忍び寄る驚怖コントロール
忍び寄る驚怖コントロール
忍び寄る驚怖コントロール
今回のデッキは”忍び寄る驚怖コントロール”。
デッキのコンセプトは”≪エムラクールの囁き≫で相手に事故を起こし、≪忍び寄る驚怖≫で勝利する”です。

≪エムラクールの囁き≫は相手にランダムディスカード1枚、昂揚達成時には2枚と≪トーラックの賛歌≫相当の効果になります。
条件さえ達成できれば、少なくともスタンダードでは並ぶ物のない最強のハンデスです。

≪忍び寄る驚怖≫も自分のアップキープ毎にお互い1ディスカード、同じカードタイプなら3点ライフルーズをさせるハンデス系のエンチャント。
相手のハンドを減らしながらも戦場に出たこのカード単体で勝利できてしまう所が長所です。

まずはレシピをどうぞ!

土地 25枚
≪尖塔断の運河/Spirebluff Canal≫ 4
≪霊気拠点/Aether Hub≫ 4
≪詰まった河口/Choked Estuary≫ 4
≪凶兆の廃墟/Foreboding Ruins≫ 2
≪島/Island≫ 4
≪沼/Swamp≫ 4
≪山/Mountain≫ 3

クリーチャー 12枚
≪歩行バリスタ/Walking Ballista≫ 4
≪査問長官/Minister of Inquiries≫ 4
≪屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger≫ 4

インスタント 6枚
≪稲妻の斧/Lightning Axe≫ 4
≪餌食/To the Slaughter≫ 2

ソーサリー 8枚
≪エムラクールの囁き/Whispers of Emrakul≫ 4
≪正気の欠片/Shreds of Sanity≫ 2
≪ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise≫ 2

エンチャント 6枚
≪熱病の幻視/Fevered Visions≫ 3
≪忍び寄る驚怖/Creeping Dread≫ 3

プレインズウォーカー 3枚
≪反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance≫ 3

デッキの内容は兎に角”2、3ターン目に≪トーラックの賛歌≫と化した≪エムラクールの囁き≫を打ち込む”事を最優先しています。

≪査問長官≫、≪稲妻の斧≫、≪歩行バリスタ≫はそのためのカードです。

≪査問長官≫はエネルギー1個とタップでプレイヤーのライブラリートップからカードを3枚墓地へ落とすことが出来ます。
1マナクリーチャーなので1ターン目に出すことが出来れば昂揚の達成に大きく貢献してくれるでしょう。

≪稲妻の斧≫は追加コストで5マナかハンド1枚を要求するので墓地のカードの種類を増やすことが出来ます。
このカード自体がインスタント呪文なので、解決時には墓地に落としたカードタイプにプラスでインスタントも増えるという点がいいですね。

≪歩行バリスタ≫はアーティファクト・クリーチャーでありながらX=0で死に出しして昂揚達成を助けることが出来るので採用。
2ターン目に昂揚達成済み≪エムラクールの囁き≫を撃つには
1、≪査問長官≫で落とした3枚が”アーティファクト、クリーチャー以外の何か”+”アーティファクト、クリーチャー以外のそれに被らないもの”+”アーティファクト兼クリーチャー”
2、≪稲妻の斧≫でインスタント、クリーチャー、アーティファクト以外の何かを捨てる、X=0でバリスタ自壊
の2パターンしか存在しないので必須カードです。
勿論皆さんご存知の通り単体でも超強力なので、上記のパターン以外の場合は普通に唱えればそのまま勝つことも。

≪正気の欠片≫は撃ち終えた≪エムラクールの囁き≫を回収しながらも墓地を肥やすことが出来る優秀なスペル。

≪屑鉄場のたかり屋≫は墓地から自力でリアニメイトできるので、墓地を肥やすこのデッキのカード達とのシナジーを持っています。
アーティファクト・クリーチャーなのもグッド。

≪熱病の幻視≫は一見コンセプトと合わないようにも見えますが、ハンドが無くなった後に≪忍び寄る驚怖≫のライフルーズで勝利するための補完になります。
ハンデスの宿命ともいえる、終盤になればなるほど(相手のハンドが無くなれば無くなるほど)死に札になる現象も防いで(?)くれます。
単純にドローソースとしても優秀。

細部は違いますがかつての≪拷問台≫と≪トーラックの賛歌≫が同居していたデッキを思い出しますね。
下環境でヒムを経験したことのない方はこのデッキで体験してみては?
今回もありがとうございました。

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