否定する正論を呟きます。
弱い者いじめが無くても条件そのものが緩すぎると思うんですが…
10連敗した勝舞君はれく太君にデッキの変更を提案されますが、ボロボロの(マークドですよマークド!)自分のカードを見せ”昔から一緒に戦ってきた仲間だからこれらのカードで勝ちたい”と一蹴します。スタン落ちは…?
結果、相も変わらずボコボコにされる勝舞君。
遂に神の怒りのみならず集いまで撃たれ始めいよいよ勝ちの目が消えていきます。
見かねた白凰に”君は自分でカードを殺している”と言われ、立ち上がる勝舞君。
(何故か無駄に手を光らせながら)”ここにいる全員をぶっ倒す秘策を思いついた”と言いながら神殿を後にし、この回は終了です。
そもそもこの時代に神の怒りと戦う事を事前に想定してないのがおかしいような気もしますが、果たしてこの窮地をどうやって脱するのでしょうか?
今回もありがとうございました!
前回でデュエルの神殿に入門できた勝舞くん。
前回書き忘れていましたが、ゴブリンは白凰に(おそらくデュエルの神殿の)オーナーと呼ばれていましたが、終始そんなに高い地位にあるような敬われている描写は特にありません。
修行の内容は一週間以内に他の修行中のデュエリスト達に50勝するというもの。
いくらでも敗北が許されるらしいので、適当なコンボデッキで片っ端から当たって行けばいいような気もしますねこの修行。
早速新人いびりにやって来た毒蛇王蛇美羅を1コマで返討ちにした勝舞くん。
名前的に毒カウンターデッキ使いだったと思いますが、時期が良く無かったですね。
感染のある時代に連載されていればもうちょっと扱いが良かったろうに。アーメン
また、ここで勝舞くんの父が伝説のデュエルマスターである事が蛇美羅にバレます。
この時の蛇美羅のイメージする切札勝利のイメージがなんかマヌケというか妙に愛嬌や味のあるゆっくりAAみたいな顔でちょっと笑えます。
蛇美羅は兎も角として、唐突にこの漫画のヒロインである白凰がデュエルの神殿へ祝辞を述べに来ました。
そして白凰の側にはNACの姿も。
これを無視し、ようやく修行を再開した勝舞くんは29連勝と一人だけMomaでも使ってるんじゃあないかというような破竹の勢いで勝ち抜いていきます。
そして30戦目、如何にもモブっぽい見た目の新キャラの透が勝舞くんに挑戦する事に。
得意の速攻で透に畳み掛ける勝舞くん。
ついでにこの時飛びかかるジャガーを唱えながら超速攻とか言うのでジャガーが速攻持ちだと勘違いした小学生を大量生産しました。(同ページ内でターンを跨いだ描写無しに殴っているのも原因)
そのままどんどん押していきますが、透の神の怒りでクリーチャーを一掃され旗色が悪くなります。
その上、プロテクション(赤)のサルタリーの僧侶を召喚され窮地に立たされます。
ハンドに抱えていた2枚の地震でライフを削りきり辛勝しますが、この30戦でデッキの内容が対戦相手全員にバレてしまいます。
1戦目でわかるだろ
デッキバレしてしまった所で次回に続きます。
今回もありがとうございました!
前回、黒城に敗北した勝舞くん。
よほどショックだったのか黒城に地震のカードを燃やされる夢を見ている所から今回の話は始まります。
悪夢から覚めた勝舞くんは母親の舞さんに負けた事を煽られ家を飛び出します。
余談ですが、この時勝舞くんは普段の服のまま床から出て、そのまま着替えずに家を出ています。
mtg時代での数少ない勝舞くんの家庭の様子を映した貴重なシーンですが、当然というか、勝太くん(後の主人公で勝舞くんの弟)の存在はこの時点では微塵も感じられません。
デュエマ時代ですら最後の最後まで全く伏線無かったから仕方ないね。
閑話休題、飛び出した勝舞くんは幼馴染のれく太くんに強くなる方法を教えろと詰め寄ります(何故ここでmtgの弱いれく太に詰め寄ったのかは謎、こういう時にこそNACの出番じゃ?)
れく太くんはJDCというジュニアデュエリスト養成機関での修行を提案、なんと提案からそのままJDCまで直行(移動描写なんと3コマ)する事に。
見た目教会にしか見えないJDC=デュエルの神殿を訝しむ二人ですが、ちっちゃいオッさん(以後ゴブリン呼ばわりされます。哀れ。)の案内で入門テストを受ける事に。
詰めデュエル的な問題を色々解かされます。
このシーンの問題は割と好き(別回答が色々有りそうなのがアレですが)なので是非単行本を買って皆さんにも読んでもらいたいです。
何故かイメージ映像から大ダメージを受けいじけていたれく太くんと協力、テストを合格した勝舞くん。
いよいよ神殿へ入門という所で次回に続きます。
今回もありがとうございました!
第3話、切り札は光る手に!は何かパースのおかしい勝舞くんが死神のイメージ図に襲われている扉絵から始まります。
前回からの続きで圧倒的不利な勝舞くんはトップデッキに賭けますが、ドローしたカードは例の地震。
敗北のイメージに囚われ地震を撃てない勝舞くん(そもそも他に選択肢が無いので何故迷っているのかが謎ですが)。
しかし父のイメージに励まされて地震を撃つことに。
この時代の勝舞くんは後に比べ結構メンタルが弱い印象。
黒城は地震に対応してスパイクの飼育員をサクりゲイン。
盤面を掃除出来たとはいえライフは10対2と依然不利な状況でトップ対決に。
運良く針刺スリヴァーを引いた勝舞くん。
対して黒城は花の壁を引いてご機嫌斜めなご様子。キャントリップ付きの壁なのでかなり強い方な筈ですがお気に召さなかったようです。
切り札を引けない黒城に対して“デッキに見放されてるんじゃねぇのか”と煽りを入れながらスリヴァーを並べていく勝舞くん。ジャッジー!非紳士的行為です!
ここで勝舞くんの手が物理的に光だします。
NAC曰く、真のデュエリストのみが持つ自分の好きなカードが引けるようになる状態がこの光る手との事。
後に遊戯王ゼアルでやった事を、なんと、これ程の大昔にやっていたのだ。
恐るべしデュエルマスターズ(漫画版)。
そしてこんなイカサマ能力を持っていたらしいのにガルドにボロ負けしたらしい父ちゃんって…?
今度は逆に黒城が追い詰められ、トップデッキに賭けるハメに。
俺の勝ち宣言をしてフラグを立てる勝舞くん。
案の定トップで火力を引かれ呆気なく敗北します。
敗北後に勝舞くんの最後の手札が地震だった事に驚愕する黒城。
少なくとも引き分けに出来た筈なのに勝ちを狙いに行くとはなんて奴だ!と驚きますが、有利なんだから当たり前な気も。
兎にも角にも序盤にも関わらずのイキナリの敗北からこの回は終了します。
今回もありがとうございました!
前回の闘いを経て勝舞くんがNACに何故父ちゃんが帰って来なかったのかを問うところから2話は始まります。
修行は連勝につぐ連勝だったが、帰国一週間前に急に現れた闇の集団ガルドなるチームに完敗したことで、父ちゃんは自信を無くし失踪したとNACは語ります。
この時のデュエルは後にmtgでは無くデュエマで行われていた事が判明します。
それ故NACはファンにデュエマで負けてmtgを辞める(未遂)男呼ばわりされる事に。
しかし、この回の回想のコマではカードの裏面がどう見てもmtgのそれに見えます。
きっとウルプロのmtg裏面柄のスリーブでデュエマをしていたのでしょう。
閑話休題、NACからこの話を聞いた勝舞くんは“父ちゃんは世界にまだまだ強い相手が居ることを知って修行に出たのだろう”と推測します。
NACはそんな勝舞くんに彼の父が残した封筒を差し出します。
その中身は何故か地震のカードだけでメッセージなどは一言も有りませんでした。
この伏線は結局回収されず仕舞いなので、単に不要なカードを押し付けて処分した説や別に勝舞くん関係なくオークションなどでの配送を忘れたまま失踪しただけ説が囁かれています。
早速地震をデッキに組み込みカードショップでmtgに打ち込む勝舞くん。
30連勝と絶好調の彼の前に不気味な風貌の男、黒城が現れ“禁止カードを使えば誰でもNACに勝てる”、“まぐれで勝った情けない実力”と挑発を仕掛けてきます。
当然激怒する勝舞くん。
自然な流れでデュエルがスタートします。
勝舞くんは飛びかかるジャガーを召喚。
彼のデッキはステロイド(前回のは父のデッキ)。
基本的に彼は特殊な構築以外では終始ステロイド使いです。
1話の冒頭でコッソリとカブトガニと錬金術の研究を決めていた(読み切りネタ。読み切りもこの巻の巻末に収録されています)のは内緒。
対する黒城は花の壁を召喚し、ジャガーの攻撃をブロックしますが、巨大化でパンプされ破壊されます。(この間エコーの支払い描写は無し)
さらにノッた勝舞くんは筋肉スリヴァーも召喚し、さらなる攻撃を加えます。
黒城はバッパラを召喚しブロックしようとしますが、火葬でやられて防戦一方に。
なお、このシーンはファンに“マナクリでブロックしようとするのはミスプでは?”、“ブロック指定後に焼いていない?”と2重に突っ込まれる有名シーンです。
以降デュエル描写は省略されているものの、どうやら黒城はクリーチャーを召喚してはやられてを繰り返したようです。
しかし、NACが会場に現れてからは一変。
黒城は本性を表し、生ける屍を“超動”(この漫画では切り札を唱える事を何故かそう呼称します)、戦場を一掃しながらクリーチャーの大量リアニメイトで形成を逆転した所で2話が終了します。
2話も突っ込みどころはあるものの、人気キャラの黒城が登場したりと見所は中々。
勝舞くんの運命やいかに、という事で次回に続きます。
今回もありがとうございました!
実家にデュエルマスターズのmtg時代の単行本が有ったので感想を。
まずは1巻、表紙はカードを構えた勝舞君とスリヴァー(たぶん針刺。何故?)
物語は主人公の勝舞君の父親とそのmtg仲間のNAC(実在のプレイヤー、中村聡さんがモデル。氏はこの漫画のテクニカルアドバイザーを担当されていました)が3年ぶりにmtg修行の旅から帰って来るところから始まります。
しかし、空港には何故かNACしか来ず、彼はmtgを酷く恐れ、引退を宣言します。
実在のプレイヤーにこんな発言させていいのか…?
引退宣言に止まらず、デッキを川に不法投棄しようとするNAC氏。
見かねた勝舞君はそれを止めさせ、デュエルで事情を問いただすことに。自然な流れ
何故かその場に有った河原のデュエル広場にて遂に初戦が始まります。
第1t目に勝舞君サイドが繰り出したカードはなんとライブラリーオブアレクサンドリア。これにはギャラリーの少年たちも“ずるいぞ!!勝舞兄ちゃん!!”と総スカン。
しかしライブラリーオブアレクサンドリアの効果が一切説明されないので(この後もゲーム中1度も起動された描写は無い)イマイチ読者には強すぎると評価される理由がピンと来ません。
対するNACはエラダムリーのぶどう園からマナバーンダメージを勝舞君に与えていき、自身はスパイク軍団を展開して行きます。どうやら氏のデッキはお得意のスパイクの誓いのようです。
勝舞君はモート(これも効果説明無し)を貼って耐えますが、忍び寄るカビで破壊され残りライフ2、戦場は土地1枚まで追い詰められてしまいます。
土地1枚でどうやってモートを貼ったのか大いに謎ですが、きっとブラックロータス経由で出したかNACにランデスされたのでしょう。もっとも、今後もこの漫画はデュエル描写をガンガン省略していくのでこの程度の謎は気にするだけ無駄です。
絶対絶命の勝舞君ですが、父の幻に励まされながらドロー、ズーランバランスのコンボで窮地を脱します。
これにはNACも“このコンボを自分で思いついたのか…!!”と驚愕、ようやく勝舞くんを真のデュエリストと認めデュエルを中断します。勝舞くん侮られ過ぎてない?
ここで第1話終了。
NACがmtgを辞めようとした理由とは?何故1人で帰国したのか?という問いは次回へ。
因みに単行本にはデッキ紹介コーナーが入っていますが、何故かこの話の幕間には次回使われるデッキの紹介が入っています。今回のデッキの紹介は2話の幕間。普通逆じゃない?案の定このせいで単行本派はいきなり2話のネタバレを食らうことに。
冒頭から非常に密度が高く、飽きさせることなく読者を魅了してくれるデュエルマスターズ。
次回は2話の感想を書かせていただきます。
今回もありがとうございました!

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