黒単霊基体
2017年2月22日 Magic: The Gathering
今回のデッキは”霊基体デッキ”。
カラデシュブロックで初登場し、ストーリー上の活躍で一躍人気者になった黒の新部族。
今回は≪金属ミミック≫と≪真夜中の随員≫という2種のロードを擁するこの部族でデッキを組んでいきます。
霊基体は黒の部族、≪禁制品の黒幕≫以外のカードは全て黒単色なので当然今回も黒単で行きます。
それではレシピをどうぞ!
土地 23枚
≪沼/Swamp≫ 23
クリーチャー 30枚
≪才気ある霊基体/Gifted Aetherborn≫ 4
≪豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury≫ 3
≪組織の密売人/Syndicate Trafficker≫ 4
≪復讐に燃えた反逆者/Vengeful Rebel≫ 4
≪真夜中の随員/Midnight Entourage≫ 4
≪武器作り狂/Weaponcraft Enthusiast≫ 4
≪不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan≫ 3
≪金属ミミック/Metallic Mimic≫ 4
インスタント 4枚
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 4
アーティファクト 3枚
≪石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork≫ 3
それでは1枚1枚を見ていきましょう。
≪才気ある霊基体≫
過去の記事でも幾度となく出てきた≪吸血鬼の夜鷲≫亜種。
このカードに限ったことではありませんが、霊基体は能力の方向性が皆バラバラです。
なので必然的にカードパワーの高いものから選択して採用していくことになります。
カードパワーで言ったらこのカードのそれは説明不要。当然の4枚採用です。
≪豪華の王、ゴンティ≫
4マナ2/3接死、CIPで相手のライブラリートップから4枚見て1枚を追放、その後(色指定は無視できます)マナコストを払えばそれを唱えることが出来るようになります。
対戦相手に依存した不安定な能力ですが、最低でも1枚分(滅多に起こりませんが土地4枚の場合は0になってしまいます)のハンドアドバンテージは確保してくれるのでそもそもの数が少ない霊基体の中では優秀。
レジェンダリーですがCIPがメインで、本体は接死持ちの壁として使い捨てることが多いのであまりデメリットにはなっていません。
≪組織の密売人≫
2マナ3/1、1マナとファクトをサクって+1/+1カウンターを1個ゲットしつつエンドまで破壊不能を得るクリーチャー。
攻撃偏重だが優秀なP/Tと恒常的に大きくなれる上に一時的な破壊不能持ちの強力な霊基体。
餌にするファクトは≪武器作り狂≫の製造で生まれたトークンがおススメです。
≪復讐に燃えた反逆者≫
紛争達成済みならCIPで-3/-3修正をばらまく3マナ霊基体。
条件付きとはいえ187クリーチャー、P/Tも3/2と及第点なので採用。
≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫とパーマネントをサクれる生物がいるので紛争が達成しやすいようになっています。
≪真夜中の随員≫
霊基体のロード。
霊基体限定で自軍全体に+1/+1修正、自分を含む霊基体が死ぬたびにライフ1ルーズに1ドローと除去のアフターケアも万全。
当然言うまでもなく全ての霊基体とシナジーを持っているのでフル投入。
≪武器作り狂≫
3マナ、製造2の霊基体。
製造は基本的に2体のトークン生成を選びます。
トークンはアーティファクトクリーチャーなので≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫共に破壊不能付与用のコストにすることが可能です。
また、稀に≪金属ミミック≫や≪石鍛冶の傑作≫を”霊気装置”に使うことで霊基体そのものよりも効率良く打点を生み出すことがあります。
≪不死の援護者、ヤヘンニ≫
相手クリーチャーが死ぬたび大きくなる速攻持ち2/2伝説のクリーチャー。
他のクリーチャーの命を食べることで破壊不能で生きながらえるストーリー再現の能力も。
≪組織の密売人≫と違い採用数の多い生物を餌にし、コストもマナが不要なので紛争の達成にはより向いていると言えます。
反面サイズアップには相手クリーチャーの死が必要なので≪組織の密売人≫よりもやや困難。
≪金属ミミック≫
戦場に出た時に部族一つを選び、その後に出したその部族に+1/+1カウンターを置いていく変則的なロード。
基本的に霊基体を宣言しますが、「初手に3枚≪武器作り狂≫がある。」といった状況なら霊気装置と言う事も。
アーティファクトクリーチャーなので最悪の時には≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫両方の餌にもできます。
≪致命的な一押し≫
マナコストを参照する紛争持ち1マナ除去。
非達成時には2マナ以下、達成時には4マナ以下とマナコストに対してかなりの範囲を誇ります。
サクリ台、死亡しやすい小型クリーチャーが多いことで紛争の達成は容易になっています。
≪石鍛冶の傑作≫
装備者を同部族の数だけ+1/+1修正する1マナ装備品。
デッキのクリーチャー全てが霊基体なので修正値の大きさはかなり期待できます。
≪金属ミミック≫と同じく≪武器作り狂≫のトークンの方が多い時は霊気装置に装備することも。
あらかじめ部族を宣言する必要のある≪金属ミミック≫と違い、戦場の状況を見て好きなクリーチャーに装備させることが出来るのでこちらの方がより現実的と言えます。
黒のクリーチャーらしからぬ哀愁と愛嬌で人気を博した霊基体。
今のところカラデシュの固有種ですがいつかまた他の次元でも見てみたいですね。
今回もありがとうございました。
カラデシュブロックで初登場し、ストーリー上の活躍で一躍人気者になった黒の新部族。
今回は≪金属ミミック≫と≪真夜中の随員≫という2種のロードを擁するこの部族でデッキを組んでいきます。
霊基体は黒の部族、≪禁制品の黒幕≫以外のカードは全て黒単色なので当然今回も黒単で行きます。
それではレシピをどうぞ!
土地 23枚
≪沼/Swamp≫ 23
クリーチャー 30枚
≪才気ある霊基体/Gifted Aetherborn≫ 4
≪豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury≫ 3
≪組織の密売人/Syndicate Trafficker≫ 4
≪復讐に燃えた反逆者/Vengeful Rebel≫ 4
≪真夜中の随員/Midnight Entourage≫ 4
≪武器作り狂/Weaponcraft Enthusiast≫ 4
≪不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan≫ 3
≪金属ミミック/Metallic Mimic≫ 4
インスタント 4枚
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 4
アーティファクト 3枚
≪石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork≫ 3
それでは1枚1枚を見ていきましょう。
≪才気ある霊基体≫
過去の記事でも幾度となく出てきた≪吸血鬼の夜鷲≫亜種。
このカードに限ったことではありませんが、霊基体は能力の方向性が皆バラバラです。
なので必然的にカードパワーの高いものから選択して採用していくことになります。
カードパワーで言ったらこのカードのそれは説明不要。当然の4枚採用です。
≪豪華の王、ゴンティ≫
4マナ2/3接死、CIPで相手のライブラリートップから4枚見て1枚を追放、その後(色指定は無視できます)マナコストを払えばそれを唱えることが出来るようになります。
対戦相手に依存した不安定な能力ですが、最低でも1枚分(滅多に起こりませんが土地4枚の場合は0になってしまいます)のハンドアドバンテージは確保してくれるのでそもそもの数が少ない霊基体の中では優秀。
レジェンダリーですがCIPがメインで、本体は接死持ちの壁として使い捨てることが多いのであまりデメリットにはなっていません。
≪組織の密売人≫
2マナ3/1、1マナとファクトをサクって+1/+1カウンターを1個ゲットしつつエンドまで破壊不能を得るクリーチャー。
攻撃偏重だが優秀なP/Tと恒常的に大きくなれる上に一時的な破壊不能持ちの強力な霊基体。
餌にするファクトは≪武器作り狂≫の製造で生まれたトークンがおススメです。
≪復讐に燃えた反逆者≫
紛争達成済みならCIPで-3/-3修正をばらまく3マナ霊基体。
条件付きとはいえ187クリーチャー、P/Tも3/2と及第点なので採用。
≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫とパーマネントをサクれる生物がいるので紛争が達成しやすいようになっています。
≪真夜中の随員≫
霊基体のロード。
霊基体限定で自軍全体に+1/+1修正、自分を含む霊基体が死ぬたびにライフ1ルーズに1ドローと除去のアフターケアも万全。
当然言うまでもなく全ての霊基体とシナジーを持っているのでフル投入。
≪武器作り狂≫
3マナ、製造2の霊基体。
製造は基本的に2体のトークン生成を選びます。
トークンはアーティファクトクリーチャーなので≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫共に破壊不能付与用のコストにすることが可能です。
また、稀に≪金属ミミック≫や≪石鍛冶の傑作≫を”霊気装置”に使うことで霊基体そのものよりも効率良く打点を生み出すことがあります。
≪不死の援護者、ヤヘンニ≫
相手クリーチャーが死ぬたび大きくなる速攻持ち2/2伝説のクリーチャー。
他のクリーチャーの命を食べることで破壊不能で生きながらえるストーリー再現の能力も。
≪組織の密売人≫と違い採用数の多い生物を餌にし、コストもマナが不要なので紛争の達成にはより向いていると言えます。
反面サイズアップには相手クリーチャーの死が必要なので≪組織の密売人≫よりもやや困難。
≪金属ミミック≫
戦場に出た時に部族一つを選び、その後に出したその部族に+1/+1カウンターを置いていく変則的なロード。
基本的に霊基体を宣言しますが、「初手に3枚≪武器作り狂≫がある。」といった状況なら霊気装置と言う事も。
アーティファクトクリーチャーなので最悪の時には≪組織の密売人≫、≪不死の援護者、ヤヘンニ≫両方の餌にもできます。
≪致命的な一押し≫
マナコストを参照する紛争持ち1マナ除去。
非達成時には2マナ以下、達成時には4マナ以下とマナコストに対してかなりの範囲を誇ります。
サクリ台、死亡しやすい小型クリーチャーが多いことで紛争の達成は容易になっています。
≪石鍛冶の傑作≫
装備者を同部族の数だけ+1/+1修正する1マナ装備品。
デッキのクリーチャー全てが霊基体なので修正値の大きさはかなり期待できます。
≪金属ミミック≫と同じく≪武器作り狂≫のトークンの方が多い時は霊気装置に装備することも。
あらかじめ部族を宣言する必要のある≪金属ミミック≫と違い、戦場の状況を見て好きなクリーチャーに装備させることが出来るのでこちらの方がより現実的と言えます。
黒のクリーチャーらしからぬ哀愁と愛嬌で人気を博した霊基体。
今のところカラデシュの固有種ですがいつかまた他の次元でも見てみたいですね。
今回もありがとうございました。
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