キーワード能力解説:第38回 秘匿
キーワード能力解説:第38回 秘匿
秘匿はローウィンの秘匿土地サイクルに内蔵されたキーワード能力です。
これを持っている土地は戦場に出るに際し、ライブラリートップから4枚を見てうち1枚を裏向きで追放します。
それぞれの土地が条件を満たすことで、その追放されたカードを踏み倒して使用できるというメカニズムになっています。
ちなみに、秘匿にはもう一つ能力があり、それは”これを持っているパーマネントはタップインする”という能力欄の方に別個に書けよと思うようなデメリット能力です。
これはそうした場合あまりにカードに書かれる情報量(文字数)が多くなりすぎることを懸念した結果、だそうです。
秘匿土地サイクルは各色1枚づつ、計5枚のサイクルになっていますが、特に緑と白の物は条件の達成が比較的容易で、下環境で使用されることすらあります。
白の土地”風立ての高地”は”3体以上のクリーチャーで攻撃する”のが条件なのでモダンのトークンデッキでなら容易に達成できるので良く採用されています。
緑の”苔汁の橋”は”コントロールしているクリーチャーのパワーの合計が10以上である”事なのでレガシーにてファイレクシアン・ドレッドノートを利用した踏み倒しに使われることがあります。
中々面白い能力ですが、タップインの部分がなんとも言えない残念な感じの残る能力でもあり、今後タップイン部分を削った類似能力が出る事もあるかもしれませんね。
今回もありがとうございました!

コメント

ひまりま
2018年2月15日20:22

青は今は亡きDoomsdayでエムラ踏み倒し用に使われてましたね。
黒もモダンのメガハンデスで使えるとかで一時期高騰してたような気がします。

lotus petal
2018年2月15日23:19

ドゥームズデイとメガハンデスでも確かに使われてましたね…完全に失念してました。

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