キーワード能力解説:第20回 親和
キーワード能力解説:第20回 親和
ミラディンブロックで登場し、当時のスタンダードで暴れまわり、今なお様々なフォーマットに爪痕を残している凶悪なキーワード能力です。
内容はコントロールしている指定されたパーマネントの数分マナ軽減されるというもの。
分かり易く言うと”親和(山)”ならコントロールしている山1つにつき1マナ軽減、(アーティファクト)ならアーティファクト分・・・という事です。
問題だったのがこの”親和(アーティファクト)”。
当時のミラディンブロックには計6種のアーティファクトランドをはじめ、簡単にアーティファクトカウントを計上できるカードが大量にあった事もあり、親和(アーティファクト)持ちを高速で大量展開するデッキが簡単に成立してしまいました。
結果としてスタンダード史に残る大量の禁止カードを出してしまう事態に。
新枠への切り替わり早々に引退者を続出させたという悪名を得てしまいました。
現在でも金属ガエルをはじめ、強力な親和持ちがパウパーなどで活躍しています。
最も、モダンの親和デッキは既に物読み以外の親和持ちは新規カードに枠を奪われほぼ絶滅してしまっています。
デス&タックスのように元々のデッキ名の所以になったギミックが抜けても名前だけ使われ続けている典型ですね。
それほどまでに親和はプレイヤーの印象に深く残ってしまったという事でしょう。

今回もありがとうございました!

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