マジックを振り返る(メルカディアン・マスクス編)
2018年6月4日 マジックを振り返る コメント (2)
ラースの手を逃れたウェザーライトを待っていたのはまた、地獄だった。破壊の跡(禁止カード的な意味で)に棲みついたリベリオンと傭兵。ヴォルラスが生み出した、ソドムの街。センギアの従臣とデルレイッチ、殺しと血の復讐とを暗黒の儀式にかけてぶちまけたここは、多元宇宙のゴモラ。
次回、『メルカディア』。来週も、ジェラードと地獄に付き合ってもらう。
大体こんな感じの、まあ前回までのウェザーライトのお話の続き物です。
強力なカードは色々ありますが、特徴的なのはやはり帰って来たピッチスペル共やリクルーター能力を普遍的に持った珍しい部族、レベルと傭兵でしょう。
噴出は今でもパウパーやヴィンテージ(での制限、解禁の繰り返しで)で存在感を示していますね。
興味ない人には本当にどうでもいい事ですが、ここのイラストの渦まく知識は人気が高く、フォイルが高額で取引されています。
個人的にはここのサイクルである枯渇ランドがお気に入り。
未だに(黒だけ)ちょいちょい使ってます。
今回もありがとうございました。
次回、『メルカディア』。来週も、ジェラードと地獄に付き合ってもらう。
大体こんな感じの、まあ前回までのウェザーライトのお話の続き物です。
強力なカードは色々ありますが、特徴的なのはやはり帰って来たピッチスペル共やリクルーター能力を普遍的に持った珍しい部族、レベルと傭兵でしょう。
噴出は今でもパウパーやヴィンテージ(での制限、解禁の繰り返しで)で存在感を示していますね。
興味ない人には本当にどうでもいい事ですが、ここのイラストの渦まく知識は人気が高く、フォイルが高額で取引されています。
個人的にはここのサイクルである枯渇ランドがお気に入り。
未だに(黒だけ)ちょいちょい使ってます。
今回もありがとうございました。
マジックを振り返る(スターター編)
2018年5月15日 マジックを振り返る
スターターは初心者の入門を目的にした構築済みデッキ群、及びブースターパックで構成された特殊なセットです。
大体のカードがポータルシリーズの再録ですが、Goblin Settler、Grim Tutorはこのセットのみの収録なので現在では非常に高騰しています。
(Goblin Settler=6,000¥程、Grim Tutor=25,000\程)
再録されれば価格崩壊しそうですが、両方共なかなか使いがいのあるカードなので手に入れる機会があれば使ってみるのも良いでしょう。
因みにスターター固有の高額カードはこの2枚だけなので、構築済みデッキの方はあまり剥く価値はありません。
一応青のデッキには時間のねじれがあるくらいでしょうか。
当時はハルマゲドン目当てで白が大人気だったことでも有名です。
今回もありがとうございました!
大体のカードがポータルシリーズの再録ですが、Goblin Settler、Grim Tutorはこのセットのみの収録なので現在では非常に高騰しています。
(Goblin Settler=6,000¥程、Grim Tutor=25,000\程)
再録されれば価格崩壊しそうですが、両方共なかなか使いがいのあるカードなので手に入れる機会があれば使ってみるのも良いでしょう。
因みにスターター固有の高額カードはこの2枚だけなので、構築済みデッキの方はあまり剥く価値はありません。
一応青のデッキには時間のねじれがあるくらいでしょうか。
当時はハルマゲドン目当てで白が大人気だったことでも有名です。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ウルザズ・デスティニー編)
2018年5月4日 マジックを振り返る
ウルザズ・デスティニーは悪名高いウルザブロック最後のエキスパンションです。
一応エンチャントブロックというお題目だったのにもかかわらず、ぶっ壊れアーティファクトまみれだった前2エキスパンションと違いちゃんと強力なエンチャント関連のカードが収録されているのも特徴の一つ。
アカデミーの学長や対立、ヨーグモスの取り引き、補充など。
いやエンチャントだけじゃなくて金属細工師やらマスティコアやら強力なアーティファクトも引き続き居るんですが。
なんだかんだちゃっかり居残ってる辺り流石ウルザブロック。
また、パッケージイラストを飾っていた皇帝クロコダイルも後年ではなんとコモンに落ちてしまった事でも有名です。
全体的にぶっ壊れと言われているブロックではありますが、クリーチャーのカードパワーに関しては現代よりも大分低かった証左でしょう。
マスティコアが最強のクリーチャーだった時代と言えばパワー差が分かり易いでしょうか。
今回もありがとうございました!
一応エンチャントブロックというお題目だったのにもかかわらず、ぶっ壊れアーティファクトまみれだった前2エキスパンションと違いちゃんと強力なエンチャント関連のカードが収録されているのも特徴の一つ。
アカデミーの学長や対立、ヨーグモスの取り引き、補充など。
いやエンチャントだけじゃなくて金属細工師やらマスティコアやら強力なアーティファクトも引き続き居るんですが。
なんだかんだちゃっかり居残ってる辺り流石ウルザブロック。
また、パッケージイラストを飾っていた皇帝クロコダイルも後年ではなんとコモンに落ちてしまった事でも有名です。
全体的にぶっ壊れと言われているブロックではありますが、クリーチャーのカードパワーに関しては現代よりも大分低かった証左でしょう。
マスティコアが最強のクリーチャーだった時代と言えばパワー差が分かり易いでしょうか。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(第6版編)
2018年4月26日 マジックを振り返る コメント (3)
第6版はルール上の変更が非常に多かったことで有名なセットです。
戦闘ステップの独立やスタックの導入、カードデザインの変更など上げるとキリがありません。
その影響はあまりに大きく、下環境に(セット本体よりも)多大な影響を与えました。
また、基本セットにしては珍しいタイトルの付いた(クラシック)セットでもあります。
収録カードで有名なのはここが基本セット最初で最後の出番になった教示者サイクル、これ以降基本セット落ちする事となるハルマゲドンなどです。
そういう意味では6版と7版以降の基本セットは別物と言ってもいいかもしれませんね。
今回もありがとうございました!
戦闘ステップの独立やスタックの導入、カードデザインの変更など上げるとキリがありません。
その影響はあまりに大きく、下環境に(セット本体よりも)多大な影響を与えました。
また、基本セットにしては珍しいタイトルの付いた(クラシック)セットでもあります。
収録カードで有名なのはここが基本セット最初で最後の出番になった教示者サイクル、これ以降基本セット落ちする事となるハルマゲドンなどです。
そういう意味では6版と7版以降の基本セットは別物と言ってもいいかもしれませんね。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ウルザズ・レガシー編)
2018年3月19日 マジックを振り返る コメント (3)
ウルザブロックの2番手、ウルザズ・レガシー。
前エキスパンションに引き続いてこれまた強力なカードが目白押しな事で有名です。
ヴィンテージ制限、レガシー禁止の悪名高い”修繕”や登場から2か月で禁止を食らった”記憶の壺”、マナコストを刷り間違えっちゃったからそのままでというふざけた理由で1マナになった”怨恨”などが有名です。
ウルザブロックの特徴であるフリースペルも健在で、強力なフリースペルクリーチャーである”パリンクロン”は無限コンボに悪用されることに。
また、当エキスパンションからFOILが封入されるようになったのも歴史的な出来事。
今でも前述の記憶の壺や厳かなモノリスのFOILなどはかなり高額で取引されています。
今回もありがとうございました!
前エキスパンションに引き続いてこれまた強力なカードが目白押しな事で有名です。
ヴィンテージ制限、レガシー禁止の悪名高い”修繕”や登場から2か月で禁止を食らった”記憶の壺”、マナコストを刷り間違えっちゃったからそのままでというふざけた理由で1マナになった”怨恨”などが有名です。
ウルザブロックの特徴であるフリースペルも健在で、強力なフリースペルクリーチャーである”パリンクロン”は無限コンボに悪用されることに。
また、当エキスパンションからFOILが封入されるようになったのも歴史的な出来事。
今でも前述の記憶の壺や厳かなモノリスのFOILなどはかなり高額で取引されています。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ウルザズ・サーガ編)
2018年3月4日 マジックを振り返る コメント (2)
マジック史に残る悪名高い”ぶっ壊れ”セット、ウルザズ・サーガ。
マジックでは10年に1度くらいの割合でこういったセットが登場してしまいますが、このセットは極めつけ。
あのマローをして”ウルザズサーガのパワーカードが気違いじみているなんて、猿にでもわかることだった”、”ウルザズサーガよりも強いのはα版だけだろう(αの方が強いのかどうかすら議論の余地がある)”、”ゲームが平均1.5ターンしか続かない”と言わしめ、開発部全員が社長室に呼ばれて怒鳴られたという有名エピソードまで存在します。
今でも冗談で言われる社長室行きはこの故事(?)に由来しています。
具体的に何のカードがぶっ壊れていたのかと言うと、MoMaのキーパーツ”時のらせん”、”トレイリアのアカデミー”(と同サイクルのぶっ壊れ土地ども)、後のウルザズ・レガシーの厳かなモノリスと揃って大暴れした"通電式キー"、波動機バーンの暴走を危惧され禁止を食らった”波動機”、レガシー以下の環境で有名なコンボ、ショー&テルのキーカード”実物提示教育”etc…
何がマズいかと言うと、大体の壊れたカード達がコンボ寄りのカードだったことですね。
特にアーティファクトとコンボ関連でやらかしたせいで、mtg史上最悪のデッキの一つであるMoMaを誕生させてしまう事と相成ります。
一応これでもエンチャントブロックなんですよ、ウルザブロック。
改めて説明すればするほどヤバいセットですね、ウルザズサーガ…。
今後どれだけ失敗してもここまでのセットは2度と出ないでしょうね。
今回もありがとうございました!
マジックでは10年に1度くらいの割合でこういったセットが登場してしまいますが、このセットは極めつけ。
あのマローをして”ウルザズサーガのパワーカードが気違いじみているなんて、猿にでもわかることだった”、”ウルザズサーガよりも強いのはα版だけだろう(αの方が強いのかどうかすら議論の余地がある)”、”ゲームが平均1.5ターンしか続かない”と言わしめ、開発部全員が社長室に呼ばれて怒鳴られたという有名エピソードまで存在します。
今でも冗談で言われる社長室行きはこの故事(?)に由来しています。
具体的に何のカードがぶっ壊れていたのかと言うと、MoMaのキーパーツ”時のらせん”、”トレイリアのアカデミー”(と同サイクルのぶっ壊れ土地ども)、後のウルザズ・レガシーの厳かなモノリスと揃って大暴れした"通電式キー"、波動機バーンの暴走を危惧され禁止を食らった”波動機”、レガシー以下の環境で有名なコンボ、ショー&テルのキーカード”実物提示教育”etc…
何がマズいかと言うと、大体の壊れたカード達がコンボ寄りのカードだったことですね。
特にアーティファクトとコンボ関連でやらかしたせいで、mtg史上最悪のデッキの一つであるMoMaを誕生させてしまう事と相成ります。
一応これでもエンチャントブロックなんですよ、ウルザブロック。
改めて説明すればするほどヤバいセットですね、ウルザズサーガ…。
今後どれだけ失敗してもここまでのセットは2度と出ないでしょうね。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ポータル・セカンドエイジ編)
2018年1月9日 マジックを振り返る
ポータル・セカンドエイジはポータルシリーズの2作目であり、クリーチャーとソーサリーだけで構成されているというコンセプトを引き継いだ特殊なセットになります。
今作は前作と違い、カリマンというドミナリア南方の田舎島が舞台になっているので、ある程度背景をにおわせるフレイバーなどが散見できます。
また、今作の熊枠である仔熊は非常に愛らしく、歴代最カワ熊の名を欲しいがままにしています。
他の同シリーズと同様、2005年までは独立したセットで他のmtgのゲームで使用できない、いわば現代で言う銀枠のような扱いでしたが、それ以降はエターナルやEDHでの需要で再録カード以外も使い道が出来たために高騰したカードも。
今となっては時間操作くらいですが。
貪欲なるネズミや手練のように、後年再録の常連組になったような優秀なデザインを多く輩出しているので、そういう意味でもいいデザインのセットだったと言えるでしょう。
今回もありがとうございました!
今作は前作と違い、カリマンというドミナリア南方の田舎島が舞台になっているので、ある程度背景をにおわせるフレイバーなどが散見できます。
また、今作の熊枠である仔熊は非常に愛らしく、歴代最カワ熊の名を欲しいがままにしています。
他の同シリーズと同様、2005年までは独立したセットで他のmtgのゲームで使用できない、いわば現代で言う銀枠のような扱いでしたが、それ以降はエターナルやEDHでの需要で再録カード以外も使い道が出来たために高騰したカードも。
今となっては時間操作くらいですが。
貪欲なるネズミや手練のように、後年再録の常連組になったような優秀なデザインを多く輩出しているので、そういう意味でもいいデザインのセットだったと言えるでしょう。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(エクソダス編)
2017年12月21日 マジックを振り返る
エクソダスはウェザーライトのラースからの脱出を出エジプト記になぞらえた、マジックではやや珍しい現実世界の神話モチーフのタイトルのセットです。
このセットからエキスパンションシンボルに希少度を示す色が付き、コレクターナンバーが表記されるようになったのも大きな特徴。
中々に強力なカードが揃っており、悪名高いMomaのキーカードの精神力やレガシーで禁止を食らってしまった適者生存などマジック史に名を残すようなカードも少なくありません。
エクソダスのみの収録で再録禁止のためか、非常に高額になっている2マナランド、裏切り者の都目当てでこのパックを剥く人も居るようです。
コモン・アンコモンにもカーノファージや禁止のような有名カードが揃っています。
このように有名カードだらけなのもあり、このセットに思い入れの強い人もそれなりに居るのではないでしょうか。
今回もありがとうございました!
このセットからエキスパンションシンボルに希少度を示す色が付き、コレクターナンバーが表記されるようになったのも大きな特徴。
中々に強力なカードが揃っており、悪名高いMomaのキーカードの精神力やレガシーで禁止を食らってしまった適者生存などマジック史に名を残すようなカードも少なくありません。
エクソダスのみの収録で再録禁止のためか、非常に高額になっている2マナランド、裏切り者の都目当てでこのパックを剥く人も居るようです。
コモン・アンコモンにもカーノファージや禁止のような有名カードが揃っています。
このように有名カードだらけなのもあり、このセットに思い入れの強い人もそれなりに居るのではないでしょうか。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ストロングホールド編)
2017年12月14日 マジックを振り返る
要塞の名前の通り、前回のテンペストのようなウィニーよりのカードよりもファッティが目立つセットです。
テンペストに有ったメカニズムをより発展させたようなカードが多いのも特徴です。
ここ初出の有名カードはショック、マナ漏出、スリヴァーの女王、モックス・ダイアモンド、ドリーム・ホール、罠の橋など色々あります。
現代でも結構使われている強力なカードが多いですね。
当たり枠が多いのでリミテッドをしても盛り上がるセットですね!
個人的にはこのくらいの時期のイラストもかなり好きです。
根囲いとか奇麗だし黒の生物もおどろおどろしくて良いイラストしてますね。
リシドも性能やルーリングは兎も角、見た目は結構好きです。
今回もありがとうございました!
テンペストに有ったメカニズムをより発展させたようなカードが多いのも特徴です。
ここ初出の有名カードはショック、マナ漏出、スリヴァーの女王、モックス・ダイアモンド、ドリーム・ホール、罠の橋など色々あります。
現代でも結構使われている強力なカードが多いですね。
当たり枠が多いのでリミテッドをしても盛り上がるセットですね!
個人的にはこのくらいの時期のイラストもかなり好きです。
根囲いとか奇麗だし黒の生物もおどろおどろしくて良いイラストしてますね。
リシドも性能やルーリングは兎も角、見た目は結構好きです。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(テンペスト編)
2017年12月4日 マジックを振り返る
ここは何と言っても、皆さん大好きなあの部族、スリヴァーの初出セットとして有名です!
舞台は人工次元ラース。
最も、彼らのルーツはこの次元ではなく、ヴォルラスに引きずり込まれただけですが。
全ての色を跨いで存在するこの独特の部族は、(この時点ではまだ十分な数は揃っていなかったのですが)mtg産のオリジナルのクリーチャーとしてファンに受け入れられ、大人気部族としての道を邁進していくことになります。
このセットはその歴史の第一歩という訳ですね。
また、当時のメタゲーム的に欠かせないのは呪われた巻物(日本語版には誤植あり。起動コストが…)でしょう。
このカードは攻めに良し、守りに良し、の大活躍で八面六臂でした。
現代よりも(というか今は居なくなった。正確にはオリジンまで)防御円やプロテクションが幅を利かせていた当時の環境で、この優秀な無色のダメージソースは良くも悪くも非常な存在感がありました。
その他の赤のカードの優秀さもあり、スライにとっての全盛期の一つとさえ言えます。
ハンド1枚で巻物を起動し、ブラフで火炎波を宣言して相手に投了させたという有名な逸話もあります。
ちなみにマローがデザイナーデビューしたのもこのブロック。
後年MOでブロックごとTempest Remasteredとして販売されたりもしています。
今回もありがとうございました!
舞台は人工次元ラース。
最も、彼らのルーツはこの次元ではなく、ヴォルラスに引きずり込まれただけですが。
全ての色を跨いで存在するこの独特の部族は、(この時点ではまだ十分な数は揃っていなかったのですが)mtg産のオリジナルのクリーチャーとしてファンに受け入れられ、大人気部族としての道を邁進していくことになります。
このセットはその歴史の第一歩という訳ですね。
また、当時のメタゲーム的に欠かせないのは呪われた巻物(日本語版には誤植あり。起動コストが…)でしょう。
このカードは攻めに良し、守りに良し、の大活躍で八面六臂でした。
現代よりも(というか今は居なくなった。正確にはオリジンまで)防御円やプロテクションが幅を利かせていた当時の環境で、この優秀な無色のダメージソースは良くも悪くも非常な存在感がありました。
その他の赤のカードの優秀さもあり、スライにとっての全盛期の一つとさえ言えます。
ハンド1枚で巻物を起動し、ブラフで火炎波を宣言して相手に投了させたという有名な逸話もあります。
ちなみにマローがデザイナーデビューしたのもこのブロック。
後年MOでブロックごとTempest Remasteredとして販売されたりもしています。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ポータル編)
2017年11月24日 マジックを振り返る
ポータルはマジック初心者向けの入門セットとして発売されたセットで、当時は”マジックではない別のカードゲーム”という扱いでした。
このコンセプトで作られたセットはポータルシリーズと言い、全部で3作作られています。
現在ではレガシー以下の環境で使用可能になり、生産数が少なかったこともあって一部の有用カードはそこそこ高騰しています。
初心者にわかりやすくするためにP/Tの横に剣と盾のマークが有ったりとデザイン的に色々工夫されているのもこのセットの特徴ですが、通常のマジックとの最大の相違点はやはり”インスタントが存在しないこと”でしょう。
(ただし現在ではエラッタでインスタントに変更されているカードはあります)
また、用語もより直観的なライブラリー=デッキ、墓地=捨て札置き場などに直されています。
当然ながら、当時はトーナメントで使う事の出来ない(使えたとしても再録組以外にお呼びがかかるかはやや疑問ですが)このセットはプレイヤーの関心をあまり引く事ができず、商業的には失敗だったと今日では語られています。
(ソーサリー化したことで弱体化してしまっていますが)このセット固有の教示者があり、オリジナルよりも希少なせいで(不思議な話ですが)劣化版であるはずのこちらの教示者がオリジナルのそれよりも高額で取引されることもしばしば。
総じて、(初心者向けと売り出した結果としてはやや皮肉めいてますが)現在ではEDH好きの玄人好みのセットと言えるでしょう。
今回もありがとうございました!
このコンセプトで作られたセットはポータルシリーズと言い、全部で3作作られています。
現在ではレガシー以下の環境で使用可能になり、生産数が少なかったこともあって一部の有用カードはそこそこ高騰しています。
初心者にわかりやすくするためにP/Tの横に剣と盾のマークが有ったりとデザイン的に色々工夫されているのもこのセットの特徴ですが、通常のマジックとの最大の相違点はやはり”インスタントが存在しないこと”でしょう。
(ただし現在ではエラッタでインスタントに変更されているカードはあります)
また、用語もより直観的なライブラリー=デッキ、墓地=捨て札置き場などに直されています。
当然ながら、当時はトーナメントで使う事の出来ない(使えたとしても再録組以外にお呼びがかかるかはやや疑問ですが)このセットはプレイヤーの関心をあまり引く事ができず、商業的には失敗だったと今日では語られています。
(ソーサリー化したことで弱体化してしまっていますが)このセット固有の教示者があり、オリジナルよりも希少なせいで(不思議な話ですが)劣化版であるはずのこちらの教示者がオリジナルのそれよりも高額で取引されることもしばしば。
総じて、(初心者向けと売り出した結果としてはやや皮肉めいてますが)現在ではEDH好きの玄人好みのセットと言えるでしょう。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(テンペスト編)
2017年11月11日 マジックを振り返る
テンペストは非常に語ることの多いエキスパンションですね。
スリヴァーの初出、コモン枠の転覆によるカオスドラフト最強説etc…
また、日本語版の誤植が非常に多く、修正を余儀なくされたことでも有名です。
例、呪われた巻物の起動コストが2、セレニアのフレーバーで”I am light.”=”私は軽い”という漫画版パトレイバー1話みたいな訳を大真面目にしてしまっている、等
カード名の明らかな誤訳なんかもあり、それがそのまま公式の日本語名になっちゃったかわいそうな奴も(Mindripper→精神裂きのはずが精神ドリッパーになってしまう)
当時は軽視されていた(価格的な意味で)不毛の大地が後にエターナル需要で高騰したのも有名な話ですね。現在は再録などでまた値下がりしましたが。
禁止カードを輩出してしまっているのも(しかも2枚)如何にもマローのデビュー作って感じですね。
個人的なお気に入りの収録カードは”ショッカー”。
昭和ライダーの敵キャラじゃないよ。もちろんゲルとかネオとか大とか付いたリメイクも居ないよ。
ダメージを与えたプレイヤーの手札を全て捨てさせ同じ枚数分だけドローさせる珍しいクリーチャーです。
Chains of Mephistopheles迷宮の霊魂、概念泥棒なんかと組み合わせて相手の手札を空にしたり、炎の鞭と組み合わせてLOさせたり(ウィップ・ショッカー)色々個性的な事ができて面白いカードです。
今回もありがとうございました!
スリヴァーの初出、コモン枠の転覆によるカオスドラフト最強説etc…
また、日本語版の誤植が非常に多く、修正を余儀なくされたことでも有名です。
例、呪われた巻物の起動コストが2、セレニアのフレーバーで”I am light.”=”私は軽い”という漫画版パトレイバー1話みたいな訳を大真面目にしてしまっている、等
カード名の明らかな誤訳なんかもあり、それがそのまま公式の日本語名になっちゃったかわいそうな奴も(Mindripper→精神裂きのはずが精神ドリッパーになってしまう)
当時は軽視されていた(価格的な意味で)不毛の大地が後にエターナル需要で高騰したのも有名な話ですね。現在は再録などでまた値下がりしましたが。
禁止カードを輩出してしまっているのも(しかも2枚)如何にもマローのデビュー作って感じですね。
個人的なお気に入りの収録カードは”ショッカー”。
昭和ライダーの敵キャラじゃないよ。もちろんゲルとかネオとか大とか付いたリメイクも居ないよ。
ダメージを与えたプレイヤーの手札を全て捨てさせ同じ枚数分だけドローさせる珍しいクリーチャーです。
Chains of Mephistopheles迷宮の霊魂、概念泥棒なんかと組み合わせて相手の手札を空にしたり、炎の鞭と組み合わせてLOさせたり(ウィップ・ショッカー)色々個性的な事ができて面白いカードです。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ウェザーライト編)
2017年10月30日 マジックを振り返る
ウェザーライトは一応ミラージュブロックの最終章なのですが、実際の所背景ストーリー的には次ブロックのテンペストのプロローグ的なセットになっています。
これから長く続く”mtg版スタートレック”と呼ばれるウェザーライトサーガの始まりであり、mtgの背景ストーリー的には大きな分岐点になったセットです。
現代のゲートウォッチの元祖ともいえるストーリー形式ですね。
有名カードはレガシー、ヴィンテージで強力な対策カードとして引っ張りダコの”無のロッド”、遊戯王にパk…パロディされ有名になった(余談ですが、最近遊戯王の方のはスリーブ化され話題になりました)”モリンフェン”、難度の高さで有名なコンボデッキの核”最後の審判”、パワーレベルエラッタを掛けられた悲劇の土地”焦土”と”水連の谷間”などが入っています。
ジェラードなどのキャラクターは現代でも人気があり、そのルーツに当たるセットなのでフレーバーも良いものが多いです。
適当なコモンカードなどを集めて眺めるのも楽しいので、余裕があればいかかでしょうか?
今回もありがとうございました!
これから長く続く”mtg版スタートレック”と呼ばれるウェザーライトサーガの始まりであり、mtgの背景ストーリー的には大きな分岐点になったセットです。
現代のゲートウォッチの元祖ともいえるストーリー形式ですね。
有名カードはレガシー、ヴィンテージで強力な対策カードとして引っ張りダコの”無のロッド”、遊戯王にパk…パロディされ有名になった(余談ですが、最近遊戯王の方のはスリーブ化され話題になりました)”モリンフェン”、難度の高さで有名なコンボデッキの核”最後の審判”、パワーレベルエラッタを掛けられた悲劇の土地”焦土”と”水連の谷間”などが入っています。
ジェラードなどのキャラクターは現代でも人気があり、そのルーツに当たるセットなのでフレーバーも良いものが多いです。
適当なコモンカードなどを集めて眺めるのも楽しいので、余裕があればいかかでしょうか?
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(第5版編)
2017年9月2日 マジックを振り返る
第5版は非常に収録カードの枚数の多い基本セットです。
レアに到っては132種類もあるのでパックから望みのカードを引き当てるのは(まして4枚揃えるのは)非常に困難です。
また、エキスパンションシンボルの印刷されていない最後の基本セットでもあり(例外として中国語簡体字版のみ発行の遅さ故Vマークのシンボルあり)、有名な極楽鳥と甲鱗のワームのシャークトレードネタが成立したのはここまでになっています。
6版以降の甲鱗のワームが下位互換と言われる理由ですね。
収録カードに関しては過去の強力カードがいくらか収録されており、特に基本セット唯一のネクロポーテンスの再録場所として有名です。
コモンにも現代の基準で見れば強力なものがいくつか存在します。
自然の知識(日本語版に誤植がありサーチ先がタップインになってしまっているのは有名)、火葬、黒死病、渦まく知識etc・・・
今回もありがとうございました!
レアに到っては132種類もあるのでパックから望みのカードを引き当てるのは(まして4枚揃えるのは)非常に困難です。
また、エキスパンションシンボルの印刷されていない最後の基本セットでもあり(例外として中国語簡体字版のみ発行の遅さ故Vマークのシンボルあり)、有名な極楽鳥と甲鱗のワームのシャークトレードネタが成立したのはここまでになっています。
6版以降の甲鱗のワームが下位互換と言われる理由ですね。
収録カードに関しては過去の強力カードがいくらか収録されており、特に基本セット唯一のネクロポーテンスの再録場所として有名です。
コモンにも現代の基準で見れば強力なものがいくつか存在します。
自然の知識(日本語版に誤植がありサーチ先がタップインになってしまっているのは有名)、火葬、黒死病、渦まく知識etc・・・
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ビジョンズ編)
2017年8月13日 マジックを振り返る
ビジョンズは非常に強力なセットとして有名で、現代mtgにも大きな影響を持つカードを多く輩出しています。
全体的にカードパワーが高いセットですが、特筆すべきはヴィンテージ制限のチューター、吸血の教示者やレガシーエルフの最終兵器、自然の秩序。
吸血の教示者は未だにこれを超えるサーチカードが存在せず、劣化版である伝国の玉璽さえも制限されているほどです。
自然の秩序も、これの存在によりエルフのキルレシオを大きく底上げしていると言っても過言ではないでしょう。
強力なコモンカード達の存在も見逃せません。
パウパーでの採用実績なあるカードを挙げるだけでも、墓所のネズミ、衝動、葬送の魔除け、火炎破、かまどの魔除け、リバー・ボア、クウィリーオン・レインジャーと枚挙に遑がありません。
特に現在のインフレクリーチャー達に比肩出来るほどのパワーのクリーチャーの存在は素晴らしいと思います。
個人的なお気に入りカードは”軍隊蟻”
タップと土地だけのコストで相手の土地を壊せる史上最悪クラスのランデスクリーチャーです。
マウントを取ってからこれを置くだけでサレンダーされたこともしばしば。
昆虫なので群がりの庭なんかでサポートしてあげるとなお良いでしょう!
今回もありがとうございました!
全体的にカードパワーが高いセットですが、特筆すべきはヴィンテージ制限のチューター、吸血の教示者やレガシーエルフの最終兵器、自然の秩序。
吸血の教示者は未だにこれを超えるサーチカードが存在せず、劣化版である伝国の玉璽さえも制限されているほどです。
自然の秩序も、これの存在によりエルフのキルレシオを大きく底上げしていると言っても過言ではないでしょう。
強力なコモンカード達の存在も見逃せません。
パウパーでの採用実績なあるカードを挙げるだけでも、墓所のネズミ、衝動、葬送の魔除け、火炎破、かまどの魔除け、リバー・ボア、クウィリーオン・レインジャーと枚挙に遑がありません。
特に現在のインフレクリーチャー達に比肩出来るほどのパワーのクリーチャーの存在は素晴らしいと思います。
個人的なお気に入りカードは”軍隊蟻”
タップと土地だけのコストで相手の土地を壊せる史上最悪クラスのランデスクリーチャーです。
マウントを取ってからこれを置くだけでサレンダーされたこともしばしば。
昆虫なので群がりの庭なんかでサポートしてあげるとなお良いでしょう!
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ミラージュ編)
2017年8月2日 マジックを振り返る
このエキスパンションはチューターやドレッドノートをはじめとした有名カードが多く入っています。
1枚1枚語っていくとキリがないほどですが、あえて挙げていくなら聖なるメサ、ボガーダンの鎚、死体の花などでしょう。(ついでにマローもここ)
これらは当時の環境で活躍した名カード達です。
聖なるメサ等はデュエルファイター刃でもがっつり使われたので、当時マジックをやっていない人でも存在は知っているのでは?
下環境的には現在、超高騰してしまったLEDの収録も重要でしょう。
また、日本語版に封入ミスがあり、青白ミラージュフェッチが欠落し、水晶鉱脈が余分に入っているという不具合が。
その補填として、水晶鉱脈2枚をフェッチ、水晶鉱脈、日版ナラニス・ドラゴンと交換できるキャンペーンも行われていました。
ついでにフレーバーテキストが1行欠落しているカードも日版初版に限り存在します。
フレーバーテキストに定評のあるブロックだけに残念なエラーですね。
今回もありがとうございました!
1枚1枚語っていくとキリがないほどですが、あえて挙げていくなら聖なるメサ、ボガーダンの鎚、死体の花などでしょう。(ついでにマローもここ)
これらは当時の環境で活躍した名カード達です。
聖なるメサ等はデュエルファイター刃でもがっつり使われたので、当時マジックをやっていない人でも存在は知っているのでは?
下環境的には現在、超高騰してしまったLEDの収録も重要でしょう。
また、日本語版に封入ミスがあり、青白ミラージュフェッチが欠落し、水晶鉱脈が余分に入っているという不具合が。
その補填として、水晶鉱脈2枚をフェッチ、水晶鉱脈、日版ナラニス・ドラゴンと交換できるキャンペーンも行われていました。
ついでにフレーバーテキストが1行欠落しているカードも日版初版に限り存在します。
フレーバーテキストに定評のあるブロックだけに残念なエラーですね。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(アライアンス編)
2017年7月20日 マジックを振り返る
アライアンスは現在のレガシー以下の環境に、非常に大きな影響を与えているエキスパンションの一つです。
その原因はかの有名なForce of Willの収録にあるでしょう。
アライアンスで初登場し、その後も度々収録されているピッチスペル。
その中でも最上級の汎用性の高さで、エターナルフォーマットの環境はこれの存在を前提にして作られていると言っても過言ではないです。
余談ですが、このカードのイラストは元々赤の呪文を予定して描かれていたそうで、実際青のカードとしては異質な配色のイラストになっています。
他の有名カードにはKjeldoran Outpost、Lake of the Dead等土地をコストにする土地サイクル、リム=ドゥールの櫃などがあります。
個人的なお気に入りカードはVarchild’s War-Riders。
2マナ3/4トランプル、ランページと非常に高性能ですが、累加アップキープで相手の戦場にトークンを与えてしまうデメリット持ちでもあります。
最も累加アップキープも、トランプル、ランページでデメリットを薄くしているので、今見ても強力な部類のクリーチャーでしょう。
そして、このカードで最も重要なのはその性能よりも、生成されるトークンの部族です。
これらのトークンは”生存者”という専用の種族を持っています。
カードでこの種族を持っているものが(多相を除けば)居ないのに存在する部族として、臆病者と並び一部で有名です。
今回もありがとうございました!
その原因はかの有名なForce of Willの収録にあるでしょう。
アライアンスで初登場し、その後も度々収録されているピッチスペル。
その中でも最上級の汎用性の高さで、エターナルフォーマットの環境はこれの存在を前提にして作られていると言っても過言ではないです。
余談ですが、このカードのイラストは元々赤の呪文を予定して描かれていたそうで、実際青のカードとしては異質な配色のイラストになっています。
他の有名カードにはKjeldoran Outpost、Lake of the Dead等土地をコストにする土地サイクル、リム=ドゥールの櫃などがあります。
個人的なお気に入りカードはVarchild’s War-Riders。
2マナ3/4トランプル、ランページと非常に高性能ですが、累加アップキープで相手の戦場にトークンを与えてしまうデメリット持ちでもあります。
最も累加アップキープも、トランプル、ランページでデメリットを薄くしているので、今見ても強力な部類のクリーチャーでしょう。
そして、このカードで最も重要なのはその性能よりも、生成されるトークンの部族です。
これらのトークンは”生存者”という専用の種族を持っています。
カードでこの種族を持っているものが(多相を除けば)居ないのに存在する部族として、臆病者と並び一部で有名です。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(アイスエイジ編)
2017年7月8日 マジックを振り返る
アイスエイジはその名の通り氷河期のドミナリアを舞台にしたエキスパンションです。
後のmtgの下環境に大きな影響力を持つ(ある意味ではパワー9以上に)≪渦まく知識≫やネクロの冬を引き起こした≪ネクロポーテンス≫、デモコン理論で有名な≪Demonic Consultation≫など有名カードが多く封入されています。
先日7/6日をお祝いされていた≪甲鱗のワーム≫様もこの時代の出身ですね。
長らくホームランド、アイスエイジ、アライアンスで1ブロックとして数えられてきましたが、2006年にコールドスナップが発売されたことでホームランドが外れ、正式にアイスエイジブロックが完結しました。
その際にアイスエイジのカードも収録された構築済みデッキが発売されたことにより、一部のカードに新枠日本語版が存在します。
≪先触れ≫、≪オークの木こり≫、≪ほくちの壁≫、≪ゴリラのシャーマン≫等…
これらのカードは構築済みの発行数と売れ行きの少なさからそこそこの希少価値があります。
また、基本地形の島のイラストに何故か冠雪の島のイラストが流用されてしまっていることでも有名。(http://lotuspetal.diarynote.jp/201703100055177584/)
今回もありがとうございました!
後のmtgの下環境に大きな影響力を持つ(ある意味ではパワー9以上に)≪渦まく知識≫やネクロの冬を引き起こした≪ネクロポーテンス≫、デモコン理論で有名な≪Demonic Consultation≫など有名カードが多く封入されています。
先日7/6日をお祝いされていた≪甲鱗のワーム≫様もこの時代の出身ですね。
長らくホームランド、アイスエイジ、アライアンスで1ブロックとして数えられてきましたが、2006年にコールドスナップが発売されたことでホームランドが外れ、正式にアイスエイジブロックが完結しました。
その際にアイスエイジのカードも収録された構築済みデッキが発売されたことにより、一部のカードに新枠日本語版が存在します。
≪先触れ≫、≪オークの木こり≫、≪ほくちの壁≫、≪ゴリラのシャーマン≫等…
これらのカードは構築済みの発行数と売れ行きの少なさからそこそこの希少価値があります。
また、基本地形の島のイラストに何故か冠雪の島のイラストが流用されてしまっていることでも有名。(http://lotuspetal.diarynote.jp/201703100055177584/)
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(クロニクル編)
2017年7月2日 マジックを振り返る
第4版の拡張セットとして発売された異例のセットです。
基本的にオールドエキスパンションからの再録カードで構成されており、エキスパンションシンボルも出典元と同じになっています。
ただし、英語版のみ元と違い枠が白枠になっています。
欧州のみで発売されたルネッサンスという調整版も存在しています。
一部のオールドエキスパンションのカードに白枠や日語が存在するのはこのセットの存在によるものですね。
基本セットの延長線という事もあり、当時の基準で言ってもそこまで強力なカードは再録されていませんが、中には≪血染めの月≫などの昨今の高額カードも含まれています。
ザ・ダークの絵柄で日本語版が手に入るという事もあり、この版の月を好むプレイヤーも多い模様。
今回もありがとうございました!
基本的にオールドエキスパンションからの再録カードで構成されており、エキスパンションシンボルも出典元と同じになっています。
ただし、英語版のみ元と違い枠が白枠になっています。
欧州のみで発売されたルネッサンスという調整版も存在しています。
一部のオールドエキスパンションのカードに白枠や日語が存在するのはこのセットの存在によるものですね。
基本セットの延長線という事もあり、当時の基準で言ってもそこまで強力なカードは再録されていませんが、中には≪血染めの月≫などの昨今の高額カードも含まれています。
ザ・ダークの絵柄で日本語版が手に入るという事もあり、この版の月を好むプレイヤーも多い模様。
今回もありがとうございました!
マジックを振り返る(ホームランド編)
2017年6月20日 マジックを振り返る
ホームランドは最後のオールドエキスパンションにして、史上最安値のパックとしても有名なセットです。
背景ストーリーに比重を置いたセットとして一定の評価を得ているものの、その反面カードパワーが全体的にあまりにも低く、他のオールドエキスパンションがもれなく高騰している中で発売から現在まで殆ど同じ値段で投げ売りされ続けている稀有なパックです。
そのあまりの弱さは”各エキスパンションから最低5枚ずつデッキに入れなければならない”というルールがあったので≪Apocalypse Chime≫(ホームランドの対エキスパンションカード)が数合わせに入れられるほどでした。
とは言ったものの、現在でもモダン以下の環境で人気の≪商人の巻物≫の初出はここなので、巻物が出るまで剥くのも一興かもしれません。コモンだし。
かつてはブロック制の導入によってアイスエイジブロックに組み込まれていた事もありましたが、現在はコールドスナップの発売により外れています。
個人的なお気に入りカードは≪Didgeridoo≫。
これは3マナで好きなミノタウロスを手札から戦場に出せるすごいアーティファクトです!
ミノタウロス専用のスーパーバイアルなどと呼ばれることも。
肝心の呼びだせるミノタウロスがどれも踏み倒しをしてもあんまり強くも無いのが欠点。
テーロスでミノタウロスがテーマだと発表された際に何故か一瞬だけ値上がり、プレヴューが進むにつれすぐに元の値段に戻っていったのが印象的でした…。
このセットはマローも産み出したことを反省していました。
強すぎて反省されることは多いですが、弱過ぎでこういう事を言われるのは珍しいですね。
1パックの価格も安いのであなたも気軽に向いて遊んでみては?
今回もありがとうございました!
背景ストーリーに比重を置いたセットとして一定の評価を得ているものの、その反面カードパワーが全体的にあまりにも低く、他のオールドエキスパンションがもれなく高騰している中で発売から現在まで殆ど同じ値段で投げ売りされ続けている稀有なパックです。
そのあまりの弱さは”各エキスパンションから最低5枚ずつデッキに入れなければならない”というルールがあったので≪Apocalypse Chime≫(ホームランドの対エキスパンションカード)が数合わせに入れられるほどでした。
とは言ったものの、現在でもモダン以下の環境で人気の≪商人の巻物≫の初出はここなので、巻物が出るまで剥くのも一興かもしれません。コモンだし。
かつてはブロック制の導入によってアイスエイジブロックに組み込まれていた事もありましたが、現在はコールドスナップの発売により外れています。
個人的なお気に入りカードは≪Didgeridoo≫。
これは3マナで好きなミノタウロスを手札から戦場に出せるすごいアーティファクトです!
ミノタウロス専用のスーパーバイアルなどと呼ばれることも。
肝心の呼びだせるミノタウロスがどれも踏み倒しをしてもあんまり強くも無いのが欠点。
テーロスでミノタウロスがテーマだと発表された際に何故か一瞬だけ値上がり、プレヴューが進むにつれすぐに元の値段に戻っていったのが印象的でした…。
このセットはマローも産み出したことを反省していました。
強すぎて反省されることは多いですが、弱過ぎでこういう事を言われるのは珍しいですね。
1パックの価格も安いのであなたも気軽に向いて遊んでみては?
今回もありがとうございました!