実家にデュエルマスターズのmtg時代の単行本が有ったので感想を。
まずは1巻、表紙はカードを構えた勝舞君とスリヴァー(たぶん針刺。何故?)
物語は主人公の勝舞君の父親とそのmtg仲間のNAC(実在のプレイヤー、中村聡さんがモデル。氏はこの漫画のテクニカルアドバイザーを担当されていました)が3年ぶりにmtg修行の旅から帰って来るところから始まります。
しかし、空港には何故かNACしか来ず、彼はmtgを酷く恐れ、引退を宣言します。
実在のプレイヤーにこんな発言させていいのか…?
引退宣言に止まらず、デッキを川に不法投棄しようとするNAC氏。
見かねた勝舞君はそれを止めさせ、デュエルで事情を問いただすことに。自然な流れ
何故かその場に有った河原のデュエル広場にて遂に初戦が始まります。
第1t目に勝舞君サイドが繰り出したカードはなんとライブラリーオブアレクサンドリア。これにはギャラリーの少年たちも“ずるいぞ!!勝舞兄ちゃん!!”と総スカン。
しかしライブラリーオブアレクサンドリアの効果が一切説明されないので(この後もゲーム中1度も起動された描写は無い)イマイチ読者には強すぎると評価される理由がピンと来ません。
対するNACはエラダムリーのぶどう園からマナバーンダメージを勝舞君に与えていき、自身はスパイク軍団を展開して行きます。どうやら氏のデッキはお得意のスパイクの誓いのようです。
勝舞君はモート(これも効果説明無し)を貼って耐えますが、忍び寄るカビで破壊され残りライフ2、戦場は土地1枚まで追い詰められてしまいます。
土地1枚でどうやってモートを貼ったのか大いに謎ですが、きっとブラックロータス経由で出したかNACにランデスされたのでしょう。もっとも、今後もこの漫画はデュエル描写をガンガン省略していくのでこの程度の謎は気にするだけ無駄です。
絶対絶命の勝舞君ですが、父の幻に励まされながらドロー、ズーランバランスのコンボで窮地を脱します。
これにはNACも“このコンボを自分で思いついたのか…!!”と驚愕、ようやく勝舞くんを真のデュエリストと認めデュエルを中断します。勝舞くん侮られ過ぎてない?
ここで第1話終了。
NACがmtgを辞めようとした理由とは?何故1人で帰国したのか?という問いは次回へ。
因みに単行本にはデッキ紹介コーナーが入っていますが、何故かこの話の幕間には次回使われるデッキの紹介が入っています。今回のデッキの紹介は2話の幕間。普通逆じゃない?案の定このせいで単行本派はいきなり2話のネタバレを食らうことに。
冒頭から非常に密度が高く、飽きさせることなく読者を魅了してくれるデュエルマスターズ。
次回は2話の感想を書かせていただきます。
今回もありがとうございました!

コメント

ボーツカイ=サン
2017年8月24日0:40

コメント失礼しますー。
「自然な流れ」のくだりから怒涛の展開すねw
これは次が楽しみ過ぎる

nophoto
hogehoge
2017年8月24日1:13

デュエルマスターズで負けてMTG辞める男

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