前回、黒城に先にのたうつウンパスを出され絶体絶命に陥った所から再開です。
こいついつも絶体絶命になってから1話区切ってるな。
しかし、そこは主人公。
しっかりと返しにシヴ山のドラゴンをトップで引き、そのまま召喚します。
5/5と3/3ならドラゴンの方が圧倒的に有利だ!などとれく太が言っていますが、残りライフ4と5(勝舞君が4)の状態で黒死病内蔵のクリーチャーに何とぼけた事言ってんだこいつ。
ここでこの漫画史上最大級の迷シーン、黒城謎のウンパスでのアタック宣言が入ります。
当然ドラゴンでブロックする勝舞君。
れく太も”死ぬ気か!?”と大困惑。
読者も困惑。
ウンパスにパッチギするドラゴンの見開きと言う中々に気合の入ったシーンなのですが、ブロック宣言後に黒死病能力起動の描写が入り、このアタック宣言自体がうやむやにされ(!?)そのまま話が続いていくのでこのシーンが存在すること自体が非常にシュールです。
いやこの後の描写は全部戦闘ダメージ・ステップ解決前なんだろうけど、だったらウンパスでアタックするこの描写自体が要らないよなあ!?
全体ダメージ2発で相撃ち狙いならわかるんだけども。
本当にアタック宣言は何だったのか、そのターン中に黒死病で勝負をつけようと黒城は決心しているご様子。
ご丁寧に”できるもんならやってみろよ!!奴が使えるのは1マナと、手札1枚!!”とフラグを立てながら1発づつ能力を起動していきます。
事此処に到って相も変わらずれく太達は自分のライフポイントが減るのが怖くないのか!?とか奴は死ぬ気か!?とか的外れな事を言っていますが、当の黒城本人は”けっ!!安全な戦法なんてくそくらえ!!”とスーサイドブラック使いに相応しい開き直りで堂々としています。
いよいよ最後の1点を削りに能力起動をスタックに乗せてきた黒城に対して、勝舞君は最後の切り札、ショックで防がれたら負け、当たれば勝ちの一か八かの大勝負に出ます。
祈るように撃った一発が見事命中し、スーサイドブラックが火力呪文で負けるというある意味非常にmtgらしい決着のつき方でこの対決は幕を引きます。
のたうつウンパスが土地から出せたなら5マナあるだろうし、ショックにスタックで黒死病能力あと1回起動できたよね?と思うかもしれませんが、たぶん土地が1枚不毛の大地あたりの無色地形だったのでしょう。
ところでこのマッチ、切り札のシヴ山のドラゴンは具体的に何の活躍をしたんですかね…?
ただの壁だったような?
なんだかシヴ山の扱いにもやもやしたものが残りますが、このままこの漫画は次戦の白凰戦からデュエルマスターズに移行するのでここでこの企画は終了です。
今迄ご拝読頂きありがとうございました!
ここからは君の目で確かめてみてくれ!

コメント

Hiro
2018年3月6日8:41

せめて白凰戦まではMtgやればいいのにと思いました。。。

odasi
2018年3月6日14:03

デュエマで負けたのにmtgのデッキを捨てようとしたNACさんェ……

lotus petal
2018年3月6日14:15

mtgでは負けたことは無い位強いのにわざわざデュエマで戦ってくれる白凰
NACさんほんとアドバイザーなのに扱い悪いですよね

ハリー
2018年3月6日20:23

作者自身自分にMTGをやる頭がないのわかってたし、恐らくやる気もなかったと思います(漫画見ててもわかる通り、ちゃんとゲームをやる気があれば当然わかるような超基本的なルールの理解が全くできてないので・・・)
いきなり題材にした知らないカードゲームでTCG的にも面白い展開作れとは言いませんが、プロならせめて自分の題材にするゲームのルールくらいは勉強するなり調べるなりは最低限して欲しかった

漫画ではウィザーズにデュエマを作って貰ったら面白かったからそっちにした的なことを書いてますけど、どう考えても第二の遊戯王を狙おうとした(=自分でカード作れるから展開に困ったら新しいカード出せばいいやん的な&印税ガッポ)のが子供ながらに見え見えでしたね・・・

lotus petal
2018年3月6日23:18

元がギャグ漫画家だからしょうがないね

nophoto
swordone
2019年12月15日0:06

> のたうつウンパスが土地から出せたなら5マナあるだろうし、ショックにスタックで黒死病能力あと1回起動できたよね?と思うかもしれませんが、たぶん土地が1枚不毛の大地あたりの無色地形だったのでしょう。

それはちょっと違うと思います。
そもそも最後の状況は、ウンパスの能力を2回処理し、ライフが勝舞2,黒城3でした。
のたうつウンパスの能力はウンパス自身にもダメージを与えるため、単発で3回解決したらウンパスが死にます。
そのため、ここで黒城が勝ち切るためには、ウンパスの能力を2回連続で起動し、スタックに積む必要があるのです。黒城がラストターンに追加の土地を引いていなければ、この時点でアンタップ状態の土地は残り1つです。
この状態で勝舞はショックを撃ったのです。解決前に勝ちきろうにも、1マナしかないためウンパスの能力では足りません。
結局、

1. ショックが解決されて勝舞2、黒城1
2. ウンパスの能力が解決されて勝舞1、黒城0

となり、ウンパスの能力1つ残して決着したのです。

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