ニコル・ボーラスってどんな人? アラーラ編
次にボーラスがストーリーの表舞台に現れたのはアラーラブロック。
舞台になったアラーラは特殊な次元で、当初はナヤ、バント、グリクシス、エスパー、ジャンドという5つの断片に分かれていました。
これらの次元は元々は一つだったアラーラが5つに分かれた姿で、それぞれの次元が5色のうち2色のマナを完全に失っていました。(例えばバントは赤と黒のマナが存在していませんでした、そのため非常に穏やかで清廉な登場人物ばかりの次元でした)
ボーラスはこのアラーラの5つの断片の内、グリクシスに潜伏して何やら陰謀を張り巡らしているらしいというのがアラーラブロックの導入。(最も、当初はボーラスの存在は伏せられていたので”何者かがアラーラの各断片で色んな人物を操って不穏な事をしている”というのが正しい導入です)

ここで一旦、グリクシスに来るまでの間ボーラスが何をしていたのかを紹介しましょう。
どうも時のらせん以降、無限連合という次元を跨いで暗躍する組織を作り上げていたみたいです。
その本拠地は砂漠の次元とされていたので、おそらくそこが次回の次元”アモンケット”なのではないでしょうか?
グリクシスで潜伏していたボーラスですが、ここで一人のプレインズウォーカーと出会います。
それはエスパー次元出身のアーティファクト使いのプレインズウォーカー、テゼレット。
そこで彼を部下にしようとしましたが、逆に前述の無限連合を乗っ取られてしまいます。
その後テゼレットはボーラスへ対抗するため(と自分の欲望のため)にラヴニカ(10つのギルドが支配する近年マジックのホームのような立ち位置の次元)で精神魔法の使い手のジェイス(近年マジックの主人公PW、後のゲートウォッチメンバー)を育てていました。
が、ボーラスにはバレバレで、逆にジェイスに精神を壊されてしまいます。
その際にボーラスに肉体を回収され後に復活、それ以降はボーラスの部下として登場することに。

閑話休題。
本筋のアラーラでのボーラスの活躍に話を戻すとしましょう。
ボーラスは各断片の様々な人物を操って(方法は洗脳や力による支配、金銭など様々)工作員を仕立て上げました。
ここで抱き込んだ工作員の中にサルカン(ジャンドに住んでいたPW、ドラゴンを崇拝している。後のタルキールブロックの主人公)もいます。
工作員を仕立て上げてアラーラで一体何をしようとしているのか?
その目的はアラーラが再び一つになる時に現れる”大渦”というマナを成長させ、それを取り込むことで大修復以前の力を取り戻すことです。
実際にその陰謀は上手く行き、大渦も発生し断片間の戦争の影響で順調に成長。
すべてが計画通りに思えました。
だがそこはボーラス。
大渦を手に入れた最後の最後でアジャニ(断片の一つ、ナヤ出身のレオニンのPW。現ゲートウォッチ)も大渦の力を使って反撃。
ボーラスのコピーを作り出しボーラス対ボーラスが始まってしまいます。
この戦いでどっちが勝ったか?コピーが(或いはオリジナルが)どうなったのか?対消滅したのか?などは分かりませんが、少なくともどちらかが生き残り今も暗躍しています。

この後はアラーラを離れ、テゼレット、サルカンと二人の部下を使ってゼンディカー、ミラディン、カラデシュと(部下が)活躍する事になります。

次回、部下編へ続きます。

コメント

nophoto
maxa
2017年4月19日1:08

割りと最近MTGを始めたので過去のストーリーが知れるのはありがたいです。
次回も楽しみにしてます!

lotus petal
2017年4月19日1:10

>>maxaさん
コメントありがとうございます!頑張ります!

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