アイコニックマスターズ収録予想(天使編その5)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その5)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その5)
本当に天使多いですね…ですがようやく終わりが見えてきました。

Gisela, Blade of Goldnight / 黄金夜の刃、ギセラ (4)(赤)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、先制攻撃
いずれかの発生源が対戦相手か対戦相手がコントロールするパーマネントにダメージを与える場合、代わりにその発生源はそのプレイヤーやパーマネントにその2倍のダメージを与える。
いずれかの発生源があなたかあなたがコントロールするパーマネントにダメージを与える場合、そのダメージの端数を切り上げた半分を軽減する。
5/5

貴重なEDH殴りジェネラルの1体。
ブルーナとシガルダとは姉妹の関係。
なかなかの美人さんなのですが、後に・・・


Sigarda, Host of Herons / 鷺群れのシガルダ (2)(緑)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、呪禁
あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力は、あなたにパーマネントを生け贄に捧げさせることができない。
5/5

単純に基礎スペックが非常に高い天使。
呪禁に布告対策と万能の除去耐性の持ち主で、モダン以下でも良く採用されている優秀なクリーチャーです。
他の姉妹たちがある出来事で被害を受けたのに対して、彼女は呪禁を持っていたからか難を逃れました。
こういうカードの能力と背景ストーリーが繋がっているのは面白いですね。


Emancipation Angel / 解放の天使 (1)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
解放の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールするパーマネント1つをオーナーの手札に戻す。
3/3

mtg史上最も美人と言われることもある天使。
バタ臭いイラストの多いmtgだと比較的日本人受けするタイプの美形だと思います。
アンコモンで集めやすかったのもいいね!


Avacyn, Angel of Hope / 希望の天使アヴァシン (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒、破壊不能
あなたがコントロールする他のパーマネントは破壊不能を持つ。
8/8

「Avacyn,My Angel・・・」
「この女は何ですか!」
ソリンの娘。
構築では追放除去や布告への絶妙な弱さや重さでいまいち活躍できなかったですが、EDHのジェネラル需要があります。
ストーリー上でもその微妙な耐性故、悲劇に見舞われることに。呪禁持ちのシガルダは大丈夫だったのにね。


Restoration Angel / 修復の天使 (3)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
瞬速
飛行
修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使(Angel)でないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。
3/4

当時のスタンダード、モダンと大人気の天使。
ブリンク能力で他のCIP能力持ちのクリーチャーをチラチラさせてアドバンテージを稼いでいきます。
ポルトガル人や壁をチラチラさせたり、キキジキで無限トークンを作ったりと引っ張りだこ。
他のブリンク持ちよりも単体の性能で優れているのも人気の秘訣。


Illusory Angel / 幻影の天使 (2)(青)
クリーチャー — 天使(Angel) イリュージョン(Illusion)
飛行
幻影の天使は、あなたがこのターンに他の呪文を唱えていた場合にのみ唱えられる。
4/4

プレインチェイス2012が初出の史上初の青単天使。
マナレシオは良いものの、唱えるのに条件があり、必然マナ加速などが入ったデッキで使うことになります。
デッキ自体がマイナーな部類なのですが、レガシーのフェアリーストンピィでの採用実績があります。
見た目もかなり美麗なので、個人的にはかなり好きな部類の天使。


Sublime Archangel / 荘厳な大天使 (2)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは賛美を持つ。(あるクリーチャー複数の賛美を持っている場合、それぞれが誘発する。)
4/3

超優秀な基礎スペックの天使。
賛美が重複するという事を注釈で教えてくれる親切なクリーチャー。
本当にこの時期の天使は皆美人だしクリーチャーインフレの影響で超強化されているしで優遇されていますね。
今の所天使の全盛期はこの辺りだと思います。

今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(レジェンド編)
マジックを振り返る(レジェンド編)
マジックを振り返る(レジェンド編)
レジェンドは史上初の独立型のエキスパンションで、初めて伝説の・多色の(ついでにワールド・エンチャントも)カードが登場したセットでもあります。
収録枚数が非常に多いため狙ったカードが出にくく、現在はパック自体が高額化しているのもあり剥くのはハイリスクハイリターンなパックになっていますね。
マジックには珍しい日本風の名前やイラストのクリーチャーが収録されていることでも有名で、特に≪Tetsuo Umezawa≫は後に神河ブロックの主要人物≪梅澤俊郎≫の末裔に設定されたことで有名です。
ストーリー的にも後にmtgを代表する悪役となる≪ニコル・ボーラス≫の初出のセットとして重要です。(もっともこの頃のストーリー上での扱いはあくまで1セットの敵ボス程度の物でした。カードの強さでの人気に引っ張られて大物化した有名な例ですね)
レガシープレイヤーには≪Moat≫、≪Chains of Mephistopheles≫、≪The Tabernacle at Pendrell Vale≫、≪Nether Void≫などが高額な有用カードとして人気ですね。
全体的に強くて面白いカードも多いですが、反面理不尽なほどに弱い伝説のクリーチャーなども同居しているチクハグさも魅力と言えるでしょう。
今回もありがとうございました!次回はザ・ダーク編です。
リミテッドにおける最強パックの考察
リミテッドにおける最強パックの考察
ふとどれだろうと思ったので書いてみます。
強力なレアがあるパックは無数にありますが、レアは狙ったものを出しづらく、個人的にはレアよりもコモンが重要だと考えています。
なので、”出現確立が高いコモンの枠に1枚で勝利できてしまうような非常識なカードがある”パックが最強だと思います。
・・・そんなものあるわけないだろ!と思っていましたが、ありました。
それは”テンペスト”。
ここのコモン枠には≪転覆≫が収録されています。
≪転覆≫は3マナになった≪ブーメラン≫(パーマネントバウンス)にバイバック(3)が付いています。
6マナで毎ターンパーマネントをバウンス、これは悪くすると当時のように相手の土地を戻しまくってゲームを崩壊させてしまう事も想像に難くないです。
リミテッドでは考え得る限り反則に近いカードだと思うのですがどうでしょうか?
次点は≪火花鍛冶≫の入っているオンスロートで。
”俺はこのパックが一番強いと思うぜ!”みたいなのがあったらお願いします。
今回もありがとうございました!
師範の占い独楽亡き後の奇跡コン
師範の占い独楽亡き後の奇跡コン
当初は独楽の禁止で完全に消滅すると思われていた奇跡コンですが、驚嘆すべきことに現在も健在なようです。

独楽が抜けた結果、そこに依存していた相殺も一緒にアウト。
代わりに予報、先触れを4枚積みし相殺ロックから完全に脱却、純粋な奇跡一本のデッキに変貌しました!

予報、先触れのガン積みに伴って議会の採決だった枠に予期せぬ不在を採用しているようですね。
インスタントタイミングでのパーマネント除去に、最悪予報を的中させる為にも使用できる利便性ででしょうね。

独楽が消えたといっても、やはり奇跡はまだまだ油断できない相手という事でしょう。
対戦する際には気を付けたいものですね。
今回もありがとうございました!

参考レシピ:(https://www.mtggoldfish.com/deck/650763#online
白単トークン(モダン)
twitterの方で昔使っていた白単トークンの話をしていたのでその詳細を。
かなりカジュアル用な構築になっていますのであしからず。
また、当時の記憶を頼りに、新規カードなども入れて再現しているので当時と全く同じレシピではありません。

それではレシピをどうぞ!

土地 24
平地/Plains 8
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx 4
荒廃した草原/Blighted Steppe 1
風立ての高地/Windbrisk Heights 1
ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey 1
トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair 4
幽霊街/Ghost Quarter 4
海門の残骸/Sea Gate Wreckage 1

クリーチャー 3
オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos 3

インスタント 4
流刑への道/Path to Exile 4

ソーサリー 4
軍部政変/Martial Coup 4

アーティファクト 4
探検の地図/Expedition Map 4

エンチャント 17
清浄の名誉/Honor of the Pure 4
ルーンの光輪/Runed Halo 3
神話実現/Myth Realized 4
隔離の場/Quarantine Field 2
ホブゴブリンの隆盛/Rise of the Hobgoblins 4

PW 4
ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar 3
太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion 1

デッキの基本構造は信心を稼いでニクソスでビッグマナ、大量のマナを元にXトークン呪文で圧殺するデッキです。
現在の高速環境で通用するかはだいぶ怪しい構築ですね。
それでは詳細を見ていきましょう。

・ホブゴブリンの隆盛
信心稼ぎ、Xトークンの両方の要素を兼ね合わせていて強力です。
着地誘発でコスト支払いをするので打ち消されても無駄が出ません。
これはX系呪文としてはかなり優秀です。(Xに全振りして打ち消されないため)
着地後も先制攻撃付与で無駄がありません。
ある意味、このデッキを組んだ動機のカードです。

・オレスコスの王、ブリマーズ
信心高めでトークン生成能力持ち、おまけに単体で強い。
デメリットは強いて言えば伝説であることぐらい。
なので3枚の採用。

・軍部政変
X5以上でトークン生成前にリセットが入るようになるXトークン呪文。
信心で稼いだマナの振込先として選びました。
このデッキはこういう兼任カードが多いです。

・ルーンの光輪
あまりにコンボ等へ耐性が無さ過ぎるので採用。
それ以外の相手でも信心稼ぎ、疑似的なクリーチャー除去へ使えて無駄になるマッチは殆ど無いでしょう。

・神話実現
1t目に置いておけば勝手に育ってくれるエンチャント。
終盤にトンデモナイ打点を叩き出してくれる&クリーチャー化しなければ除去されづらいとなかなか。
天敵の衰微が少ないうちが花。

・隔離の場
万能除去枠。
忘却の輪系統のカードで、X呪文でもあるので中盤終盤と役に立ちます。

・清浄の名誉
このデッキはウェストヴェイルのトークンまで全て白(オーメン以外)なので無形の美徳ではなくこちらを採用。

・ゼンディカーの同盟者、ギデオン,太陽の勇者、エルズペス
PW枠。
信心を稼ぎながらトークン生成という目的と合致したので採用。
トークンが除去されても発生源が残るのはやはり強いです。


ここまで読んで気付いたかと思いますが、そう、”トークン要素必要か?”という問題があります。(実際この後白黒コンを組んでいます)

しかし、個人的にはホブゴブリンの隆盛はすごく好きで、かなり面白い動きをするので1度試してみてもらいたいです。
やはりネックは序盤での遅さでしょうね。
そこさえ乗り切ればかなり優秀、少なくとも見た目の印象よりはかなり強いカードです。
ビッグマナに限らず、普通のトークンデッキでもそこそこの活躍はするのではないでしょうか?

今回もありがとうございました!
次元の混乱の際にタイムシフトして来た治癒の葉、粗暴な力はこちらの世界での5ブ―ンズにあたります。
当然、サイクル残りの3種類も設定だけとはいえ存在が示唆されています。
具体的なテキストはないものの、名称のみ明かされているのでテキストは元のブーンズのまま色を変えたものだと推察されます。

残りの3種はDeath Bolt、Ancestral Ritual、Holy Recallという名称だそうです。
・・・隣の世界もなかなかスリリングな歴史を歩んでそうですね。
白のアンリコや青のダリチュー…、並行世界の色の役割が一体どうなっているのか非常に気になりますね。

もっとも、近年の色の役割の解釈の拡大によりDeath Boltはそれに近いものがまま刷られています。(暴君の選択や夜の衝突)
Holy Recall、Ancestral Ritualは未来永劫収録されないでしょうが、Death Boltは時のらせん2が出た時に帰ってくるかもしれませんね(?)
最も、稲妻8枚は流石に許されないと思うので、本物の存在がネックでしょうね。

今回もありがとうございました!
キーワード能力解説:第3回 増幅
またまたモミールとは無縁な能力。
戦場に出る際に手札の同じ部族のカードを公開し、公開した数×数値分の+1/+1カウンターを乗っけるという能力。
レギオンの収録カードのしょぼさも相まって最マイナーの疑いもある能力です。

とはいえしょぼいのはレギオンのカードであって能力自体は中々いいデザインだと思います。
実際システムが類似しているタルキールブロックの≪龍詞の咆哮≫等ドラゴン・ボーナスカードサイクルはユーザーからかなり高評価でした。

構築での出番はまず無いであろう能力ですが、能力自体は面白く、使い道も全くないわけではないです。
例えばエイヴンの戦鷹(5マナの鳥、飛行持ちの増幅1)で戦隊の鷹を公開すればそこそこのマナレシオです。(悪斬とかと比べてはいけない)
・・・やっぱり無理がありますね。

総評すると能力自体は良いのですが、如何せん持っているクリーチャーの部族と他の部分の強さに問題があるように感じられました。
増幅2以上を持っているのが窯口のドラゴン(ドラゴン)と残忍な先祖返り(ビースト)の2枚だけというのが…
前述の鳥やエルフ、マーフォーク等に軽くて増幅の数値の大きいものがいれば全然違ったと思います。

いつか部族推しのどこかのブロックで帰ってきて雪辱を果たしてもらいたいものですね。
今回もありがとうございました!
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その4)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その4)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その4)
近代化が進んできた天使編ですが、今回はいよいよあのインフレの象徴が登場します!

Maelstrom Archangel / 大渦の大天使 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
大渦の大天使がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札から土地でないカードを1枚、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
5/5

まずはアラーラの天使。
全く再録されたことが無いからか、ちょっとだけ値がする。
アモンケットで大瀑布という最高のフィルターランドが手に入ったので、以前よりは使いやすくなった(?)
EDHやカジュアルでは割合人気があるので入ってくれると嬉しいですね。


Jenara, Asura of War / 戦争のアスラ、ジェナーラ (緑)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
(1)(白):戦争のアスラ、ジェナーラの上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3

こちらもEDHやデュエルコマンダー、タイニーリーダーズで人気の一枚。
純粋にマナレシオが優秀なうえに自己強化の効率もかなり良いので、殴り型のジェネラルとして人気。
勿論バントという優秀な色によってグッドスタッフなどもばっちりこなせちゃいます。


Baneslayer Angel / 悪斬の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン(Demon))、プロテクション(ドラゴン(Dragon))
5/5

ついに来ました、クリーチャーインフレの象徴のような天使。
本当にセラ天と1マナ違いなのかと言いたくなるようなスペックで、当時はトップレアでした。
プロテクション(ドラゴン)も馬鹿に出来ず、スタンではジャンドの若き群れのドラゴンを一方的にやってしまっていました。
絆魂というキーワードの強さを再認識させてくれたカードでした…。


Iona, Shield of Emeria / エメリアの盾、イオナ (6)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
エメリアの盾、イオナが戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
あなたの対戦相手は、選ばれた色の呪文を唱えられない。
7/7

リアニメイト御用達の天使。
単色デッキを1枚で完封してしまう恐ろしい子です。。。(一応カラカスで突破可能ではありますが)
マナコストがマナコストなので普通に唱えられることは滅多にありません。
レガシー定番のリアニ先として今日も世界のどこかで元気に釣られていることでしょう。


Linvala, Keeper of Silence / 静寂の守り手、リンヴァーラ (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたの対戦相手がコントロールしているクリーチャーの起動型能力は起動できない。
3/4

かなり便利な能力を持った天使。
主戦場はモダンで、特に出産の殻や欠片の双子が禁止される前なんかはもう大活躍でした。
殻デッキ同士のミラーで明暗を分けるのはリンヴァーラの採用の有無などと言われる程。
現在はその当時ほどではありませんが、依然として優秀なサイドであることは疑いようがありません。


Chancellor of the Annex / 別館の大長 (4)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、各対戦相手がこのゲームで最初の呪文を唱えたとき、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文を打ち消す。
飛行
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
5/6

ウィル絶対殺すマン。
ファイレクシアの天使だけあってイラストが不気味。
君本当に白単?本当は黒入ってるよね?
能力と最悪リアニ先に使えるのでリアニメイトで稀にサイドに採用されています。
正直青いデッキにこれはもう犯罪ムーヴだと思っています。
やられたらお返しに力線を置いてあげましょう。


Tariel, Reckoner of Souls / 魂を数える者、タリエル (4)(白)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒
(T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カードを無作為に1枚選ぶ。そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
4/7

珍しいマルドゥカラーの天使。
やはりその利用方法は同セットに入っていたカーリアでの踏み倒しでしょう。
警戒とリアニ能力が噛み合っているので、戦場に出てさえしまえばかなり強力。
ftvで既に再録されているので需要は薄いかもしれませんね。

今回もありがとうございました!
今回はリバイズド編です。
リバイズドと言えば逸話が沢山あるので紹介のし甲斐がありますね!

日本でマジックが普及し始めたのもここ位です。
また、イタリア、フランス、ドイツ語と他言語での販売が開始されたのもリバから。

エラーについても有名でセレンディブのイフリートがIfh-Biff Efreetのイラストで枠は緑という訳が分からないことになっていたり(このせいでIfh-Biffの知名度もあり、元々セレンディブのイラストだと思っている人も多いと思われます)、プラトゥーの原画ファイルの破損により急遽新規イラストを割り当てられましたが(そのためデュアルランドで唯一の複数のイラスト持ちに)、アーティスト名を元のカードから変更し忘れたためにDrew Tucker表記のままになっていたりします。

また、タップシンボルの導入もここからです。この頃は現在と違い、斜めに傾いたTの字のデザインでした。
タップシンボルのようにカードテキストが無駄に長く助長なものにならないようにする工夫を早期に始めたことは、後の成功の秘訣の一つになったと思っています。

有名な誤出荷事件のサマーマジック(エドガー)はこのリバイズドのエラーを修正した版なので、収録カードが共通しています。
これらのカードにはかなりの希少価値があり、非常に高価で取引されていることで有名。
肝心のエラー修正の方が結構杜撰でいい加減なのは内緒。(だからこそ出荷しない予定だったのでしょう)

今回もありがとうございます!次回はレジェンド編です。
マジック可愛いペット特集!
マジック可愛いペット特集!
マジック可愛いペット特集!
時たま、”マジックのカードはキモくてグロイ絵柄ばっかり、全体的にバタ臭い”と言われることが有りますが、とんでもない!
それは物事の一側面を見ているだけに過ぎません。
実際にはとってもキュートで愛くるしいペットも沢山います!

今回はそんな可愛らしいペットたちを、独断と偏見で選んだランキングで紹介していきたいと思います。

まずは第5位、≪グーマ≫

イラストはコワモテですが、フレーバーがとってもキュート!
お魚が大好物なんだね!

”巨人が夜ねぐらに戻ってみると、枕の上にマーフォークの死体が置いてあった。彼はかわいいグーマを誉めてやったが、内心こいつ頭をどこに隠したのだろうといぶかった。 ”

続いて4位、≪今田家の猟犬、勇丸≫

今田さんのお家のわんちゃんですね~。
とっても可愛らしい2/2の秋田犬(秋田?)です。
もふもふしていて抱き心地がとっても良さそうですね~。

それでは3位、≪ブラッド・ペット≫

ヴォルラスさんのペットですね~。
何やらとっても”役に立つ”ペットだそうです。
通称ブラぺ。
通好みのキモカワチャーミングな見た目をしてます。

いよいよ2位、≪空想上のペット≫(USG)

ウルザズ・サーガのイラストが可愛い。
微笑んでる男の子まで可愛い。
とにかく可愛い。
9版のはちょっと・・・。

”家までついて来ちゃったんだよ。ねえ、飼ってもいい? ”

堂々の第1位は、≪無害な申し出≫

なんて可愛らしいお顔だこと!
どうしてこんなに可愛らしい猫ちゃんを手放そうとしているのでしょうか?
飼い主様の指に怪我があることと何か関係があるのでしょうか?
尻尾がチャームポイントで、歴代でも最カワのカードですね!

どうだったでしょうか?
mtgにもこういう可愛いカードがいっぱいあるんですよ?
これからは冒頭の言葉を言われた時にも、反論できますね!
今回もありがとうございました!

ここからはワースト3

第3位、≪重要人物のペット≫

なんか気持ち悪いですね~。
ほんとにブラぺと同じ部族?
強請りを覚えている性悪さもいただけないですね~。

第2位、≪シディシのペット≫

皮膚がちょっと爛れてますね~。
ペットの衛生管理もきちんとできていないシディシさんの飼い主としての資質を疑います。

第1位、≪黄金牙、タシグル≫

シルムガルさんのペット。バナナがとっても大好きだそうです。
シルムガルさんは”今まで手に入れた中でも最高の宝物”と言って、後にアクセサリーにする位溺愛していますが、正直ちょっと…。
妙に不健康そうな感じやずる賢そうなところが苦手ですね…。
トップ8の時点で機体が全滅という意外な結果に。
一方、対抗馬とされていた霊気池は勝ち残る形になりました。

今回注目したのはゾンビデッキ。
ゾンビという部族がアモンケットで大幅強化、その結果がプロツアーで露わになった形になります。

リアルではあまり見かけなかったゾンビデッキですが、MO上ではプロツアー前から見られていたようです。
リアルとMOで流行デッキに差異があるというのは興味深いですね。
新しいデッキが生まれやすい環境なので、こういう大会の前にはMOのチェックは有効なのでしょうね。

この結果を受けて、プロツアー後のスタンがどう変化していくのか楽しみですね!
今回もありがとうございました!
エルドラージトロン(初心者向け解説記事)
エルドラージトロン(初心者向け解説記事)
エルドラージトロン(初心者向け解説記事)
今回はモダン環境の顔であるウルザトロンに戦ゼンブロックのエルドラージを組み込んだデッキ、”エルドラージトロン”を解説していきます。

まず、”ウルザトロンとは何ぞや?”という所から解説していきます。
ウルザトロンとはその名の通り、”ウルザの”土地であるウルザの鉱山、ウルザの魔力炉、ウルザの塔から出る大量の無色マナを利用するビッグマナデッキの事です。
ウルザの鉱山、ウルザの魔力炉、ウルザの塔は単体だと無色1マナしか産み出しませんが、戦場に3種のウルザの土地が揃うと鉱山と魔力炉は2マナ、塔は3マナを出せるようになります。
これを利用して通常では唱えがたいマナ域のカードを相手に叩き付けていき、勝利するのがウルザトロンです。

では、”エルドラージトロンは通常のトロンと何が違うのか?”ですが、通常のトロンが何がしかの色を1,2色足すのに対して、エルドラージの場合はウルザの土地に加えてエルドラージ専用の2マナランド、 エルドラージの寺院を採用し、完全な無色デッキに構築されています。
この2マナランドも利用して、難題の予見者などで対戦相手に理不尽を押し付けながら、さらに高マナ域のエルドラージを呼び出していきます。

では、レシピを見ていきましょう。
今回のサンプルレシピはmtgゴールドフィッシュから転載させていただきました。(https://www.mtggoldfish.com/deck/637955#online

土地 24
4 エルドラージの寺院/Eldrazi Temple
4 ウルザの鉱山/Urza’s Mine
4 ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant
4 ウルザの塔/Urza’s Tower
4 幽霊街/Ghost Quarter
2 荒地/Wastes
1 海門の残骸/Sea Gate Wreckage
1 魂の洞窟/Cavern of Souls

クリーチャー 19
4 作り変えるもの/Matter Reshaper
4 難題の予見者/Thought-Knot Seer
4 現実を砕くもの/Reality Smasher
3 終末を招くもの/Endbringer
4 歩行バリスタ/Walking Ballista

インスタント 3
3 四肢切断/Dismember

ソーサリー 2
2 全ては塵/All Is Dust

アーティファクト 10
4 虚空の杯/Chalice of the Void
4 探検の地図/Expedition Map
2 精神石/Mind Stone

プレインズウォーカー 2
2 解放された者、カーン/Karn Liberated

サイドボード 15
2 バジリスクの首輪/Basilisk Collar
1 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 真髄の針/Pithing Needle
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 外科的摘出/Surgical Extraction
2 漸増爆弾/Ratchet Bomb
2 歪める嘆き/Warping Wail
1 世界のるつぼ/Crucible of Worlds
1 全ては塵/All Is Dust

まずはデッキの主役、クリーチャーから見ていきましょう。

Matter Reshaper / 作り変えるもの (2)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
作り変えるものが死亡したとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが、点数で見たマナ・コストが3以下のパーマネント・カードであるなら、あなたはそのカードを戦場に出してもよい。そうでないなら、そのカードをあなたの手札に加える。
3/2

中々のマナレシオを持つ軽量エルドラージ。
このデッキでは寺院から最速2tで着地してくるので、相手からしたら堪ったものではないです。
モダンの追放除去は忘却の輪系以外では、基本的に流刑への道位なので、どうあっても最低限の働きをしてくれる名選手。(パスでも荒地を持って来られる)
また、PIGは戦場に”出してもよい”なのでバリスタを間違えて出さないようにしましょう。


Thought-Knot Seer / 難題の予見者 (3)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
4/4

CIPでハンデスをするエルドラージ。
本体サイズが4/4なので、盤面に脅威を置きつつ相手の手札を検閲できます。
このカードはスタンからヴィンテージまであらゆる環境で猛威を振るったので、如何に強力かは今更説明の必要もないでしょう。
強いて言うなら”超強い、マスト4枚積み”という事だけ覚えておきましょう。


Reality Smasher / 現実を砕くもの (4)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
5/5

こいつも色々なデッキで大暴れした(している)エルドラージの一体。
5マナ5/5トランプル、速攻、除去耐性持ちとかなりのマナレシオに加えて、専用デッキなら寺院でのサポートによりさらに早いターンに飛んで来ます。
3t目とかに着地した時は暴力そのもの、無論このデッキでも4枚の採用。


Endbringer / 終末を招くもの (5)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
他の各プレイヤーのアンタップ・ステップに、終末を招くものをアンタップする。
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。終末を招くものはそれに1点のダメージを与える。
(◇),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それでは攻撃したりブロックしたりできない。
(◇)(◇),(T):カードを1枚引く。
5/5

盤面制圧エルドラージ。
相手の布陣を捌ききった後に、頭を押さえつけるためのクリーチャーです。
能力の1点ティムでシステムクリーチャーやヤンパイ、リンリントークンetcを焼き尽くし、戦闘抑止能力で相手のチャンスをつぶし、隙あらばドローします。
全てを塵にされた後にこいつを出されたりしたらもうおしまいですね。
また、サイドボードのバジリスクの首輪を装備することで接死ティムにもなります。


Walking Ballista / 歩行バリスタ (X)(X)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
0/0

カラデシュブロックからの新選手。
エルドラージではありませんが、マナコスト(X)(X)故に序盤、中盤、終盤何時来ても常に一定の強さが有ります。
このデッキが苦手とする親和などの高速ビートダウンや月の大魔術師への数少ない対抗手段。
こちらもバジリスクを付けることでとんでもないことに。


では、スペルも見ていきましょう。

All Is Dust / 全ては塵 (7)
部族 ソーサリー — エルドラージ(Eldrazi)
各プレイヤーは、自分がコントロールするすべての有色のパーマネントを生け贄に捧げる。

まずはトロンの標準装備、全ては塵。
7マナなのでウルザの土地が全て揃えばそこから撃つ事ができます。
そこに加えてこのデッキタイプでは、無色のエルドラージ呪文なので寺院を使う事も可能になっています。
有色のパーマネントのみを吹き飛ばすので、基本的には相手のみの全体除去になっています。
反面、ミラーマッチでは”7マナ、何もしない”と書いているのと等しいので常に採用枚数は悩みどころ。


Dismember / 四肢切断 (1)(黒/Φ)(黒/Φ)
インスタント
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。

全抹消者が泣いた鬼畜除去呪文。
このデッキ唯一の有色呪文ですが、色マナはファイレクシアマナなので実際には1マナ、ペイ4ライフの無色の除去呪文です。
相手クリーチャーに干渉する手段に乏しいこのデッキの貴重な除去枠。
特に月の大魔術師をその影響の上から殺せるのが嬉しいですね。


続いて置物。

Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。

こちらは苦手な速度の速いデッキに対してかなり有効。
0,1で置けばバーンや親和にマウントポジションを取れます。
また、本来苦手とするはずのリビングデスや均衡の復元デッキに対して0で置くことで致命傷を与える事ができます。


Expedition Map / 探検の地図 (1)
アーティファクト
(2),(T),探検の地図を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

トロンの標準装備。
これで揃っていないウルザの土地を探せるのでトロン必須パーツの1つ。
既に揃っている場合はさらにマナを伸ばすか海門の残骸をサーチしよう。
残念ながら自分のチャリスの1に引っかかってしまうこのデッキ唯一のカード。


Mind Stone / 精神石 (2)
アーティファクト
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
(1),(T),精神石を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

マナファクト兼いざって時にはドローにも充てられる便利くん。
必ず採られているわけではないですが、あると安定します。
月の上から荒廃マナを捻出できるのも強み。
まさに潤滑油のような存在。


Karn Liberated / 解放された者、カーン (7)
プレインズウォーカー — カーン(Karn)
[+4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚追放する。
[-3]:パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
[-14]:解放された者、カーンにより追放された全てのオーラ(Aura)でないパーマネント・カードを別にした状態にしたまま、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
初期忠誠度:6

丁度ウルザランド3枚分のマナから出るのが良いフレーバーのPW。
ひたすら圧倒的な盤面制圧能力でトロンを代表するカードの1枚。
3t目に出られればほぼほぼ勝ち(トロンはそういうカードがカーンに限らず多いですが)。
大体の場合奥義を撃つよりもプラスとマイナスで締め上げた方が強いので、奥義の事はあまり意識せずにプレイしましょう。

続いては土地です。
ウルザランド3種、エルドラージの寺院に関しては既に言うことなし。


Ghost Quarter / 幽霊街
土地
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
(T),幽霊街を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは、自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうした場合、それを戦場に出し、自分のライブラリーを切り直す。

モダンの土地破壊の中では最強クラスの土地。
同系対決の際にはこれの有無、採用枚数で決着が付いてしまう事があるほどに重要です。
サイドの世界のるつぼと併せれば相手のデッキの土地をほぼ枯渇させてしまう事も。
場合によっては血染めの月や月の大魔術師の着地にスタックして自分の土地に起動し、荒地をサーチして荒廃マナを確保しましょう。


Wastes / 荒地
基本土地
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。

無色版基本土地。
モダンは幽霊街、流刑への道が横行しているので採っておくとなかなか良いです。
前述の動きでの荒廃マナ源にも。


Sea Gate Wreckage / 海門の残骸
土地
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)
(2)(◇),(T):カードを1枚引く。この能力は、あなたの手札にカードがないときにのみ起動できる。

ドロー能力持ちの土地。逆アレクサンドリア。
長期戦に強くなります。
大体このデッキはハンドを盤面に叩き付けていくので条件を満たすのは容易いでしょう。
1枚でも探検の地図から持って来る事ができるので1差しが多いです。


Cavern of Souls / 魂の洞窟
土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない。

こちらもマップからのシルバーバレット要員。
クリーチャーを打ち消されなくできるのでビッグマナの苦手な打ち消しの上からエルドラージを叩き付けてやれます。
初心者の方が良く勘違いされますが、無色のマナも生むことが出来るので荒廃マナの支払いに充てることも出来ます。


それではキープ基準に付いてお話ししましょう。

まず、トロンデッキにおけるキープ基準は、当たり前ですが”ウルザの土地が揃えられそうか?”です。
このデッキの構築はウルザランドが揃っている前提でカードが採用されています。
それが揃わなければ、当然ただの”クソ重いカードばかり採ったとろとろしたデッキ”でしかありません。
機能不全のトロンデッキが勝てるほど甘くはありません、マリガンしましょう。

ですが、このデッキはエルドラージトロン。
ウルザの土地が揃っていない場合でも、寺院が有る場合はキープすることもあります。
ウルザランドが早期に揃わなくても、矢継ぎ早にエルドラージを打ち出せばそのまま勝てるからです。

具体的な例を挙げていきましょう。

例.1 ウルザの鉱山×2、エルドラージの寺院、作り変えるもの、難題の予見者、歩行バリスタ、虚空の杯

こちらはキープです。
ウルザランドは不揃いなものの、2t目作り変えるもの、3t目難題の予見者が確定しているからです。

例.2 ウルザの鉱山、ウルザの塔×2、探検の地図、解放された者、カーン、四肢切断、終末を招くもの

こちらもキープ。
地図からウルザの土地を揃え、3ターン目にはカーンを、それがダメでも終末を招くものを唱える事ができるからです。

例.3 ウルザの塔、荒地、海門の残骸、解放された者、カーン、現実を砕くもの、虚空の杯×2

こちらはマリガンです。
ウルザの土地は揃わない上、エルドラージも早期着地できるものがいません。
ただし、相手のデッキが分かっている場合はキープする事があります。
虚空の杯が2枚あるので、リビングデスのようにそれが強烈に効く相手にはキープしましょう。
虚空の杯が有り、先手の場合なら相手次第ではキープ。
杯もウルザランドも寺院もないならマリガンと覚えましょう。

エルドラージトロンはトロンとエルドラージ特有のブン回りを搭載して気持ちがいい上に、従来のトロンよりも月やランデスにましな構築の良いデッキです。
カーン以外の必須パーツは比較的安価ですし、新規にモダンを始められる方にどうでしょうか?
今回もありがとうございました!
キーワード能力解説:第2回 波及
キーワード能力解説:第2回 波及
第2回は”波及”。
早速モミールで一切関係のないキーワードが出ました。(クリーチャーで素で持っているものがいない)

能力の内容は”あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上からX枚、あるいは、あなたのライブラリーのカードがX枚未満の場合はあなたのライブラリーのすべてのカードを公開してもよい。これによりあなたのライブラリーのカードを公開した場合、あなたはそれらのカードのうち、この呪文と同じカード名のカードを好きな枚数だけマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。その後これにより公開されて唱えられなかったすべてのカードを、あなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。”というもの。
分かりやすく言えば、呪文を唱えた時に運が良ければもう一発、そこからさらに連鎖していくかも!?と、かなりフレーバー的にもわかりやすい能力になっています。

地味に誘発型能力なので、続唱などと同じく、呪文そのものが打ち消されても波及自体は問題なく解決されます。

コールドスナップにしか存在しないキーワードで、うねるサイクルの各色+織端の石の計6枚にしかありませんが(しかも数値は全部4)、その数のわりに有名な能力だと思われます。
理由はこの内の2枚のカードがあまりにも有名だから。
そこはこの後のカード紹介で解説していきます。

スターライトマナバーンで波及4のうねる炎に織端の石でさらに波及4を付けるというネタデッキが紹介されていたのが個人的には印象深いです。

さて、それではカードを紹介させていただきます。

まずはこれ、前述から少し触れていた”うねる炎”。

Surging Flame / うねる炎 (1)(赤)
インスタント
波及4(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを公開してもよい。あなたは公開されたカードの中から、この呪文と同じ名前を持つカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。)
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。うねる炎はそれに2点のダメージを与える。

ある理由で圧倒的な知名度のあるカードです。
その理由とは”タイプ0”。
タイプ0とはヴィンテージを超える圧倒的な自由度、要するに禁止・制限カード、枚数制限一切なしのほぼ思考実験みたいなフォーマットです。
そこでの最強デッキの一つがこのうねる炎デッキ。
内容は簡単、デッキの半分をうねる炎、もう半分を猿人の指導霊にして先手だろうが後手だろうがいきなりキルまで持っていくというデッキです。
馬鹿馬鹿しいですが、強いですね。
もっとも、よっぽど運が悪いとマリガンしまくったが炎が見つからない(逆も然り)、最初の波及4でゴリラしかめくれない、という事が起きうるのがこのデッキ。
他の2つの最強デッキ”ドロスの大長”、”超速攻ナメクジ”に比べて運の要素が欠片でもあるのも人気の秘訣でしょう。

もう1枚は”織端の石”。
こちらもある意味ですごく有名なカードです。

Thrumming Stone / 織端の石 (5)
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールする呪文は波及4を持つ。(あなたが呪文を唱えたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを公開してもよい。あなたは公開されたカードの中から、その呪文と同じ名前を持つカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。)

すべての呪文に波及4を付けるというアーティファクト。
主に使われるのはモダン、統率者でです。
ハイランダー構築の統率者で何故波及カードを入れるのか?それはある2枚のカードの存在が理由です。
そう、”影生まれの使徒”と”執拗なネズミ”ですね。
これらのカードはデッキに何枚でも積めるという非常に特殊な効果を持っています。(原則カードテキストはルールよりも優先されるの代表的な能力ですね)
デッキの3分の1から2をこれにして織端の石を置き、唱えれば盤面をネズミ、デーモンだらけに出来るという事です。

凄く変な悪用をされる能力でしたね…
今回もありがとうございました!次回もよろしくお願いします。
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その3)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その3)
アイコニックマスターズ収録予想(天使編その3)
一週間ほど空きましたが続きを。
本当に天使は人気キャラが多いですね…。


Exalted Angel / 賛美されし天使 (4)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
賛美されし天使がダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。
変異(2)(白)(白)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
4/5

まずはかなりの有名天使。
今となっては同じような役割に悪斬などがいますが、登場当初はあらゆるフォーマットで活躍していました。
実際4t目から4/5飛行魂の絆能力はかなりの脅威。
mtgを代表する天使の1体としてフロムザボルトにも収録されました。



Akroma, Angel of Wrath / 怒りの天使アクローマ (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)
6/6

次もまた非常に有名な天使。
キーワード能力を詰め込んだそのステータスは、当時の踏み倒し系のデッキでのフィニッシャーとして大いに活躍しました。
また、フレーバーテキストの”休息も慈悲も与えぬ。何があってもだ。”も非常に有名で、アクローマの記念碑というカードでも引用されています。
背景ストーリーでの悲劇的な運命もあって(創造主に認められぬまま生き別れ、後に邪神の融合素材に)現在も高い人気を誇っています。


Platinum Angel / 白金の天使 (7)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
4/4

こちらは現役で稀に使用されている天使。
非常に珍しい無色のアーティファクト天使。
マジックのルールを根本からぶっ壊すミラディンらしいカードですね。
アーティファクトゆえにティンカーで引っ張って来られたりMUDに搭載されたりすることが現在でもあります。
ティンカーの場合は主にメインの勝ち筋にクリーチャーや割る意義の薄い置物を使っているコンボデッキに刺されていることが多いです。
具体的にはチャネルミラー。


Angel of Despair / 絶望の天使 (3)(白)(白)(黒)(黒)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
5/5

禿。
優秀なCIPとステータスでフォーマットを問わず主にリアニメイトで活躍していました。
彼女?の特徴はやはりそのイラスト。
その見た目故彼女を主軸に使ったリアニメイトデッキは”太陽拳”と呼ばれていました。(由来は勿論某少年漫画。原作では髪の毛のある人物も普通に使っているので絶望の天使にとってこのネーミングはいい迷惑である)
現在は後輩の灰燼の乗り手に役目を奪われがち。


Adarkar Valkyrie / アダーカーの戦乙女 (4)(白)(白)
氷雪クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒
(T):アダーカーの戦乙女以外のクリーチャー1体を対象とする。このターンにそれが死亡したとき、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
4/5


天使の基礎スペックにリアニ能力が付いた優秀な天使。
よく見ると相手のクリーチャーでも釣れるのと警戒のおかげで、見た目よりもずっと汎用性は高い。
スタンでは前述の太陽拳で釣り竿兼フィニッシャーを務めました。
地味に氷雪なので占術の岩床と一緒にストンピィにでも使ってみては?


Serra Avenger / セラの報復者 (白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

あなたはセラの報復者を、このゲームのあなたの第一、第二、第三のターンに唱えられない。
飛行、警戒
3/3

デスタクやヘイトベアー御用達の軽量級天使。
2マナと軽く、3/3警戒飛行とマナレシオが壊れているものの、4t目からしか唱えられないという稀有なデメリットの付いた時のらせんブロックらしいカード。
しかし、”唱える以外の方法”なら普通に場に出す事ができるので、主に霊気の薬瓶で踏み倒されています。
結果、前述のデッキで採用されているというわけですね。


Akroma, Angel of Fury / 憤怒の天使アクローマ (5)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
憤怒の天使アクローマは打ち消されない。
飛行、トランプル、プロテクション(白)、プロテクション(青)
(赤):憤怒の天使アクローマはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
変異(3)(赤)(赤)(赤)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
6/6


並行世界の赤くなったアクローマ。何気にマジック史上初の純赤の天使。
相変わらず能力のバーゲンセールである。
白ローマと比べて速攻やプロテクション(黒)を失ったために踏み倒しでは使いづらくなったものの、新たに手に入れた変異でブリンクデッキに採用されていました。
歴代のマジックでも(ブリンクなどを前提とした)変異クリーチャーの中では最強クラスのクリーチャーです。

紹介しているカードが段々と現在に近づいてきて、少しずつカードパワーがインフレしてきましたね。
当然次回以降もさらにインフレしていきます。
今回もありがとうございました。
マジックを振り返る(アンティキティー編)
マジックを振り返る(アンティキティー編)
このセットはある意味、その後のマジックの方向性を決定してしまいました。
そう、強烈なアーティファクト推しセットの元祖がこのセットです。
殆どのカードに「アーティファクト」の字が入っているというトンデモ。
このセットからmtgのぶっ壊れアーティファクトの歴史が始まってしまいました…。
色々有名カードはありますが、その中でも一際特異なのが”Mishra’s Workshop”。
このカードはアーティファクト専用の”3”マナランド。
当時はそこまでではなかったものの、強力なアーティファクトが出るたびにその異常性を発揮していくことと相成ります。
当然レガシーではずっと禁止、ヴィンテージではトップメタの一角のMUDの核になっています。

アンティキティーの土地はワークショップ以外同じセットの中でイラスト違いが複数存在しています。
そこに変則的な希少度も加わったことでややこしいことになっているのも有名。
例えば、ウルザランドは絵柄毎にコモン2のソートとコモン1のソートで分かれてしまっているので同レアリティ内で出回っている枚数に差が出てしまっています。
さらに顕著なのがミシュラの工廠。
これは春夏秋冬の4種のイラストが存在しますが、春だけコモン1のソートで他はアンコモン1での収録。
そのせいで春だけ市場価格が安く、逆に希少度の高い他の季節は(特にイラストの人気が高い冬)高くなっています。
(2017年現在、春は1,000円前後、冬は10,000円前後で取引されています。その差額はなんと約10倍、冬の人気に驚きますね)
※このセットではアンコモンは1から3、コモンは1、4から6と分かれていて、同じレアリティでも数字が小さいほど出にくくなっています。

今回もありがとうございました!次回は3ED(リバイズド)編になります。
トラシオス&サイラス・レン(EDH)
トラシオス&サイラス・レン(EDH)
普段使っているEDHデッキのリストの紹介兼メモ代わりの記事を書いていきます。

まずは早速レシピを。

統率者 2
トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero
求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept

土地 30
Underground Sea
Bayou
Tropical Island
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
湿地の干潟/Marsh Flats
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
霧深い雨林/Misty Rainforest
繁殖池/Breeding Pool
草むした墓/Overgrown Tomb
湿った墓/Watery Grave
霊気拠点/Aether Hub
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
反射池/Reflecting Pool
ミラディンの核/Mirrodin’s Core
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
統率の塔/Command Tower
ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
地底の大河/Underground River
聖遺の塔/Reliquary Tower
古えの墳墓/Ancient Tomb
アカデミーの廃墟/Academy Ruins
冠雪の島/Snow-Covered Island
島/Island

マナファクト 20
太陽の指輪/Sol Ring
オパールのモックス/Mox Opal
魔力の櫃/Mana Vault
魔力の墓所/Mana Crypt
玄武岩のモノリス/Basalt Monolith
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
精神石/Mind Stone
太陽の宝球/Sphere of the Suns
思考の器/Thought Vessel
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
虹色のレンズ/Prismatic Lens
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
シミックの印鑑/Simic Signet
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
統率者の宝球/Commander’s Sphere
彩色の灯籠/Chromatic Lantern
ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
連合の秘宝/Coalition Relic

それ以外のアーティファクト 5
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
真髄の針/Pithing Needle

クリーチャー 8
粗石の魔道士/Trinket Mage
永遠の証人/Eternal Witness
戦利品の魔道士/Trophy Mage
闇の腹心/Dark Confidant
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
歯車組立工/Cogwork Assembler

カウンター 13
意志の力/Force of Will
誤った指図/Misdirection
否定の契約/Pact of Negation
差し戻し/Remand
払拭/Dispel
否認/Negate
Mana Drain
対抗呪文/Counterspell
軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
白鳥の歌/Swan Song
秘儀の否定/Arcane Denial
記憶の欠落/Memory Lapse
狼狽の嵐/Flusterstorm

チューター系 10
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
Demonic Consultation
Demonic Tutor
魔性の教示者/Diabolic Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
神秘の教示者/Mystical Tutor
加工/Fabricate
汚れた契約/Tainted Pact
闇の誓願/Dark Petition
発明品の唸り/Whir of Invention

それ以外のインスタント、ソーサリー 8
新たな芽吹き/Regrowth
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
渦まく知識/Brainstorm
逆説的な結果/Paradoxical Outcome
知識の渇望/Thirst for Knowledge
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
野生への貢ぎ物/Tribute to the Wild
クローサの掌握/Krosan Grip

PW 1
求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker

エンチャント 3
Power Artifact
リスティックの研究/Rhystic Study
Copy Artifact


このデッキの主な勝ち筋は統率者のトラシオスが持つ起動型能力”(4):占術1を行い、その後あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードであるなら、それをタップ状態で戦場に出す。そうでないなら、カードを1枚引く。 ”での無限ドローです。
起動に有色のマナを必要としていないので玄武岩のモノリス、厳かなモノリス+Power Artifact、玄武岩のモノリス+ブライトハースの指輪で無限マナから即フィニッシュに持っていけます。
無限マナ無限ドロー後は歯車組立工で無限トークン、偏執狂での特殊勝利が勝ち手段です。

一応偏執狂+汚れた契約orデモコンでの勝ち手段もあります。

兎にも角にも無限マナを少ない勝ち手段にしているので、そこにアクセスできるチューター、トリンケット系2種とテゼレットを採用。
折角テゼレット、トリンケットを採用したので、真髄の針や墓地対策をシルバーバレットで搭載。
あと汚れた契約用に基本土地を冠雪で分けています。

速度があまり速いコンボでは無く、カウンターも一定数採っているので盤面を見ながらヘイト管理して、ちょうど良く他が疲弊すれば殺しにいく感じのデッキです。

ぶっちゃけまだあんまり回していないのでまだまだ改良点はあると思います。
共闘はなかなか面白いシステムなので色々試してみたいです!
今回もありがとうございました!
mtgのイラストレーター紹介記事 aaron boyd氏
mtgのイラストレーター紹介記事 aaron boyd氏
mtgのイラストレーター紹介記事 aaron boyd氏
日本ではあまり有名ではないイラストレーターの手がけたカードを紹介していきたいと思います。

今回紹介するのはaaron boyd氏。
活躍時期はプロフェシーから7版までと非常に短いです。
手がけたカードは計5枚。
初参加のプロフェシーでは”嵐を見守る鷲”を手がけました。
続いてのインベイジョンでは”傷痕のピューマ”と”排撃”のイラストを担当。
特に排撃はなかなか強く、当時のトークンが流行したスタンではその対策カードとしてキャントリップ付きの除去として多用されました。
名カードなので現在でも良く再録され(aaron boyd氏のHPでも再録の際に記事で紹介されています:http://aaronboydart.blogspot.jp/)、パウパーでも偶に使われています。
プレーンシフトではカヴ―サイクルの一体、”世捨てカヴー”を担当。
そして最後に第7版で”雲を追う鷲”を担当しました。
このクリーチャーは薄れ馬などに代表されるエンチャント破壊のCIP持ちの系譜になります。
mtgでの最初の仕事と最後の仕事、その両方が鳥のイラストだったのは奇妙な偶然ですね。

氏は現在はmtgのカードイラストを手掛けてはいませんが、排撃は人気が有るので今後もちょくちょく再録で見るかもしれませんね。

今回もありがとうございました!
ジャッカルの仔
長らく猟犬だったこのカード、先日のアモンケットでジャッカルが復活したことでようやくジャッカルの部族を手に入れました!
名前にジャッカルが付いているものの、ジャッカルが再編で消える以前から、ジャッカルではなく猟犬でした。

最近のウィザーズはこういったマイナー部族を妙に推していますね。
モグラとかラクダとか。

今回もありがとうございました!
マインクラフト
マインクラフト
マインクラフト
マインクラフトの公式スキンにmtgのPW達+αが追加されたみたいですね!(https://minecraft.net/ja-jp/article/magic-gathering-comes-minecraft

マインクラフトと言えば以前、基本セット2015の外部デザイナーカードの1枚、”強引な採掘”をマインクラフトの制作者のノッチ氏がデザインしていましたね。
そういった繋がりで今回の企画も成立したのでしょう。

エムラクールの無理矢理感に笑ってしまいますね!
あとボーラスの横の人だけ誰だか分かりません(誰?)

以前から非公式でファンによるスキンがいくつか作られていましたが、公式で作られるのはやはり大きな意味を持ちますね。
mtgはこういったメディアミックスがいままで少なかったので、こういう企画で色んな人の目に留まるようになると嬉しいですね!

外部デザイナーカードは結構面白かったので、またいつかの機会にデザインして欲しいです。
今回もありがとうございました!
キーワード能力解説:第1回 側面攻撃
定期的にキーワード能力を一つ一つ取り上げ、それを持つ有名カードや個人的に気に入っているカードの解説と併せて紹介していきます。
モミールベーシックをやる時とかにも役に立つかも?知れませんね!

第1回は”側面攻撃”。

内容は”このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーにブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。”というもの。
初出はミラージュで時のらせんや統率者で帰ってきたりしています。
ブロックしてきた相手に1/-1修整を与えるため、先制攻撃や二段攻撃を持っている(皮肉にも側面攻撃持ちも主にこの部族)騎士クリーチャーへ有効でした。

一般的に、この能力は、所謂”失敗メカニズム”、”あまり帰って来そうにない”部類の能力と言われています。
理由は、フレーバー的に「側面攻撃=ブロックされた時に相手を弱らせる」というのが直観的ではない(この手のブロックされた時に誘発するタイプのキーワードは、武士道とかもそうですが、一般的に想起されるイメージをカードの効果として再現し辛いのかもしれません)、側面攻撃持ちには側面攻撃が効かないというのが忘れられやすい等と言われています。
もしこの能力が現在に作られていたなら”このクリーチャーがブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。”とシンプルなものになっていたでしょうね。

個人的なお気に入りカードは”聖なる後光の騎士”。

Knight of the Holy Nimbus / 聖なる後光の騎士 (白)(白)
クリーチャー - 人間(Human) レベル(Rebel) 騎士(Knight)
側面攻撃(側面攻撃を持たないクリーチャーがこのクリーチャーをブロックするたび、ターン終了時まで、ブロックしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。)
聖なる後光の騎士が破壊されるなら、それを再生する。
(2):このターン、聖なる後光の騎士は再生できない。この能力は対戦相手だけが起動してもよい。
2/2

かなりマナレシオの良いクリーチャーで時のらせん当時のスタンでの採用実績もあります。
騎士、レベルと個人的に好きな部族を併せ持っているのもグッド。
昔からカジュアルでリベリオンに混ぜたりしてました。
モダンで騎士デッキを組もうと思った場合も採用候補に挙がるのでは?

今回もありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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