マジックを振り返る(フォールン・エンパイア編)
マジックを振り返る(フォールン・エンパイア編)
マジックを振り返る(フォールン・エンパイア編)
フォールン・エンパイアといえば、安売りされていた(いる)パックで、それ故弱いセットだというイメージがあるのは間違いないでしょう。
ですが、それは半分間違いです。
確かにレジェンド等に比べてカードパワーが低いのは紛れもない事実ですが、強いカードもちゃんと入っています。
ではなぜ投げ売りされていたのか?それは優良カードが軒並みコモンで収録されていたからです。
現在のエターナルでも使われるHymn to Tourach、High Tide、ゴブリンの手投げ弾なども収録されていますが、これらはすべてコモンでした。
ここまでパックの売り上げが好評だったことをうけて、余りに大量に刷り過ぎたことも原因ではありますが。
英語版を刷り過ぎた影響か、他言語で刷られなかったのも有名なお話です。

また、Delif’s Cone以外のコモンに複数のイラストが存在する事でも有名。
Hymn to Tourachの絵柄を4種別々に揃えていらっしゃるお洒落さんも多いのではないでしょうか?

全体のテーマとしては小さい同種族のクリーチャーを並べる、所謂部族が主軸になっています。
黒はスラル、青はマーフォーク、緑はエルフとサリッド等…
しかし、前述のゴブリンの手投げ弾の含まれる赤はオーク(ちなみに同セットにオーグもいる。ややこしい)、ドワーフ、ゴブリンと3部族もいたので弾の餌であるゴブリンが不足するという本末転倒な事に。

個人的にはDeep Spawnが印象深いセットです。
マジックでも数少ないザリガニカード(しかし種族はホマリッド)。

マジックオンラインにおけるパウパーには基本的に古いセットは含まれていない(というかリリースされていない)のが残念でならないセットです。
これでもかと言う位コモンに強力カードが集中したセットなのですが…。

今回もありがとうございました!

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