マイナー部族紹介 第5回 臆病者
Q:臆病者って?
A:変わり谷の事です。

現在、臆病者を持つカード、及びそれを持つトークンを生成するカードは1枚たりともありません。
ストーリー上で臆病者扱いのノリンですら意外にも戦士であって臆病者ではありません。何故だ。
では何故こんな意味不明なクリーチャータイプが現存しているのかというと、このクリーチャータイプを付与するカードがあるからです。
それがこれ

ボールドウィアの威嚇者 (5)(赤)(赤)
クリーチャー — 巨人(Giant) 戦士(Warrior)
臆病者(Coward)は戦士(Warrior)をブロックできない。
(赤):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで臆病者になる。
(2)(赤):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで戦士になる。
5/5

相手がエルドラージの3柱だろうがボーラスだろうが、意志を持たない壁だろうが問答無用で臆病者のレッテルを張りつけてしまうとんでもないクリーチャーです。
威嚇者の名前通り、臆病者は威嚇する雄々しい戦士を前に慄くしかできないというフレイバーを重視したカードなのですが、如何せん相手を選ばずに臆病者のクリーチャータイプをばら撒くので本人は戦士というよりかはアジテーターにしか見えません。
君戦士やるより政治家でもやった方がいいんじゃない?
臆病者がテキストに登場するのは今にも昔にもこの1枚かぎりですが、意外にもこのカード、何度も再録されているため目にする機会は結構あります。
もしかしたらまた近いうちに再録されるかもしれませんね。
今回もありがとうございました。

コメント

ランクス
2018年7月20日16:31

多相持ちが疑似シャドーみたいになりますね

lotus petal
2018年7月21日16:27

ボールドウィアの威嚇者が居ないとただのフレイバーテキストになるのが痛いですね…

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